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Orchestrator リリース ノート
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年11月4日

2023 年 1 月

2023 年 1 月 31 日

重大な変更

最終ログイン時刻が非表示に

数週間前に、テナントレベルの [ライセンス] ページの [Attended] ライセンスから [前回のログイン] 列がまもなく削除される旨を発表していました。

その後、前回のログイン時刻を取得する代替方法として利用できる API を追加しました。

詳しくは、初回の告知があった以下のリリース ノートをご覧ください。

2023 年 1 月 30 日

改良点

グリッドをバックグラウンドでエクスポートする

グリッド データをバックグラウンドでエクスポートできるようになりました。このため、エクスポートのために Orchestrator を操作する必要がなくなり、エクスポートの準備をしながら他の作業を継続できます。また、エクスポートのステータスがリアルタイムで通知されるようになりました。さらに、すべてのエクスポートが [マイ レポート] ページに集約されるようになりました。ここからエクスポートをダウンロードできます。

詳しくは、「グリッドをバックグラウンドでエクスポートする」をご覧ください。

エクスポート操作の新しいアラート

メールのサブスクリプションにエクスポートのアラートが追加されました。成功または失敗したエクスポートについて通知します。このアラートについては既定でメールが送信されますが、不要な場合はサブスクリプションを解除できます。

2023 年 1 月 23 日

更新サーバーの変更

更新サーバーモジュールが無効化されている場合、ロボット端末の更新サービスでは更新の確認が行われません。

API を介して外部フィードからパッケージをアップロードできるように

/odata/Processes/UiPath.Server.Configuration.OData.SetArguments エンドポイントを使用して、外部フィードからオートメーション パッケージをアップロードできるようになりました。ただし、Orchestrator は外部フィードのパッケージを検証しないため、パッケージの引数と Orchestrator の [プロセス] ページに表示される引数を一致させるようにしてください。

2023 年 1 月 19 日

Automation Cloud ロボット - サーバーレスのテストで使用されるロボット ユニットの消費量の変更

テストまたは非運用環境で Automation Cloud ロボット - サーバーレスを利用する際により手頃な価格でロボットを利用できるよう、サーバーレス ジョブのテストに使用される 1 分あたりのロボット ユニット (RU) の数を減らしました。このため、コストの心配をせずに気軽にテストを行えるようになりました。

テスト用の RU 消費を適用するには、Enterprise、Pro、または Pro Trial のライセンス プランを使用している必要があります。Community プランの場合はテスト用のランタイムを利用できません。

運用環境ではこれまでと同様の消費量が適用されますが、テスト用の RU 消費量は半分に減っています。詳しくは、「マシン サイズとコスト」をご覧ください。

Orchestrator のインターフェイス上では、サーバーレス ロボットのマシンを設定する際、運用環境とテスト環境の両方に対するランタイムの詳細情報が表示されます。また、無人オートメーションを実行する際は、ランタイム ライセンスとして Cloud - Serverless と Cloud - Serverless Testing のどちらを使用するか指定する必要があります。さらに、Orchestrator の [テスト] ページでテスト ケースやテスト セットを実行する際は、ジョブに対してテスト用の RU 消費量が既定で適用されるようになりました。

Automation Cloud ロボット - 仮想マシンの Testing ランタイム

Cloud - Serverless Testing ランタイムと同様に、Automation Cloud ロボット - 仮想マシンに対してもテスト環境でのロボット ユニット (RU) の消費量を調整しました。このため、低コストでテスト ケースを実行できるようになりました。Automation Cloud テスト ロボットのコストは 2,000 RU/月~で、仮想マシンのサイズによってコストが増加します。Cloud ロボット - 仮想マシンのプールを設定する際は必ず [テスト/非運用] 環境を選択し、ジョブの実行時には Cloud - VM Testing ランタイムを選択してください。

2023 年 1 月 12 日

Automation Cloud ロボットで複数の仮想マシンを使用できるように

手動で管理している Automation Cloud ロボット - 仮想マシンのプールに、複数の仮想マシンを追加できるようになりました。

手動管理の仮想マシン プールを作成した後で複数のマシンを追加する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

2023 年 1 月 11 日

Automation User ロールの権限

実行メディア作成権限のオプションが、テナントレベルの Automation User ロールで既定で有効化されるようになりました。

バグ修正

[ジョブの詳細] ウィンドウに表示されるプロセスのバージョンとして、Orchestrator にアップロードされた最新のバージョンが誤って表示されていました。現在、[プロセスのバージョン] フィールドにはジョブの実行に使用されるバージョンが正しく表示されるようになりました。

2023 年 1 月 5 日

重大な変更

キュー アイテムの最終ステートの確定

2022 年には、[トランザクションのステータスを設定] アクティビティによってステータスが「失敗」に設定されたトランザクションの、[出力] および [分析] データを確認できるようになりました (詳細)。今回のリリースではキュー アイテムの最終ステートの一貫性を確保するため、以下の条件で SetTransactionResult エンドポイントを呼び出す場合にエラー応答を強制としました。
  • 失敗したアイテムに対して「成功」のペイロードを使用する

    POST https://localhost:0000/odata/Queues(1)/UiPathODataSvc.SetTransactionResult
    {
      "transactionResult": {
        "IsSuccessful": true
      }
    }POST https://localhost:0000/odata/Queues(1)/UiPathODataSvc.SetTransactionResult
    {
      "transactionResult": {
        "IsSuccessful": true
      }
    }
  • 成功したアイテムに対して「失敗」のペイロードを使用する

    POST https://localhost:0000/odata/Queues(1)/UiPathODataSvc.SetTransactionResult
    {
      "transactionResult": {
        "IsSuccessful": false,
        "ProcessingException": {
          "Reason": "string",
          "Details": "string",
          "Type": "ApplicationException"
        }
      }
    }POST https://localhost:0000/odata/Queues(1)/UiPathODataSvc.SetTransactionResult
    {
      "transactionResult": {
        "IsSuccessful": false,
        "ProcessingException": {
          "Reason": "string",
          "Details": "string",
          "Type": "ApplicationException"
        }
      }
    }
エラー コードは 1866 で、「最終ステータスからの遷移が無効です。」というメッセージが表示されます。これは、キュー アイテムが最終ステートに到達した後ではステータスを変更できないことを示しています。

これによってキューの処理メカニズムが最適化されるだけでなく、UiPath Insights でもキュー アイテムのイベントに基づいてデータが更新され、適切に同期されます。

注: この挙動の制限は、2023 年 4 月よりエンタープライズ ユーザーに適用される予定です。詳しくは、「非推奨化のタイムライン」をご覧ください。
重要: SetTransactionResult のペイロードで DeferDate または DueDate プロパティを使用してトランザクションの最終ステートを変更すると、同様のエラー コードが表示されます。それでもなお新しい延期日や期限日を設定する場合は、トランザクションの複製または新規作成が必要です。

バグ修正

更新および再パブリッシュされた Studio の REF プロジェクトの引数リストが、Orchestrator で表示されていませんでした。この問題は、Robotic Enterprise Framework のテンプレートを基に作成された Studio プロジェクトで、既存の引数に新しい引数を追加すると発生していました。

2023 年 1 月 9 日

カスタムの資格情報ホストおよびストア

ユーザー独自の、セキュリティで保護された資格情報ストアを追加・管理するために必要なインフラストラクチャが Orchestrator で提供されました。これに関連して、Orchestrator Credentials Proxy が作成されました。これは、.msi インストーラーまたは Docker イメージを使用してデプロイできます。これにより、サードパーティ プラグインを既存のソリューションに連携させることができます。

これらのサードパーティ プラグインは、資格情報プロキシを介して Orchestrator で利用できるようになります。プロキシは、Orchestrator のテナント レベルで、[プロキシ] ページから作成します。このページは [資格情報] メニューから利用できます。作成したプロキシは、パブリック URL とシークレット キーを介して Credentials Proxy にリンクされます。

資格情報ストアを公開するには、同じくテナント レベルの [資格情報] メニューの [ストア] ページで、[プロキシ] メニューから新しく作成されたプロキシを選択します。プロキシを選択すると、[種類] メニューに基になるストアが表示され、目的のオプションを選択して定義できます。

重大な変更

最終ログイン時刻が非表示に

テナントレベルの [ライセンス] ページの [Attended] ライセンスから [前回のログイン] 列がまもなく削除されます。これは、対応する API エンドポイントが列の値を返さなくなったためです。

その代わりに、Attended ロボットが 300,000 台以上含まれる環境でも、詳細情報がよりすばやく読み込まれます。

ただし、この情報を取得したい場合は、/api/UserPartition/users/{partitionGlobalId} エンドポイントを使用できます。

機能の変更を確認できるタイミング

リリース ノートで変更が最初に告知される日付は、その機能が最初に利用可能になる日付です。

ご自身の環境で変更がまだ確認できなくても、すべてのリージョンに変更がロールアウトされると確認できるようになります。

非推奨化のタイムライン

非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。

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