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Studio ガイド
Last updated 2024年10月2日
ネイティブ RDP の自動化の仕組み
UiPath リモート ランタイム コンポーネントと Windows リモート デスクトップ拡張機能のインストールが完了すると、リモート デスクトップ マシン上のアプリケーションの個々の UI 要素がネイティブで検出されます。
これは、リモート デスクトップ マシンで開いたメモ帳用に生成されたセレクターの外観です。
<rdp app='mstsc.exe' cls='TscShellContainerClass' title='* - Remote Desktop Connection' />
<wnd app='notepad.exe' cls='Notepad' title='Untitled - Notepad' />
<rdp app='mstsc.exe' cls='TscShellContainerClass' title='* - Remote Desktop Connection' />
<wnd app='notepad.exe' cls='Notepad' title='Untitled - Notepad' />
ローカル アプリケーションとして開かれるメモ帳に対して生成されたセレクターは、次のようになります。
<wnd app='notepad.exe' cls='Notepad' title='Untitled - Notepad' />
<wnd app='notepad.exe' cls='Notepad' title='Untitled - Notepad' />
2 つのセレクターの唯一の違いは、対応する RDP 接続のすべての詳細を含む
<rdp>
タグです。リモート デスクトップ マシンで開かれたアプリケーションから UI 要素を選択すると、自動的に追加されます。
ネイティブ RDP サポートにより、次が可能です。
- リモート デスクトップ マシンで開かれたアプリケーションのセレクターを生成する。
- UiPath.UIAutomation.Activities パッケージのアクティビティ ([クリック]、[文字を入力] など) を使用する。
- マウスとキーボードのイベント監視系のアクティビティを使用する。
- データや画面スクレイピング ウィザードを使用する。
- ブラウザーを自動化する。
UiPath リモート ランタイムはリモート デスクトップ マシンにインストールされ、Windows リモート デスクトップ拡張機能はクライアント マシンにインストールされます。コンポーネント間の通信はリモート デスクトップ プロトコルを介して行われます。詳しくは、「リモート ランタイム アーキテクチャ」をご覧ください。