2021 年 11 月

2021 年 11 月 8 日

新着情報

UiPath Automation Hub の詳細評価のカスタマイズ機能を拡充しました。既存の質問の文言変更・削除・並べ替え、新しい質問の作成、各種設定の適用、既存の KPI の式 (重みを含む) の変更、新しい KPI の定義を管理者ユーザーが行えるようになったため、組織における自動化候補案件のバックログの評価や優先度付けが行いやすくなりました。また、バージョン履歴機能を使用すると、詳細評価のカスタマイズ時に適用された大幅な変更を把握できます。

詳細評価について詳しくは、「詳細評価をカスタマイズする」をご覧ください。

改良点

• [管理コンソール] > [アクセス権の管理] > [ロール]: 新しい権限を追加しました。

  • [詳細評価] に含まれる機密情報の表示: 詳細評価のカスタマイズ時に機密情報としてマークした質問や KPI を、[CoE のアイデアを共有] フォーム、自動化プロファイル (表示および編集モード)、[自動化案件] でどのユーザーに表示するかを指定できます。
  • 任意のアイデアに使用されている評価のバージョンの変更: 任意のアイデアの自動化プロファイルで使用されている詳細評価に、別のバージョンを適用できます。

  • コスト情報に関する権限を含む、[自動化案件] のすべてのビューへのアクセス権を 2 つの権限に分割しました。

    [自動化案件] のすべてのビューへのアクセス: [自動化案件] のすべての表 ([すべて]、[レビュー]、[意思決定案件]、[実装]、[本稼働]) を表示できます。

  • [費用便益分析] に含まれる機密情報の表示: 任意のアイデアの [費用便益分析] ページにアクセスしたり、[自動化案件] で利益とコストに関する機密情報を表示したりできます。
• [管理コンソール] > [アクセス権の管理] > [ロール] > [共同作業者ロール]: 管理ユーザーが、永続的な共同作業者ロール (業務管理者、プロジェクト マネージャー、市民開発者、すべての種類の提出者) の説明と権限を編集できるようになりました。ロールを編集した後は、必ず [変更を同期] をクリックしてください。
• [管理コンソール] > [プラットフォームの設定] > [評価をカスタマイズ] > [詳細評価]: 詳細評価の入力中にユーザーによる新しいアプリケーションの追加を許可するかどうかを、管理者が指定できるオプションを追加しました。
• 自動化プロファイル: 自動化プロファイルの編集権限を持つユーザーが、詳細評価の提出後に追加された必須の質問への回答を入力しなくても、そのアイデアのライフサイクル期間中にフェーズ/ステータスを更新したり、特定のフィールドを変更したりできるようになりました。
• [作業スペース] 下の [自動化案件] を含むすべての表と [ダッシュボード] 下の [プランニング レポート] と [コスト レポート] の表で、表示されている行の数に関係なくスクロール バーが表の下部に常に表示されるようになりました。
• [作業スペース] > [自動化案件]: ラベル、タイトル、および説明に関する軽微な改良と色の変更を行いました。
• Studio との連携: [Studio で開発を開始] ボタンをクリックすると、アイデアのフェーズとステータスが「開発 - 開始前」から「開発 - 進行中」に変更されるようになりました。

バグ修正

• 自動化プロファイル > [費用便益分析]: 最終的な実装の容易性の値がアルゴリズムで予測した値と異なる場合に、このセクションにコメントを追加しないで保存しようとすると、すべての必須の質問への入力を求めるエラー メッセージが表示されていましたが、その際コメントが未入力であることがユーザーに表示されていませんでした。