- リリース ノート
- 基本情報
- セットアップと構成
- オートメーション プロジェクト
- 依存関係
- ワークフローの種類
- 制御フロー
- ファイルの比較
- オートメーションのベスト プラクティス
- ソース管理との連携
- デバッグ
- ログ
- 診断ツール
- ワークフロー アナライザー
- ワークフロー アナライザーについて
- ST-DBP-002 - 多数の引数
- ST-DBP-003 - 空の catch ブロック
- ST-DBP-007 - 複数のフローチャートレイヤー
- ST-DPB-010 - [ワークフロー] または [テスト ケース] の複数のインスタンス
- ST-DBP-020 - 未定義の出力プロパティ
- ST-DBP-021 - ハードコードされたタイムアウト
- ST-DBP-023 - 空のワークフロー
- ST-DBP-024 - 永続性アクティビティの確認
- ST-DBP-025 - 変数のシリアル化の前提条件
- ST-DBP-026 - [待機] アクティビティの使用
- ST-DBP-027 - Persistence のベスト プラクティス
- ST-DBP-028 - 引数のシリアル化の前提条件
- 変数
- 引数
- インポートされた名前空間
- コード化されたオートメーション
- トリガーベースの有人オートメーション
- レコーディング
- UI 要素
- セレクター
- オブジェクト リポジトリ
- データ スクレイピング
- 画像とテキストの自動化
- Citrix テクノロジの自動化
- RDP の自動化
- VMware Horizon の自動化
- Salesforce の操作の自動化
- SAP のオートメーション
- macOS UI Automation
- ScreenScrapeJavaSupport ツール
- Webdriver プロトコル
- 拡張機能
- Test Suite - Studio
- トラブルシューティング
Windows - レガシに対応するプロジェクトについて
Studio v2021.10 で .NET ベースのプロジェクトがサポートされ、ターゲット フレームワークに基づくプロジェクトの対応 OS という概念が導入されました。v2021.10 より前のリリースでは、すべてのプロジェクトで .NET Framework 4.6.1 が使用されていましたが、Studio v2021.10 以降では、Windows - レガシ対応のプロジェクト (.NET Framework 4.6.1) を作成するか、.NET ベースの Windows およびクロスプラットフォーム対応のプロジェクトを作成するかを選択できます。
新しいプロジェクトの既定の対応 OS が Windows に変更されました。今後も Windows - レガシ プロジェクトは引き続きサポートされますが、新機能を利用できるのは Windows とクロスプラットフォーム対応のプロジェクトだけになります。
たとえば、Studio v2022.10 で導入された以下の機能は、Windows - レガシ プロジェクトでは利用できません。
- データ マネージャーでグローバル変数と定数を作成するためのサポート。
- クロスプラットフォーム プロジェクト、およびWindows プロジェクト内の一部のアクティビティでの新しいデザイン エクスペリエンス。
- ライブラリから生成されるアクティビティのレイアウトをカスタマイズする機能。
ユーザーは、Backstage ビューから Windows またはクロスプラットフォームに対応した新しいプロジェクトしか作成できませんが、組織はガバナンス ポリシーを使用して [使用できる対応フレームワーク] を設定することで、Windows - レガシ プロジェクトの作成オプションを復元できます。今後の変更に関する最新情報は、「非推奨化のタイムライン」をご覧ください。
Windows - レガシ プロジェクトの編集、パブリッシュ、および実行は、今後のリリースでも引き続きサポートされます。つまり、他の Windows プロジェクトやクロスプラットフォーム プロジェクトと同様にプロジェクトを開いて編集できます。既存の Windows - レガシ プロジェクトを開くと、ウィンドウの上部にメッセージが表示されます。
Studio には組み込みの変換ツールが付属しており、このツールを使用すると、Windows - レガシ プロジェクトを Windows プロジェクトに変換できます。
プロジェクトを Windows に変換すると、次のようになります。
- プロジェクト依存関係は、次のルールに基づいて管理されます。
- 設定されているパッケージ ソースに同じバージョンのパッケージが存在する場合、Windows - レガシ プロジェクトで使用されているバージョンは変更されません。
- 同じバージョンのパッケージが存在しない場合、Windows - レガシ プロジェクトで使用されているバージョンは、最も近いバージョンの最高のパッチに変更されます。
- すべてのアクティビティとプロパティは、変換後のプロジェクトでも保持されます。
- Windows - レガシ プロジェクトと Windows プロジェクトで異なる名前空間は更新されます。
-
Windows プロジェクトで必要な名前空間が追加され、Windows - レガシ プロジェクトでのみ使用されている名前空間は削除されます。
注: Windows レガシ ライブラリが依存関係としてインストールされているプロセスの場合、プロセスを変換する前に、Windows レガシ ライブラリを変換して再パブリッシュしてください。
レガシ プロジェクトを Windows 対応のプロジェクトに変換するには、以下の手順を実行します。
-
Windows - レガシ プロジェクトを Studio で開き、1 つの Studio インスタンスでのみ開いていることを確認します。
-
[プロジェクト] パネルでプロジェクト ノードを右クリックし、[Windows に変換] を選択します。新しいウィンドウが表示されます。
-
変換方法を選択します。
- Windows 対応のプロジェクトを使用して現在のプロジェクトのコピーを作成し、元の Windows - レガシ プロジェクトを保持するには、[新しいプロジェクトを作成する] を選択します。新しいプロジェクトの名前、作成する場所、および任意で説明を入力します。
- 既存のプロジェクトを更新して Windows 対応のプロジェクトに変換するには、[新しいプロジェクトを作成する] チェックボックスをオフにします。このオプションを選択した場合、プロジェクトに加えた変更は元に戻せません。
- [変換] をクリックします。
変換後に、依存関係の問題により未解決のアクティビティが発生した場合、それぞれのアクティビティの上部にそのアクティビティが見つからないか、読み込めなかったことを示すメッセージが表示されます。各メッセージでは、アクティビティの表示名、名前空間、プロパティとその値に関する情報を確認できます。[置換] をクリックすると代替アクティビティを検索し、存在しないアクティビティや無効なアクティビティを置換します。詳しくは、「存在しないか無効なアクティビティ」をご覧ください。
既知の制限事項
- 以下の式は Windows プロジェクトに対応していないため、Windows - レガシ プロジェクトを Windows プロジェクトに正常に変換するには手動で変更する必要があります。
Windows - レガシの構文 Windows の構文 {}
new Object() {}
{task_output.Id.ToString,task_action,now,I_comment}
new Object() {task_output.Id.ToString,task_action,now,I_comment }
- プロジェクトの変換前に機能していた他の式によって生成された検証エラーを解決するには、キーボード ショートカット Ctrl + X を使用して式を切り取り、Ctrl + C を使用してアクティビティ フィールドに貼り付け直します。
- [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティで、反復処理する値を持つ変数に「expression」という名前を付けると、コンパイル エラーが発生します。