サポートされている SAP WebGUI 要素

SAP インターフェイスには、このページで例示される、操作に使用できるさまざまな固有のコントロールが含まれています。

注: UiPath.UIAutomation.Activities パッケージに含まれるすべてのアクティビティを使用して、オートメーション プロジェクトを作成できます。

SAP ボタン

SAP WebGUI ウィンドウで使用される、任意のボタンを表します。複数の種類があり、それぞれが特定の要素によって定義されます。

アイコン

アイコンは、テキスト ラベルを表示しない対話型ボタンです。

プッシュ ボタン

プッシュ ボタンは、アプリケーションのコマンドに直接アクセスする単純な UI 要素です。

ラジオ ボタン

ラジオ ボタンは一連のオプションを示します。リストには、少なくとも 2 つのラジオ ボタンがあり、そのうち 1 つだけ選択できます。

ラジオ ボタンのフラッシュ

ボタンを選択すると、新しいフィールドが利用可能になります。

ボタンは、[クリック]、[テキストを取得]、または [属性を取得] (モダンおよびクラシック) アクティビティを使用して操作できます。

SAP 入力フィールド

ユーザー入力を受け付ける専用のフィールドを示します。

入力フィールドは、[文字を入力] アクティビティを使用して操作できます。

SAP ドロップダウン リスト

ドロップダウン リストを使用すれば、事前に設定したリストから項目を選択できます。

リストの項目は、[項目を選択] アクティビティを使用して操作できます。

SAP ABAP リスト

ABAP リストの項目は [クリック] アクティビティで操作できます。

SAP チェックボックス

チェックボックス要素は、複数の選択肢のリストを示します。1 つまたは複数を選択するか、まったく選択しないかを選べます。

チェックボックスは、[クリック] アクティビティを使用して操作できます。

SAP メニュー

SAP メニューの項目を選択できます。

SAP の [メニュー項目を選択] アクティビティを使用して、画面上で使用可能なすべての SAP メニュー項目のリストを取得できます。メニュー、サブメニュー、またはツール バーを自動化するには、個々のコントロールではなく、コンテナー要素全体を指定する必要があります。

SAP ツリー

SAP ツリーは、ツリー構造に体系化された要素のリストを表します。SAP ツリーには数種類のコントロールが用意されています。

• 単純ツリー
  
  

  

  
  
• リスト ツリー
  
  

  

  
  
• 列ツリー
  
  

  

  
  

SAP ツリー コントロールのすべての種類において、ノードや項目の操作に [クリック] や [テキストを取得] アクティビティを使用できます。

SAP WebGui ツリーを指定したセルまで展開するには、[ツリーを展開] アクティビティを使用します。

SAP ツールバー

SAP ツールバーは、操作可能な一連のボタンを表します。

SAP には複数の種類のツールバーがあります。現在、以下の種類がサポートされています。

• SAP システムのツールバー
  
  

  

  
  
• SAP ジェネリック オブジェクト サービス
  
  

  

  
  

ツールバー上のボタンは、[ツールバー ボタンをクリック] アクティビティを使用して操作できます。

SAP GOS の場合、SAP の [メニュー項目を選択] を使用することもできます。

SAP コンテキスト メニュー

コンテキスト メニューに表示される項目のリストを表します。親コンテキスト メニュー内では、複数の子テキスト メニューを使用できることに注意してください。

SAP のコンテキスト メニューは [クリック] アクティビティで操作できます。

SAP 画像

SAP WebGUI に画像を表示します。

画像は、[クリック] アクティビティを使用して操作できます。

SAP テキスト編集

SAP テキスト編集コントロールは、編集可能なテキスト フィールド/エディターを表します。

次のアクティビティを使用して、このコントロールを操作できます。

• テキスト フィールドに使用する[文字を入力] アクティビティ
• ホットキー対応のボタンに使用する [ホットキーを押下] アクティビティ、およびボタンに使用する [メニュー項目を選択] または [クリック] アクティビティ。

SAP ダイアログ・ボックス

ボタンやテキスト メッセージなど、SAP の各種コントロールを含むポップアップ ウィンドウを表します。

ダイアログ ボックス内のセレクターは、それらが表す要素に従って生成されます。

[閉じる] ボタンでダイアログ ボックスを閉じるには、AA 要素検出フレームワークが必要です。

ダイアログ ボックスは、[クリック] アクティビティを使用して操作できます。

SAP の F4 編集ボタン

SAP インターフェイスでは、F4 キーは、画面上の特定のフィールドに対して入力可能な値に関する情報を取得するために使用でき、[編集] ボタンとして機能します。

このコントロールは、[ホットキーを押下] アクティビティを使用して操作できます。

注: モダン [キーボード ショートカット] アクティビティは、無効なコントロールに対しては機能しません。

SAP テーブル コントロール

SAP では複数の種類のテーブルを使用できます。最も一般的に使用されるのは、標準 (既定) テーブルです。SAP テーブルとその内容を操作するには、[クリック]、[テキストを取得]、[文字を入力]、[チェック] アクティビティを使用できます。

SAP ステータスバー

SAP WebGUI ウィンドウ下部の、メッセージが表示される領域を示します。

SAP の [ステータス バーを読み取り] アクティビティを使用して、SAP のステータス バーからメッセージの種類とテキストを抽出できます。