GIT integration in Studio requires the Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015, 2017, 2019, and 2022. Check the Software Requirements page.
GIT への認証
Studio 内の認証方法は、GIT リポジトリのクローニングに HTTPS または SSH のどちらの方法を使用するかによって異なります。GitHub を使用している場合は、どちらを使用すべきかを、このページで確認してください。
注:
- Studio で入力する Git の資格情報は、Windows 資格情報マネージャーに保存されます。
- 現在、Studio と連携している Git では、サービスへのサインインによって認証する場合、GitHub に対してのみ 2 要素認証がサポートされます。その他のツールについては、パーソナル トークンによる SSO 認証方式を使用するか、基本アクセス認証方式を使用してください。
現在のガイドでは、GitHub リポジトリに対する認証手順を詳述していますが、Studio での Git の統合は、このサービスに限られているわけではありません。
HTTPS による方法
HTTPS を使ってはじめてリモート Git リポジトリをクローニングする場合や現在のプロジェクトを既存の Git リポジトリにコピーする場合、Git の資格情報を指定する必要があります。これらの資格情報は、[資格情報を使用] フィールドに入力します。


以下のオプションを使用して認証できます。
- GitHub でサインイン - GitHub アカウントでサインインします。
- ユーザー/パスワード - ユーザー名とパスワードを入力します。
- トークン - ユーザー名と個人用アクセス トークンを入力します。
このページで解説している手順に従い、GitHub リポジトリの GIT トークンを生成します。
重要:
[GitHub でサインイン] オプションは github.com でホストされるリポジトリにのみ使用でき、この機能を使用するには、組織またはアカウントに UiPath GitHub App がインストールされている必要があります。
SSH による方法
SSH を使ってはじめてリポジトリをクローニングする場合や現在のプロジェクトを既存の GIT リポジトリにコピーする場合、秘密キーを使用するオプションがあります。


[秘密キーのパス] と [パスワード] を入力して、[開く] をクリックすることで、リモート Git リポジトリがクローニングされます。GitHub リポジトリの SSH キーを生成するには、こちらの詳細な手順をご覧ください。
認証に失敗した場合
HTTPS による方法
G リポジトリを複製するときに、指定した資格情報に誤りがあると、[資格情報を入力] ウィンドウに [認証に失敗しました] というメッセージが表示されます。


正しい資格情報を入力し、再度試してください。たとえば、Git Bash を使用してリポジトリのクローンをリモートで作成し、ユーザー名とパスワードが正しいかどうかを確認することもできます。
以下の図は、HTTPS 経由でリポジトリをクローンしようとして、誤ったパスワードを入力してしまった例です。Git Bash のウィンドウに、資格情報に誤りがあったことが示されています。


SSH による方法
SSH を介した認証に失敗すると、次の [資格情報を入力] ウィンドウが表示されます。


正しい秘密キーのパスとパスワードを入力し、再度試してください。たとえば、Git Bash を使用してリポジトリのクローンをリモートで作成し、トークンやパスワードが正しいかどうかを確認することもできます。
以下の図は、SSH 経由でリポジトリのクローンを作成しようとしたものの、アカウントにパブリック SSH キーが設定されていなかった例です。


リモート Git リポジトリの複製
- [チーム] タブで、[リポジトリを複製] を選択します。[リモート Git リポジトリを複製] ウィンドウが開きます。
- [HTTPS を使用] または [SSH を使用] を選択します。
- [リポジトリ URL] に入力します。また、空の [チェックアウト ディレクトリ] を選択します。
- [資格情報を使用]/[キーを使用] を選択して認証を設定します (GitHub でのサインイン、ユーザーとパスワードの入力、HTTPS のユーザーとトークンの入力、SSH の秘密キーのパスとパスワードの入力)。
- [開く] をクリックすると、Studio はこのプロジェクトをデザイナー パネルで開きます。
- [開く] ウィンドウで
project.json
ファイルを選択して、Studio で開きます。
Git リポジトリをローカルの作業ディレクトリに複製すると、.git
サブディレクトリが作成され、ここに必要な Git メタデータが格納されます。メタデータには、オブジェクトのサブディレクトリ、参照、テンプレート ファイルが含まれます。さらに、現在チェックアウト中の確定を指し示す HEAD
ファイルも作成されます。
プロジェクトの Git への追加
「Git Init (Git の初期化)」機能は、現在のプロジェクトをローカル Git リポジトリに追加します。[チーム] タブ、またはステータス バーからコマンドにアクセスします。
- Studio でプロジェクトを作成するか、開きます。[スタート] タブ > [チーム] をクリックします。[チーム] タブが表示されます。
- [Git Init] ボタンをクリックして、リポジトリを初期化するパスを選択します。この場所は、プロジェクトまたは親フォルダーと同じになることがあります。[変更をコミット] ウィンドウが開きます。


- [変更されたファイル] セクションに、Git リポジトリに追加されるプロジェクト ファイルが表示されます。追加しないファイルの隣にあるチェックボックスをオフにするか、[すべて選択] または [選択しない] を使用します。
- バージョン管理されていないファイルをリストに追加するには、[バージョン管理されていないファイルを表示] ボックスのチェックをオンにします。
[コミット メッセージ] を作成します。[コミット] ボタンをクリックすると、ローカルの Git リポジトリへの変更がコミットされます。
When a project is added to GIT, the context menu in the Project panel includes GIT-specific options. For more information, see Context Menu Options for GIT.
Git への確定とプッシュ
- 同じ [変更をコミット] ウィンドウで、[コミットしてプッシュする] ボタンをクリックすると、変更がコミットされ、リモート リポジトリにプッシュされます。この [リモートの管理] ウィンドウが表示されます。このウィンドウは、ステータス バーからも使用できます。


- [名前] セクションに、リモート リポジトリの名前を入力します。
- [URL] セクションで、リモート URL を追加します。
追加したリポジトリに変更を加える場合には、エントリをクリックして、名前と URL を変更し、[更新] ボタンをクリックします。完了したら、[追加]、[保存] の順にクリックします。次のメッセージ ボックスが開きます。このメッセージは、ローカル リポジトリがリモート リポジトリと同期されていないことを示しています。


- [リモート コンテンツを上書きする] ボタンをクリックすると、ファイルのローカル バージョンをリモート リポジトリにプッシュして、リモート リポジトリのファイルを上書きします。
- [プル (リベース)] ボタンをクリックすると、リモート ファイルがプルされ、現在のブランチがリベースされます。
- [キャンセル] ボタンをクリックすると、操作全体がキャンセルされます。
プッシュされていない変更の数および新しく追加されたファイルが、ステータス バーに表示されます。 アイコンをクリックして [変更をコミット] ウィンドウを開くか、
アイコンをクリックして変更をプッシュします。
注:
外部エディターでソース管理に追加されたプロジェクトのファイルを編集する場合は、[プロジェクト] パネルの [更新]
をクリックすると、変更内容が [プロジェクト] パネルとステータス バーに表示されます。
前回の確定の変更
Studio と連携している Git には、[コミットを修正] オプションがあります。前回確定したものを、プッシュする前に変更することができます。
- [プロジェクト] パネルで、変更したファイルを右クリックして、[コミット] を選択します。[変更をコミット] ウィンドウが表示されます。


- [コミットを修正] ボックスのチェックをオンにすると、前回のコミット メッセージが、確定されたファイルとともに表示されます。現在のファイルと前回のコミット間の変更点を表示させるには、[変更を表示] オプションを使用します。
- コミット メッセージを変更して、含めるファイルを選択します。[コミットしてプッシュする] ボタン、または [コミット] ボタンをクリックします。
保留中の変更を元に戻す
Studio では、バージョン管理されているファイルで行った変更を元に戻すことができます。ただし、この操作は、ファイルを確定してリモートリポジトリにプッシュする前にのみ有効です。
ローカル リポジトリで変更を行った後に、Git コンテキスト メニューで [元に戻す] をクリックすると、[保留中の変更を元に戻す] ウィンドウが開きます。


ファイルの隣にあるチェックボックスをオンにして、[元に戻す] をクリックします。これらのファイルは、変更前のステートに戻ります。
注:
[元に戻す] は、バージョンを付けられていないファイルには対応していません。新規ファイルを作成して、[元に戻す] を選択しても、そのファイルはプロジェクトから削除されません。プロジェクト ツリーに追加された新規ファイルは、手動で削除しないかぎり残ります。
Git プロジェクトへのコピー
ステータス バーと Studio の Backstage ビューの [Git にコピー] ボタンを使用すると、現在のプロジェクトが既存の Git リポジトリにコピーできます。
コピーするには、Studio でプロジェクトを開くか、作成します。[チーム] タブで、[Git にコピー] をクリックして、マシンにある既存の Git リポジトリ フォルダーを選択します。プロジェクトがローカル Git リポジトリに追加され [Git にコピー] メッセージ ボックスが開きます。


- [はい] を選択すると、新しい場所からプロジェクトが開きます。[変更をコミット] ウィンドウが開きます。[コミット メッセージ] を入力して、[コミットしてプッシュする] をクリックするか、[コミット] をクリックします。
- [いいえ] を選択すると、Studio のユーザー インターフェイスに戻ります。
ブランチの作成と管理
Add and manage branches from the Manage Branches window. To access it, either right-click the project node or a file in the Project panel and select Manage Branches, or use the branch menu in the status bar.


- ブランチを追加するには、次の操作を行います。
- Select a branch in the table, and then click Plus
at the top of the window.
- ブランチの名前を入力し、[branch_name からブランチを作成] をクリックして、[保存] をクリックします。
ブランチがリストに追加されます。
- Select a branch in the table, and then click Plus
- To refresh the list of branches, click Refresh
at the top of the window.
- To delete a local branch, select it, and then click Delete
at the top of the window.
- ブランチを管理するには、任意のブランチを右クリックして、メニューからいずれかのオプションを選択します。
- [ブランチをチェックアウト] オプションは、選択したブランチに切り替えます。
- [リベース] オプションは、現在のブランチを選択したブランチにリベースします。
- [マージ] オプションは、選択したブランチを現在のブランチにマージします。
ブランチを GIT リモートリポジトリのマスターにマージするには、マスターブランチを Studio 内でチェックアウトさせた後、修正されたブランチをマスター内にマージする必要があります。
- To switch between branches, open the
branch menu in the status bar, and then select the branch to switch to from the list of recently checked out branches.
コミット履歴を表示する
プロジェクトのコミット履歴、またはプロジェクト内の特定のファイルまたはフォルダーのコミット履歴を表示するには、[プロジェクト] パネルでプロジェクト ノード、ファイル、またはフォルダーを右クリックして、[履歴を表示] を選択します。[履歴] ウィンドウが開き、選択したファイル、フォルダー、またはプロジェクトの既存のリビジョンのリストが表示されます。ウィンドウ上部の表に、コミットごとにコミット ハッシュ、メッセージ、作成者、および日付が表示されます。ウィンドウ下部の [詳細] タブと [変更箇所] タブで、選択したコミットの詳細を確認できます。


ファイルの 2 つのバージョンを比較する
同じファイルの 2 つのバージョンを比較する場合は、以下の手順を実行します。
- ファイルの履歴を開いた場合は、[履歴] ウィンドウでコミットを右クリックして、[以前のものと比較]、[ローカルと比較]、または [最新のものと比較] を選択します。
- フォルダーまたはプロジェクトの履歴を開いた場合は、[履歴] ウィンドウでコミットを選択し、[変更箇所] タブでファイルをダブルクリックして、前のバージョンと比較します。
以前のコミットからブランチを作成する
特定のコミットからブランチを作成するには、以下の手順を実行します。
- [履歴] ウィンドウでコミットを右クリックして、[ブランチを作成] を選択します。
- [ブランチを作成] ウィンドウで、以下を実行します。
- 新しいブランチの名前を入力します。
- 新しいブランチもチェックアウトするには、[作成後にチェックアウト] オプションが選択されていることを確認します。
- [OK] をクリックします。
競合の解決
Studio と連携している Git には、[リベース] コマンドや [プッシュ] コマンドの実行中に発生する競合を解決する機能があります。これは、[変更をコミット] ウィンドウから使用できます。
Studio がローカル ファイルとリモート リポジトリ内のファイルとの間で競合を検出した場合は常に、[コンフリクトを解決] ウィンドウが表示されます。


このウィンドウは、同じファイルのリモート バージョンとローカル バージョンの間の変更を表示するファイル差分検出ウィンドウに類似しています。
下表は、[コンフリクトを解決] ウィンドウで利用できるオプションの一覧です。
オプション | 説明 |
---|---|
左を選択 | 左に表示されている、プッシュ先となるリモートリポジトリに含まれるファイルを選択します。 |
右を選択 | 右に表示されている、プッシュ対象となるローカル リポジトリに含まれるファイルを選択します。 |
保存 | 左または右のファイルを選択したら、[保存] をクリックします。 |
キャンセル | 操作をキャンセルして、[コンフリクトを解決] ウィンドウを終了します。 |
前へ | 比較しているファイルの前の変更に移動します。 |
次へ | 比較しているファイルの次の変更に移動します。 |
すべて折りたたみ |
|
すべて展開 |
|
Git からの切断
Studio の Backstage ビューの [チーム] タブでは、次の 2 つの場合に [切断] オプションを使用できます。
- プロセスをローカル Git リポジトリとして初期化します。新しいプロセスを作成して、[Git Init] を使用してローカル Git リポジトリに追加してから、[切断] を使用してサブバージョンタグを削除します。
- 親プロジェクトと子プロジェクトを含む Git リポジトリで [切断] をクリックすると、サブバージョン タグを削除できます。
- 子プロジェクトを切断すると、開かれているプロジェクトを含む Git リポジトリ全体がソース管理から切断されます。Studio に、切断を実行する前に確認を求めるメッセージ ボックスが表示されます。
署名を変更する
Git コミットの署名は、[チーム] タブ > [署名を変更] から変更できます。名前とメール アドレスを入力し、[OK] をクリックします。
資格情報を変更する
リモート リポジトリへの接続に使用した資格情報を更新するには、以下の手順を実行します。
- ステータス バーの
ブランチ メニューから [リモートを管理] を選択します。
- [リモートを管理] ダイアログでリモート リポジトリを右クリックして、[資格情報を変更] を選択します。
- リポジトリの複製方法に応じて (HTTPS または SSH のいずれを使用したかによって)、GitHub アカウントにサインインするか (github.com でホストされているリポジトリの場合のみ)、ユーザー名/パスワードまたはユーザー名/トークンを入力するか、新しい秘密キーを指定して [OK] をクリックします。
資格情報が Windows 資格情報マネージャーで更新されます。
プロキシ サーバーでの GIT の使用
Studio への GIT 連携は、インターネットにプロキシ サーバーを介して接続している場合のリモート リポジトリへのアクセスに対応しています。実現するには 2 つの方法があります。[プロキシ設定] ウィンドウでマシン レベルで設定する方法と、git
コマンドを変更する方法です。
[プロキシ設定] ウィンドウで設定したプロキシの詳細が考慮されるので、.gitconfig
ファイルにそれらの情報を入力する必要はありません。
プロキシの詳細を git
コマンドで設定するには、Git 設定ファイルに以下の形式で追加します。
[http "https://domain.com"] proxy = http://proxyUsername:proxy[email protected]:port
GIT 設定ファイルは、以下の場所に保存されています。
config
ファイル :%ProgramData%\Git
.gitconfig
ファイル :%UserProfile%
- プロジェクト レベルのローカル
config
ファイル (例 :%UserProfile%\Desktop\testproject\.git
)
2 か月前に更新