引数はその性質上、[ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティや [対話型ワークフローを起動] アクティビティとの関連で頻繁に使用されることになります。これらは、[アクティビティ] パネルの [ワークフロー] > [呼び出し] にあり、引数をプロジェクト用に参照したり、インポートしたり、編集したりできます。
引数の使用例
オートメーションで [ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティを使用した引数の使用例を紹介するため、ここでは 2 つの別々のシーケンスを作成します。1 つ目は、引数に値を代入する非常に簡単なシーケンスで、2 つ目は、起動後にメッセージ ボックスに値を表示するシーケンスです。
- 新しいシーケンスを作成します。
- [引数] パネルで、引数
out_StoreValue
を作成します。 - [方向] リストから [出力] を選択します。[引数の型] は String のまま変更しません。
- デザイナー パネルに [代入] アクティビティを追加します。
- [プロパティ] パネルの [To] フィールドに、
out_StoreValue
と入力します。 - [右辺値 (Value)] フィールドに、「"How does one use an argument?"」などの文字列を入力します。
最初のプロジェクトは次の画面のようになります。

- 新しいシーケンスを作成します。
- 文字列変数
FinalValue
を作成します。 - デザイナー パネルに [ワークフロー ファイルを呼び出し] アクティビティを追加します。
- アクティビティで、[参照 (…)] ボタンをクリックし、前に作成したシーケンスを参照して探します。
- [引数をインポート] をクリックします。[呼び出されたワークフローの引数] ウィンドウが表示されます。1 つ目のシーケンスの引数がここに表示されることがわかります。
- [値] フィールドに
FinalValue
変数を追加して [OK] をクリックします。引数がインポートされ、その値が現在のプロジェクトでFinalValue
を通じて格納されます。 - [ワークフロー ファイルを呼び出し] の下に [メッセージ ボックス] アクティビティを追加します。
- [プロパティ] パネルの [テキスト] フィールドに、「
FinalValue
+ " This is how"」などと入力します。
2 番目のオートメーションは次の画面のようになります。

- 2 つ目のシーケンスで Ctrl + F6 キーを押します。オートメーションが正しく実行され、メッセージ ボックスに目的のテキストが表示されます。

3 年前に更新