Studio ガイド

最終更新日時 2025年3月25日

手動テスト用のテストケースを使用する

Test Manager インスタンスと Studio プロジェクトとの接続を確立したら、[テストエクスプローラー] パネルに移動できます。まず、関連付けられたプロジェクト内の手動テストをローコードのテストケースまたはコード化されたテストケースに変換できます。次に、Autopilot^TM を活用した AI 機能を使用して、コード化されたテストケースを作成できます。必要に応じて、[テストエクスプローラー] パネルでテストケースをダブルクリックし、テストケースを自動化する前に Test Manager でこれらの手動テストを確認できます。

AI を使用してテストケースを生成する

Autopilot^TM を活用した生成 AI を使用して、完全に自動化されたテストケースを生成できます。

AI を使用してコード化されたテストケースを生成する

開始する前に、コード化されたテストケースを効果的に生成するために、AI を活用したテストオートメーションのベストプラクティスを確認してください。

前提条件:

Studio を Test Manager プロジェクトに接続する
オブジェクトリポジトリ内に、手動テストの UI 要素を反映する要素を作成する。
注: Autopilot では、オブジェクトリポジトリの要素を使用して、テストステップで UI 要素を自動化します。要素は、API で IElementDescriptors として使用されます。

コード化されたテストケースは、Studio IDE または [テストエクスプローラー] パネルから生成できます。

Studio IDE からコード化されたテストケースを生成するには、コード化されたテストケースを新しく作成し、Autopilot を使用してそのテストケース用のコードを生成します。コードを生成する方法について詳しくは、「コードを生成する」をご覧ください。

[テストエクスプローラー] パネルからコード化されたテストケースを生成するには、次の手順を実行します。

[テストエクスプローラー] パネルで [手動テスト用のテストケース] を選択して、オートメーションに変換できる手動テスト用のテストケースを表示します。
手動テスト用のテストケースを右クリックし、[Autopilot を使用してコード化されたテストケースを生成] を選択します。
この結果、UiPath API を使用して手動テスト全体を自動化するためのコードを生成する、コード化されたテストケースが作成されます。手動ステップは、テストケースの先頭にコメントとして表示されます。

AI を使用したローコードテストケースの生成

開始する前に、ローコードのテストケースを効果的に生成するために、AI を活用したテストオートメーションのベストプラクティスを確認してください。

前提条件:

Studio を Test Manager プロジェクトに接続する
オブジェクトリポジトリ内に、手動テストの UI 要素を反映する要素を作成する。
注: Autopilot では、オブジェクトリポジトリの要素を使用して、テストステップで UI 要素を自動化します。

ローコードのテストケースは、デザイナーパネルまたは [テストエクスプローラー] パネルから生成できます。

[テストエクスプローラー] パネルからローコードのテストケースを生成するには、次の手順を実行します。

[テストエクスプローラー] パネルで [手動テスト用のテストケース] を選択して、オートメーションに変換できる手動テスト用のテストケースを表示します。
手動テスト用のテストケースを右クリックして、[Autopilot を使用してテストケースを生成] を選択します。
この結果、アクティビティを使用して手動テスト全体のオートメーションを生成する、ローコードのテストケースが作成されます。

デザイナーパネルからローコードのテストケースを生成するには、次の手順を実行します。

空のローコードのテストケースを開き、デザイナーパネルから [Autopilot で生成] を選択します。
[注釈テキストを入力] フィールドが表示され、指示を入力できます。
必要なテストステップを入力し、[生成] を選択してテストケースの生成をトリガーします。
必要に応じて指示を保存し、後で戻ることができます。指示を保存する場合は、[保存] をクリックします。

注: これらのステップは、[実行] ブロック内や他のアクティビティの本体内でアクティビティを作成する場合に使用できます。

図 1. [注釈テキストを入力] フィールドでの Autopilot への指示の入力

アクティビティを 1 つ生成するには、次の手順を実行します。

[アクティビティを追加] を選択するか、ショートカット Ctrl + Shift + T を使用して Studio の検索バーを開きます。
Studio の検索バーに指示を入力します。
検索バーのリストの最後にある [Autopilot で生成] を選択します。
このコマンドを使用すると、自然言語を使用して、入力に基づいてテストステップを含むオートメーションステップを生成できます。

手動テストケースからコード化されたテストケースを作成する

手動テストからコード化されたテストケースを作成できます。これにより、Studio は手動テストの名前を使用してコード化されたテストケースを生成します。

前提条件:

Test Manager に接続します。
- Studio のヘッダーで、[Test Manager] をクリックします。
- [Test Manager の設定] をクリックします。
- お使いの Test Manager インスタンスのベース URL を入力して [接続] をクリックします。
- [既定のプロジェクト] で、作業対象のプロジェクトを選択します。このプロジェクトに、変換する手動テストが含まれている必要があります。

手順

[テストエクスプローラー] パネルを開きます。
既定のプロジェクトのテストケースのリストで、手動テスト用のテストケースを右クリックします。
[コード化されたテストケースを作成] をクリックします。
結果: 手動テストと同じ名前の、新しいコード化されたテストケースが自動的に作成されます。このコード化されたテストケースでは、手動ステップがコメントとして表示されます。

手動テストケースからローコードのテストケースを作成する

手動テストからローコードのテストケースを生成し、手動ステップを [コメント] アクティビティとして表示できます。

手順

Studio を Test Manager プロジェクトに接続する。
[テストエクスプローラー] パネルで [手動テスト用のテストケース] を選択して、ローコードのテストケースに変換できる手動テストケースを表示します。
手動テスト用のテストケースを右クリックし、[テストケースを作成] を選択します。
この結果、手動ステップが [コメント] アクティビティとして XAML ファイル内に配置されたローコードのテストケースが作成されます。