- リリース ノート
- 基本情報
- セットアップと構成
- オートメーション プロジェクト
- 依存関係
- ワークフローの種類
- ファイルの比較
- オートメーションのベスト プラクティス
- ソース管理との連携
- バージョン管理について
- プロジェクトを Git で管理する
- プロジェクトを TFS で管理する
- プロジェクトを SVN で管理する
- ワークフローの差分を検出する
- デバッグ
- 診断ツール
- ワークフロー アナライザー
- 変数
- 引数
- インポートされた名前空間
- レコーディング
- UI 要素
- 制御フロー
- セレクター
- オブジェクト リポジトリ
- データ スクレイピング
- 画像とテキストの自動化
- Citrix テクノロジの自動化
- RDP の自動化
- SAP のオートメーション
- VMware Horizon の自動化
- ログ
- ScaleCoordinates 移行ツール
- ScreenScrapeJavaSupport ツール
- Webdriver プロトコル
- Studio Pro
- 拡張機能
- トラブルシューティング
プロジェクトを Git で管理する
Studio に Git を連携するには、Microsoft Visual C ++ 2015 再頒布可能パッケージ更新プログラム 3 x86 バージョンが必要です。詳しくは、「ソフトウェア要件」をご覧ください。
Studio 内の認証方法は、GIT リポジトリのクローニングに HTTPS または SSH のどちらの方法を使用するかによって異なります。GitHub を使用している場合は、どちらを使用すべきかを、このページで確認してください。
- Studio で入力する Git の資格情報は、Windows 資格情報マネージャーに保存されます。
- 現在、Studio と連携されている Git では、2 要素認証をサポートしていません。回避策として、パーソナルトークンによる SSO 認証方式を使用するか、基本アクセス認証方式を使用してください。
現在のガイドでは、GitHub リポジトリに対する認証手順を詳述していますが、Studio での Git の統合は、このサービスに限られているわけではありません。
HTTPS を使ってはじめてリモート Git リポジトリをクローニングする場合や現在のプロジェクトを既存の Git リポジトリにコピーする場合、Git の資格情報を指定する必要があります。これらの資格情報は、[資格情報を使用] フィールドに入力します。
以下の方法で認証できます。
- ユーザー名とパスワードをそれぞれの特定のフィールドに入力する
- [ユーザー] フィールドにユーザー名を入力し、[トークン] フィールドに Git トークンを入力する
このページで解説している手順に従い、GitHub リポジトリの GIT トークンを生成します。
SSH を使ってはじめてリポジトリをクローニングする場合や現在のプロジェクトを既存の GIT リポジトリにコピーする場合、秘密キーを使用するオプションがあります。
[秘密キーのパス] と [パスワード] を入力して、[開く] をクリックすることで、リモート Git リポジトリがクローニングされます。GitHub リポジトリの SSH キーを生成するには、こちらの詳細な手順をご覧ください。
HTTPS による方法
HTTPS による方法で GIT リポジトリを複製するときにパスワードまたはユーザー名を誤って入力していた場合、「認証に失敗しました」というメッセージとともに、[資格情報を入力] ウィンドウが表示されます。
資格情報として正しいユーザー名とパスワードを入力し、再度試してください。たとえば、Git Bash を使用してリポジトリのクローンをリモートで作成し、ユーザー名とパスワードが正しいかどうかを確認することもできます。
以下の図は、HTTPS 経由でリポジトリをクローンしようとして、誤ったパスワードを入力してしまった例です。Git Bash のウィンドウに、資格情報に誤りがあったことが示されています。
SSH による方法
SSH を介した認証に失敗すると、次の [資格情報を入力] ウィンドウが表示されます。
正しい秘密キーのパスとパスワードを入力し、再度試してください。たとえば、Git Bash を使用してリポジトリのクローンをリモートで作成し、トークンやパスワードが正しいかどうかを確認することもできます。
以下の図は、SSH 経由でリポジトリのクローンを作成しようとしたものの、アカウントにパブリック SSH キーが設定されていなかった例です。
- [チーム] タブで、[リポジトリを複製] を選択します。[リモート Git リポジトリを複製] ウィンドウが開きます。
- [HTTPS を使用して複製] または [SSHを使用] を選択します。
- [リポジトリ URL] に入力します。また、空の [チェックアウト ディレクトリ] を選択します。
- [資格情報を使用] または [キーを使用] チェックボックスをクリックして、Git ユーザー名または秘密キーのパス、およびパスワードを追加します。
- [開く] をクリックすると、Studio はこのプロジェクトをデザイナー パネルで開きます。
- [開く] ウィンドウで
project.json
ファイルを選択して、Studio で開きます。
.git
サブディレクトリが作成され、ここに必要な Git メタデータが格納されます。メタデータには、オブジェクトのサブディレクトリ、参照、テンプレート ファイルが含まれます。さらに、現在チェックアウト中の確定を指し示す HEAD
ファイルも作成されます。
「Git Init (Git の初期化)」機能は、現在のプロジェクトをローカル Git リポジトリに追加します。[チーム] タブ、またはステータス バーからコマンドにアクセスします。
- Studio でプロジェクトを作成するか、開きます。[スタート] タブ > [チーム] をクリックします。[チーム] タブが表示されます。
-
[Git Init] ボタンをクリックして、リポジトリを初期化するパスを選択します。この場所は、プロジェクトまたは親フォルダーと同じになることがあります。[変更をコミット] ウィンドウが開きます。
- [変更されたファイル] セクションに、Git リポジトリに追加されるプロジェクト ファイルが表示されます。追加しないファイルの隣にあるチェックボックスをオフにするか、[すべて選択] または [選択しない] を使用します。
-
バージョン管理されていないファイルをリストに追加するには、[バージョン管理されていないファイルを表示] ボックスのチェックをオンにします。
[コミット メッセージ] を作成します。[コミット] ボタンをクリックすると、ローカルの Git リポジトリへの変更がコミットされます。
プロジェクトを Git に追加すると、[プロジェクト] パネルのコンテキスト メニューに Git 固有のオプションが表示されます。詳しくは、「Git のコンテキスト メニュー オプション」をご覧ください。
-
同じ [変更をコミット] ウィンドウで、[コミットしてプッシュする] ボタンをクリックすると、変更がコミットされ、リモート リポジトリにプッシュされます。この [リモートの管理] ウィンドウが表示されます。このウィンドウは、ステータス バーからも使用できます。
- [名前] セクションに、リモート リポジトリの名前を入力します。
- [URL] セクションで、リモート URL を追加します。
追加したリポジトリに変更を加える場合には、エントリをクリックして、名前と URL を変更し、[更新] ボタンをクリックします。完了したら、[追加]、[保存] の順にクリックします。次のメッセージ ボックスが開きます。このメッセージは、ローカル リポジトリがリモート リポジトリと同期されていないことを示しています。
- [リモート コンテンツを上書きする] ボタンをクリックすると、ファイルのローカル バージョンをリモート リポジトリにプッシュして、リモート リポジトリのファイルを上書きします。
- [プル (リベース)] ボタンをクリックすると、リモート ファイルがプルされ、現在のブランチがリベースされます。
- [キャンセル] ボタンをクリックすると、操作全体がキャンセルされます。
プッシュされていない変更の数および新しく追加されたファイルが、ステータス バーに表示されます。 アイコンをクリックして [変更をコミット] ウィンドウを開くか、 アイコンをクリックして変更をプッシュします。
Studio と連携している Git には、[コミットを修正] オプションがあります。前回確定したものを、プッシュする前に変更することができます。
-
[プロジェクト] パネルで、変更したファイルを右クリックして、[コミット] を選択します。[変更をコミット] ウィンドウが表示されます。
- [コミットを修正] ボックスを選択します。前回のコミット メッセージが、確定されたファイルとともに表示されます。現在のファイルと前回のコミット間の変更点を表示させるには、[変更を表示] オプションを使用します。
- コミット メッセージを変更して、含めるファイルを選択します。[コミットしてプッシュする] ボタン、または [コミット] ボタンをクリックします。
Studio では、バージョン管理されているファイルで行った変更を元に戻すことができます。ただし、この操作は、ファイルを確定してリモートリポジトリにプッシュする前にのみ有効です。
ローカル リポジトリで変更を行った後に、Git コンテキスト メニューで [元に戻す] をクリックすると、[保留中の変更を元に戻す] ウィンドウが開きます。
ファイルの隣にあるチェックボックスをオンにして、[元に戻す] をクリックします。これらのファイルは、変更前のステートに戻ります。
ステータス バーと Studio の Backstage ビューの [Git にコピー] ボタンを使用すると、現在のプロジェクトが既存の Git リポジトリにコピーできます。
コピーするには、Studio でプロジェクトを開くか、作成します。[チーム] タブで、[Git にコピー] をクリックして、マシンにある既存の Git リポジトリ フォルダーを選択します。プロジェクトがローカル Git リポジトリに追加され [Git にコピー] メッセージ ボックスが開きます。
- [はい] を選択すると、新しい場所からプロジェクトが開きます。[変更をコミット] ウィンドウが開きます。[コミット メッセージ] を入力して、[コミットしてプッシュする] をクリックするか、[コミット] をクリックします。
- [いいえ] を選択すると、Studio のユーザー インターフェイスに戻ります。
-
[プロジェクト] パネルで、プロジェクト ノードまたは含まれているファイル、またはステータス バーの アイコンを右クリックして、[ブランチを管理] を選択します。[ブランチを管理] ウィンドウが表示されます。
- ボタンをクリックしてブランチを追加します。[名前] セクションにブランチの名前を入力します。[追加]、[保存] の順にクリックします。ブランチがリストに追加されます。
任意のブランチを右クリックすると、Git ブランチのオプションが表示されます。
- [ブランチをチェックアウト] オプションは、選択したブランチに切り替えます。
- [リベース] オプションは、現在のブランチを選択したブランチにリベースします。
- [マージ] オプションは、選択したブランチを現在のブランチにマージします。
ブランチを GIT リモートリポジトリのマスターにマージするには、マスターブランチを Studio 内でチェックアウトさせた後、修正されたブランチをマスター内にマージする必要があります。
ブランチを切り替えるには、ステータスバーの アイコンをクリックして、最近チェックアウトしたすべてのブランチのリストを開きます。項目をクリックしてブランチを切り替えます。
Studio と連携している Git には、[リベース] コマンドや [プッシュ] コマンドの実行中に発生する競合を解決する機能があります。これは、[変更をコミット] ウィンドウから使用できます。
Studio がローカル ファイルとリモート リポジトリ内のファイルとの間で競合を検出した場合は常に、[コンフリクトを解決] ウィンドウが表示されます。
このウィンドウは、同じファイルのリモート バージョンとローカル バージョンの間の変更を表示するファイル差分検出ウィンドウに類似しています。
下表は、[コンフリクトを解決] ウィンドウで利用できるオプションの一覧です。
オプション |
説明 |
---|---|
左を選択 |
左に表示されている、プッシュ先となるリモートリポジトリに含まれるファイルを選択します。 |
右を選択 |
右に表示されている、プッシュ対象となるローカル リポジトリに含まれるファイルを選択します。 |
保存 |
左または右のファイルを選択したら、[保存] をクリックします。 |
キャンセル |
操作をキャンセルして、[コンフリクトを解決] ウィンドウを終了します。 |
前へ |
比較しているファイルの前の変更に移動します。 |
次へ |
比較しているファイルの次の変更に移動します。 |
すべて折りたたみ |
.xaml ファイルのすべてのノードを折りたたみます。
|
すべて展開 |
.xaml ファイルのすべてのノードを展開します。
|
Studio の Backstage ビューの [チーム] タブでは、次の 2 つの場合に [切断] オプションを使用できます。
- プロセスをローカル Git リポジトリとして初期化します。新しいプロセスを作成して、[Git Init] を使用してローカル Git リポジトリに追加してから、[切断] を使用してサブバージョンタグを削除します。
- 親プロジェクトと子プロジェクトを含む Git リポジトリで [切断] をクリックすると、サブバージョン タグを削除できます。
- 子プロジェクトを切断すると、開かれているプロジェクトを含む Git リポジトリ全体がソース管理から切断されます。Studio に、切断を実行する前に確認を求めるメッセージ ボックスが表示されます。
git
コマンドを変更する方法です。
.gitconfig
ファイルにそれらの情報を入力する必要はありません。
git
コマンドで設定するには、Git 設定ファイルに以下の形式で追加します。
[http "https://domain.com"] proxy = http://proxyUsername:proxyPassword@proxy.server.com:port
GIT 設定ファイルは、以下の場所に保存されています。
config
ファイル :%ProgramData%\Git
.gitconfig
ファイル :%UserProfile%
- プロジェクト レベルのローカル
config
ファイル (例 :%UserProfile%\Desktop estproject\.git
)