- リリース ノート
Orchestrator リリース ノート
2023 年 3 月
ライブ ストリーミング機能とリモート制御機能を追加しました。これは、ジョブの実行をリモートでデバッグするために必要な機能が一か所にまとめられたソリューションです。これによって無人ジョブを実行中に監視したり、問題が発生してデバッグが必要な場合に、実行をリモート制御して修正を試みたりすることが可能になりました。
この機能により、問題の特定と解決に要する時間を短縮でき、無人オートメーションのプロセスのデバッグやブロック解除に必要な手動操作を減らせます。
Studio Web のトリガーに関連付けられたジョブの実行が 5 回連続で失敗すると、トリガーが自動的に無効化されるようになりました。このアクションは、タイム トリガー、キュー トリガー、イベント トリガーで利用可能で、API を使用して定義できます。
注: この機能は新しく作成されるトリガーにのみ適用されます。既存のトリガーの挙動はこれまでと同様です。
上記の変更に伴い、ジョブの実行が重要度 Fatal で失敗した後にトリガーが自動的に無効化された旨を知らせるアラートをサブスクライブできるようになりました。
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アラートの「トリガーが自動的に無効化されました。」のメッセージを、「ジョブの作成が失敗した後、トリガーが自動的に無効化されました。」に変更しました。
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/odata/Folders
エンドポイントの呼び出しの応答に、フォルダーの種類のプロパティが含まれるようになりました。このプロパティは読み取り専用です。 -
ジョブの入力/出力引数に使用できるストレージ サイズの最大値が、まもなく 1 MB に変更される予定です。それ以上のサイズが必要な場合はストレージ バケットの使用をお勧めします。
重要: この変更の適用は、Community ユーザーには 5 月に、Enterprise ユーザーには 11 月に行われる予定です。
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ジョブとキュー アイテムの Webhook イベントに以下のプロパティを追加しました。
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ジョブ イベントの SpecificPriorityValue
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キュー アイテム イベントの ProcessingExceptionTimestamp と CreatorUserId
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ロケール間の表示形式をより統一するため、日付と時刻の形式のライブラリを新しいものに切り替えました。この変更がユーザー エクスペリエンスに及ぼす影響はありません。ただし、以前のライブラリと比較すると以下のような改良点があります。
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すべてのロケールの日付や時刻の表示形式で、同じ数字や文字の組み合わせが一貫して使用されます。たとえば、英語の
2/24/2023, 4:48:25 PM
は日本語では2023/2/24 16:48:25
と表示されます。以前は2022年7月5日 09時20分37秒
のように表示されていました。 -
経過時間が秒単位で表示される際に、おおまかな表記ではなく正確な数字が表示されます。たとえば、
a few seconds ago
ではなく10 seconds ago
と表示されるようになりました。
現在のフォルダーのすべてのジョブのレポートをエクスポートし、お使いのマシンにダウンロードできるようになりました。エクスポートしたジョブのデータを基にしてダッシュボードやメトリックを作成することができます。詳しくは、「グリッドをバックグラウンドでエクスポートする」をご覧ください。
管理者がロールを作成・編集する際に、各権限によって制御される領域を確認できるようになりました。権限のチェックボックスにマウスをホバーすると、ツールチップに情報が表示されます。
アクセス権が付与される領域を基にして権限の要否を大まかに判断するのに役立ちます。
https://pkgs.dev.azure.com
を追加するようにしてください。追加しないと、UiPath のオフィシャル ライブラリをダウンロードできなくなります。更新 (2023 年 3 月 1 日): Enterprise ユーザーがこの変更を利用できる予定日は 4 月 27 日に設定されています。
ビデオ記録機能を追加し、ジョブのトラブルシューティングをこれまで以上に効率的に行えるようにしました。この機能は、すべての無人実行でプロセス レベルで利用できます (現在はプレビュー版としてのみ利用可能)。すべてのジョブを記録するか、失敗したジョブのみを記録するかを選択できます。また、記録には 7 日間アクセスできます。この機能は現在 Automation Cloud ロボット - サーバーレスでのみ利用可能ですが、Automation Cloud ロボット - 仮想マシンに対してもまもなく有効化される予定です。
今回のリリースでは、既存のスクリーンショットのオプションが Enterprise プランのユーザーだけでなく、すべてのユーザーに対して利用できるようになりました。
リリース ノートで変更が最初に告知される日付は、その機能が最初に利用可能になる日付です。
ご自身の環境で変更がまだ確認できなくても、すべてのリージョンに変更がロールアウトされると確認できるようになります。
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。