- リリース ノート
2021 年 7 月
v2021.4.3 のリリースより、Automation Ops と Orchestrator のライブラリを使用して、UiPath Assistant にウィジェットを追加できる機能が利用できるようになりました。
これまでの Orchestrator では、ウィジェットが他のライブラリ パッケージと同じように表示されており不便でした。このため、今回はウィジェット専用の新しいライブラリの種類として、「Assistant ウィジェット」を追加しました。Orchestrator に今後アップロードされるウィジェットはすべて [Assistant ウィジェット] として表示されるため、ウィジェットとプロセスを区別しやすくなります。
ウィジェットについて詳しくは、こちらをご覧ください。
これまで、長期実行のワークフローを実行できるのは Unattended ロボットのみでした。これからは、UiPath Assistant から有人モードでオーケストレーション プロセスを起動し、生成されたアクションが Action Center で完了されるまで待機した後、プロセスの残りの実行を Unattended ロボットに任せることができます。
有人ジョブの実行に使用されるライセンスと、その後の無人実行で消費されるライセンスの相関関係が、以下のとおりです。
Attended ロボットでジョブを開始する際に使用されるライセンス |
ジョブの再開時に消費されるライセンス |
---|---|
Attended User ライセンス |
Unattended ロボット ライセンス |
開発者ユーザー ライセンス Citizen Developer RPA 開発者 (RPA Developer) RPA Developer Pro |
NonProduction ロボット ライセンス |
Attended ロボットを有効化したユーザーを新しく追加すると、既定で個人用ワークスペースが作成されるようにしました。これは、すべてのユーザーが有人オートメーションを活用できるようにするための改良であり、有人オートメーションを使いやすくするために UiPath が提供していく一連の機能のうちの 1 つです。
なお、この変更後に Orchestrator で参照されるユーザー グループや、自動的にプロビジョニングされるユーザーに対して Attended ロボットが既定で有効化されるわけではありませんのでご注意ください。管理者は、Attended ロボットを必要とするグループおよび/またはユーザーに対して、明示的に Attended ロボットを有効化する必要があります。
既存のユーザーやユーザー グループに対しては元の設定が保持されますので、ご安心ください。また、個人用ワークスペースの使用は強制ではありません。新規ユーザーやユーザー グループに対しては個人用ワークスペースが既定で有効化されますが、必要に応じてユーザー/グループごとにいつでも無効化できます。