- リリース ノート

Orchestrator リリース ノート
2023 年 6 月
X-UIPATH-TenantName
ヘッダーが不要になりました。クラウド Orchestrator の URL に基づいてテナントが自動的に識別されるようになりました。
監査ログ、ロボット ログ、キュー定義で利用可能なレポート エンドポイントが非推奨になりました。そのため、以下の使用はお勧めしません。
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GET/odata/AuditLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Reports
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GET//odata/RobotLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Reports
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GET/odata/QueueDefinitions({key})/UiPathODataSvc.Reports
上記のエンドポイントは、今年の 12 月に削除される予定です。
それらのレポートは、以下の手順で取得することをお勧めします。
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適切なエンドポイントを呼び出してエクスポートを開始します。
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監査ログの場合:
POST/odata/AuditLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Export
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ロボット ログの場合:
POST/odata/RobotLogs/UiPath.Server.Configuration.OData.Export
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キュー定義の場合:
POST/odata/QueueDefinitions({key})/UiPathODataSvc.Export
重要:- この操作では、次の 2 つの手順に必要な ID が返されます。
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GET/odata/Exports({key})
エンドポイントを呼び出し、手順 1 で返された ID を追加して、レポートのステータスを取得します。 -
ステータスが [完了] になったら、エクスポートされたアーカイブを取得するためのダウンロード リンクを取得します。それには、
GET/odata/Exports({key})/UiPath.Server.Configuration.OData.GetDownloadLink
エンドポイントを呼び出して、手順 1 で返された ID を追加します。
Enterprise または Pro ユーザーは、ライセンス プランにロボット ユニット バンドルが含まれていない場合、無料トライアルをリクエストして、サーバーレスまたは仮想のいずれかの種類の Automation Cloud ロボットの機能を使用できます。60 日間の無料トライアル ライセンスでは、1 件の無料トライアルあたり 12,000 個のロボット ユニットが、ひと月あたり 6,000 RU のバッチで割り当てられ、2 種類の Cloud ロボット ユニットで共有されます。
Automation Cloud の管理者としてローカル ユーザーの名前を更新したり、ローカル ユーザーを削除したりすると、すべてのテナントでクラウド Orchestrator のユーザーのリストと監査に反映されるようになりました。
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関連付けられたロボットも削除されます。
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関連付けられた個人用ワークスペースが独立します。ワークスペースは引き続き探索したり、モダン フォルダーに変換したりできます。
重要:Automation Cloud での管理上の更新を Orchestrator に同期すると遅延が発生します。
ローカル ユーザーまたは組織への参加を招待されたユーザーの場合、更新された名前がクラウド Orchestrator にすぐに表示されます。
GET/odata/RobotLogs
エンドポイントに新しいパラメーターとして MachineKey
を追加しました。名前が示すように、このパラメーターは、これまで MachineId
パラメーターにより保持されていたマシン キーを格納します。
MachineKey
が、テナントの移動シナリオでロボット ログを保持するために導入されました。MachineId
は動的な数値形式なので、そのような場合に保持されません。
MachineKey
の使用を強くお勧めします。MachineId
は 2024 年 4 月に削除される予定です。
31W
を使用して、月の最後の日、または月の最後の日に最も近い平日にジョブを実行する必要があることを示す場合の、31 日未満の月の処理方法を変更しました。
現在は、以下のように動作します。
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31 日ある月の場合、サブ式
31W
によりジョブが実行されます。-
31 日が平日の場合はその日に実行
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31 日が週末の場合は、最も近い平日に実行
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31 日未満の月の場合、サブ式
31W
によりジョブは実行されず、その月は完全にスキップされます。その場合は、代わりにLW
を使用することをお勧めします。そうすれば、日数に関係なく月の最後の平日にジョブがトリガーされ、月がスキップされなくなります。
UiPath Robot を v2023.4 にアップグレードすると、Cloud ロボット (ACR-VM とエラスティック ロボットの両方) が、トラブルシューティングやデバッグを目的とした、ライブ ストリームと無人実行のビデオ録画を行えるようになります。
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ビデオ録画オプションでは、すべてのジョブを記録するか、失敗したジョブのみを記録するかを選択できます。また、記録には 7 日間アクセスできます。
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ライブ ストリーミングよって無人ジョブを実行中に監視したり、問題が発生してデバッグが必要な場合に、実行をリモート制御して修正を試みたりすることが可能になりました。
ライブストリーミングおよびビデオ録画機能を有効にする方法については、こちらをご覧ください。
Automation Cloud ロボットの仮想マシンが複数のランタイムをサポートするようになりました。つまり、1 つの仮想マシンで複数のジョブを同時に実行できます。並列で実行するワークフローごとに新しい仮想マシンを追加する必要はありません。この機能は、お使いのマシン インフラストラクチャの管理を最適化するのにも役立ちます。
その一部を以下に示します。
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自動プールと手動プールの両方で複数のランタイムがサポートされます。
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追加のランタイムには追加のコスト (プール環境によって異なる) がかかります。
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マシン構成には最初からランタイムが 1 つ含まれています。料金は、2 つ目のランタイムの追加時から適用されます。
リリース ノートで変更が最初に告知される日付は、その機能が最初に利用可能になる日付です。
ご自身の環境で変更がまだ確認できなくても、すべてのリージョンに変更がロールアウトされると確認できるようになります。
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。
- 2023 年 6 月 28 日
- クラウド API の使用時にテナント名が不要に
- レポート エンドポイントが非推奨に
- キュー処理レコードの制限について
- 2023 年 6 月 19 日
- Automation Cloud ロボットを無料トライアル サービスとして利用可能に
- 2023 年 6 月 14 日
- フォルダー内のアプリ
- 2023 年 6 月 13 日
- ローカル ユーザーの更新
- 新しいマシン キー パラメーター
- cron 式での月の処理
- 2023 年 6 月 6 日
- Cloud ロボットがライブ ストリーミングとビデオ記録をサポート
- Automation Cloud ロボット - 仮想マシンで複数のランタイムをサポート
- 機能の変更を確認できるタイミング
- 非推奨化のタイムライン