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Orchestrator リリース ノート
Healing Agent がパブリック プレビューで利用可能に
Healing Agent のパブリック プレビュー版が公開されました。この機能では、Robot、Orchestrator、Studio で AI を活用した一連のエクスペリエンスを利用して、オートメーションのダウンタイムを短縮し、効率を向上させることを目的としています。
Healing Agent には、UI ベースの自動化タスク用に設計されたインテリジェントな自己修復機能が搭載されています。主な機能は、アプリケーション インターフェイスで変更が発生した場合や、UI の干渉によってオートメーション プロセスが中断された場合の対応です。
[Healing Agent を有効化] の機能はプロセス レベルの [その他の設定] タブ、およびジョブ レベルの [実行ターゲット] タブでアクティブ化できます。Healing Agent を使用すると、ジョブの実行中に発生する可能性のある問題について、修正方法の提案や詳細なデバッグ情報を受け取ることができます。さらに、問題を解決するための自立したアクションを Healing Agent に実行させることも可能です。Community プランでは、新しいプロセスとジョブに対して両方のオプションが既定で有効化されています。
Healing Agent の詳細情報とログは [ジョブの詳細] パネルで確認できます。また、デバッグ ファイルをダウンロードしたり Studio で開いたりできます。
前提条件と依存関係について詳しくは、「Healing Agent Public Preview Guide」をご覧ください。
パッケージのバージョンの動作の変更
解析エラーを回避するため、[パッケージ] - [パッケージを確認] でパッケージのバージョンを事前に選択しなくなりました。このリリースより、パッケージ エクスプローラーからパッケージのバージョンを手動で選択する必要があります。
複数選択に対応したフィルターの追加による強化
- [ストレージ バケット] タブ
- オプション
- [テスト実行] タブ
- ソース
- [ユーザー セッション] タブ
- 入力
- [無人セッション] タブ
- ランタイムの種類
- [トランザクション] ウィンドウ
- リビジョン
- 優先度
アセット値のヘルプ テキストの削除
[マイ ワークスペース] - [アセットを追加] で、[アセット値] に上書きテーブルが表示されない場合、ヘルプ テキストが表示されなくなりました。
Orchestrator Credentials Proxy バージョン 2.1.2 のローンチ
Orchestrator Credentials Proxy v2.1.2 のリリースでは、以下の大幅な改良を行いました。
- 非接続のプロキシに対しても [パブリック URL] フィールドが表示されます。これにより、必要に応じて既定の URL を変更できます。
- HashiCorp Vault の資格情報ストアにおいてシークレットへのアクセスがより効率的に同期されるようになり、競合状態の問題が防止されます。
- HashiCorp Vault の資格情報ストアで Kerberos ネットワーク認証プロトコルのメリットを活かし、セキュリティを強化できます。
- CyberArk でフォルダー パスの区切り文字がサポートされました。
- CyberArk の資格情報ストアに関連するリモート コード実行の脆弱性を修正しました。
- 接続状態のプロキシでドロップダウン フィールドに入力できないことがありましたが、このエラーを修正しました。
- UiPath がプロキシのインストール用に提供している Docker イメージで、セキュリティに関するさまざまな修正を行いました。
詳しくは、「Orchestrator Credentials Proxy」をご覧ください。
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。