- リリース ノート
Orchestrator リリース ノート
2024 年 1 月
昨年 12 月中旬に UiPath が発表した変更は、当初は 2 月末に適用する予定でした。詳細については、「新しいレート制限の発表」をご覧ください。
発表以降、ユーザーから寄せられたフィードバックにより、このアプローチはあまりにも性急であり、ユーザーが自社プロセスを評価してこの変更に適応するための時間を十分に確保できないという認識を得ました。これに伴い、変更の適用を以下のように延期することを決定しました。
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レート制限は、今年の 7 月からすべてのユーザーに適用されます。詳しくは、「レート制限」セクションをご覧ください。
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大きなデータ フィールドは、Community テナントとカナリア テナントでは 2 月 19 日から削除され、Enterprise テナントでは今年 7 月に削除されます。詳しくは、「大きなデータ フィールドの削除」をご覧ください。
併せて次の資料もお読みになることをお勧めします。
サイド パネルには [トリガー] タブもあり、中断しているジョブを再開するために必要なトリガーが表示されます。
ジョブの詳細とログが、ジョブ リストの横のサイド パネルに表示されるようになりました。これにより、次のような多くの利点があります。
- ユーザーが興味を持つ可能性のある情報をすべて表示できるようにスペースが増えます。サイド パネルをフルサイズのウィンドウに拡張して、すべてのデータに対してさらに大きなビューへのアクセスを許可することもできます。
- ジョブの一般的な詳細も、必要に応じてすべて横に並べてチェックできます。
- ジョブの詳細の切り替え操作が簡単になります。リストの該当する行で任意の場所をクリックするだけです。ウィンドウを閉じてから再度開く必要はなくなります。
2023 年 12 月に、特定のパッケージに関連付けられたプロセスが含まれるフォルダーを表示するオプションの提供を開始しました。その時点では、表示と編集の両方のアクセス権限を持っているフォルダーのみが [パッケージのプロセス] ウィンドウに一覧表示されていました。現在では、編集アクセス権限を持っている必要はなく、表示アクセス権限を持っているすべてのフォルダーが一覧表示されます。ただし、編集オプションは、編集アクセス権限も持っているフォルダーに対してのみ有効化されます。
監査ログ、ロボット ログ、キュー定義で利用可能なレポート エンドポイントが削除されました。そのため、以下の使用はお勧めしません。
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GET/odata/AuditLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Reports
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GET//odata/RobotLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Reports
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GET/odata/QueueDefinitions({key})/UiPathODataSvc.Reports
それらのレポートは、以下の手順で取得することをお勧めします。
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適切なエンドポイントを呼び出してエクスポートを開始します。
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監査ログの場合:
POST/odata/AuditLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Export
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ロボット ログの場合:
POST/odata/RobotLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Export
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キュー定義の場合:
POST/odata/QueueDefinitions({key})/UiPathODataSvc.Export
重要:- この操作では、次の 2 つの手順に必要な ID が返されます。
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GET/odata/Exports({key})
エンドポイントを呼び出し、手順 1 で返された ID を追加して、レポートのステータスを取得します。 -
ステータスが [完了] になったら、エクスポートされたアーカイブを取得するためのダウンロード リンクを取得します。それには、
GET/odata/Exports({key})/UiPath.Server.Configuration.OData.GetDownloadLink
エンドポイントを呼び出して、手順 1 で返された ID を追加します。
フォルダー レベルとテナント レベルの両方で [監視] ページに表示される [マシン]、[プロセス]、[キュー] の各セクションを、次の 2 つのタブに分割しました。
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[リアルタイム (Orchestrator)] には、ユーザーがすでに見慣れている情報が表示されます。このタブの内容は、即座に更新され続けます。
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[履歴 (Insights)] には、Insights で利用可能な最大 2 年前までのデータに基づくグラフが表示されます。これらのグラフは 20 分間隔で Orchestrator と同期されます。
[履歴 (Insights)] タブには、非常に便利な機能が用意されています。たとえば、次のような機能があります。
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コンポーネントに基づくさまざまなフィルター オプション。
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ダッシュボード全体または各タイルをユーザーが選択した形式でダウンロードするオプション。
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メール アドレスへのレポート配信をスケジュールする機能。
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ダッシュボードのコンポーネントごとにクリックしてフィルター処理できるオプション。以下に、プロセスの [履歴 (Insights)] タブの例と、利用可能なオプションの一部を示します。
[履歴 (Insights)] タブは、Insights が有効化されている場合にのみ使用できることに注意してください。
リリース ノートで変更が最初に告知される日付は、その機能が最初に利用可能になる日付です。
ご自身の環境で変更がまだ確認できなくても、すべてのリージョンに変更がロールアウトされると確認できるようになります。
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。