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Orchestrator リリース ノート
Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
Last updated 2024年11月4日

2022 年 8 月

2022 年 8 月 24日

Automation CloudTM ロボット - 仮想マシンのマシン ログ

プール内のすべてのマシンに対して生成されたログを表示できるようになりました。このため、管理者は Automation Cloud ロボット - 仮想マシンについて、マシンの問題の診断やトラブルシューティングを行えるようになりました。ログ レポートには、マシン上で発生している重要なイベント (マシン イベント、ジョブ イベント、Azure の問題など) に関する詳細情報が表示されます。



検索のショートカット

以下のキーボード ショートカットを使用してテナント内のリソースを検索できるようになりました。これは Orchestrator のどのページでも使用できます。

  • Windows コンピューターの場合: Ctrl + /
  • Mac コンピューターの場合: Cmd + /

オブジェクトのリンク ページでのフォルダー名の表示

[他のフォルダーからリンク] オプションを使用してオブジェクトをリンクする際に、そのオブジェクトが他の複数のフォルダーに既にリンクされている場合は、リンク元のフォルダーの名前が [フォルダーの検証] ページの [フォルダー] 列に表示されるようになりました。以前は、フォルダーの数が代わりに表示されていました。

[監視] ページのレイアウト

アセットとキューのリンクページの詳細情報の追加

他のフォルダーのキューやアセットをリンクしようとすると表示される [キューを選択] ページや [アセットを選択] ページに、[ラベル] 列と [プロパティ] 列が含まれるようになりました。このため、各項目の詳細情報を簡単に確認できるようになりました。

アラート機能のアップグレード

新しいメール テンプレート

  • アラートのメールを一新しました。「エラーの概要」メールと「アラートの概要」メールに表示される情報が、より直感的かつ包括的な方法で表示されるようになりました。必要なアラートをサブスクライブして、受信トレイの新着メールを確認してください。

アラートから根本原因への移動

  • エラーの概要」メールの各アラートのリンクをクリックすると、関連するコンポーネントのページにリダイレクトされます。移動先のページは根本原因が表示されるようにフィルター処理されているため、簡単に問題を修正できます。
  • 同様に、[アラート] ページからも根本原因にリダイレクトできるように [アラートのソースを確認] ボタンを追加しました。

    アラートについて詳しくは、こちらのドキュメントをご覧ください。

サブスクリプションのきめ細かい設定

  • アラートを受信するイベントの種類を絞り込めるようになりました。[アラートの設定] ページを改良し、サブスクリプション対象のコンポーネントごとに特定のイベントを選択できるようにしました。サブスクリプションの方法については、ユーザー ガイドをご覧ください。

アラートの受信者の設定

  • 組織管理者は、ユーザーがアラートを受信する対象のイベントとフォルダーを選択できます。

    • ユーザー アラートの設定プロファイルで、特定のアラートを選択できます。
    • ユーザーがアラートを受信する対象のフォルダーを、フォルダーからアクセス権を削除せずに制限できます。

      ユーザーのサブスクリプションの設定方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

ジョブの新しいアラート

  • 保留中または再開のステートに留まっているジョブ ジョブが「保留中」または「再開」のステートに留まっていると、ユーザーが不便を感じる場合があります。このため、指定した期間を超えて保留中または再開のステートに留まっているジョブについてアラートを受信できるようになりました。トグルをオンにすると、指定期間を超えてジョブが保留中または再開のステートに留まっている場合にエラーのアラートが送信されます。このため状況を改善するアクションをとることができます。

    このトグルは、[トリガーを作成/編集] ページと [ジョブを開始] ページで利用できます。詳しくは、該当する手順をご覧ください (「トリガーを管理する (手順 14)」、「ジョブを管理する (手順 6)」)。

  • 実行が完了していないジョブ。ジョブが予想以上に長い間同じステータスに留まっているのは、ユーザーにとってよいことではありません。このため、指定期間を超えて実行中のままになっているジョブについてアラートを受信できるようになりました。この設定は、[トリガーを作成/編集] ページまたは [ジョブを開始] ページで [開始済みのジョブが完了していない場合にアラートを生成] トグルをオンにすると有効化できます。詳しくは、該当する手順をご覧ください (「トリガーを管理する (手順 15)」、「ジョブを管理する (手順 7)」)。

[ヘルプ] ボタンの刷新

  • [ヘルプ] ボタンをクリックした際に表示されるショートカットを新しくしました。たとえば、製品固有のコンテンツ (ドキュメント、リリース ノート、YouTube のチュートリアル)、ならびに UiPath のサポート センターやリソース センターなどに移動できます。
  • また、フィードバック フォームへのリンクの名前を「アイデアを提出」から「製品に関するフィードバックを送信」に変更しました。



キューの改良

  • アーカイブされたキュー アイテムの .zip ファイルにメタデータ ファイルが含まれるようになりました。これにはコンテナーのキューに関する詳細情報が含まれます。
  • キューのグラフを改良し、[ビジネス例外][アプリケーション例外][成功したトランザクション] カードに、それぞれの平均実行時間が秒単位で表示されるようにしました。

2022 年 8 月 11 日

改良点

Web ページの動作をより高速にするため、Orchestrator がコンテンツ配信ネットワーク (CDN) を使用して読み込まれるようになりました。

ファイアウォール設定の Orchestrator の許可リストに、orch-cdn.uipath.com の URL を必ず追加してください。

2022 年 8 月 10 日

ユーザー アカウントに対するオートメーションの設定の改良

ユーザー アカウントに対してオートメーションの機能を設定できる管理画面を大幅に改良しました。これまでは、[ロボットの設定] タブで管理者がユーザーに対して有人/無人の機能を有効化/無効化できましたが、これを次の 2 つのタブに分割しました。

  • [個人オートメーションの設定] タブ。この設定は以前は有人オートメーションのセクションにあり、[Attended ロボット] トグルで制御していました。
  • [無人オートメーションの設定] タブ。こちらは専用のタブが作られただけで、大きな変更はありません。





ユーザーの設定に関しては、UiPath では今後は「有人」という表現を使用せず、「個人オートメーション」という包括的な表現に切り替えます。「個人オートメーション」では、ユーザーは自身のマシンでローカルにプロセスを実行すること (有人オートメーション) に加え、自身の ID でプロセスをリモート実行することもできます。詳しくは、個人 (リモート) オートメーションについてご覧ください。

個人 (リモート) オートメーション

無人オートメーションは通常、ロボット アカウント (Windows サービス アカウントと同等の UiPath のアカウント) で実行されます。管理者が Unattended ロボットを有効化すると、ロボットはユーザー アカウントを偽装できます。つまり、ロボットがそのユーザー ID の代わりに機能し、ユーザーと同じ権限でオートメーションを実行できます。

ユーザー アカウントで無人オートメーションを実行する典型的なケースは、RPA 開発者が自身のオートメーション プロジェクトをデバッグする場合、または、市民開発者やビジネス ユーザーが自身の ID でオートメーションを実行する際にローカル マシンではなくサーバー側のリソースを使用する場合です。

これまでは、リモート マシンで自分自身としてオートメーションを実行するには、管理者があらかじめアカウントの設定で [Unattended ロボット] トグルをオンにして、Unattended ロボットによるユーザーの偽装を許可する必要がありました。

今回のリリースより、開発者とビジネス ユーザーの両方が、個人オートメーションの機能によってリモート マシン上で自身の ID でバックグラウンド オートメーションを実行できるようになりました。このため、ユーザー アカウントにUnattended ロボットを設定する必要がなくなりました。これは個人 (リモート) オートメーションと呼ばれます。オートメーションがユーザーの ID を使い、ユーザーが直接的なアクセス権を持たないサーバー側のリソース上で実行されるためです。

Orchestrator から手動でジョブを開始し、自分自身として実行する



Orchestrator でタイム トリガーを設定し、自分自身として実行する



注: Named User ライセンスをユーザーから削除すると、そのユーザーの個人用ロボットが削除され、[自分自身として実行] の設定によってそのユーザーの ID で実行されるトリガーはすべて無効になります。このユーザーにライセンスを再度割り当てても、トリガーは再検証されません。このため破損したトリガーを削除し、新しいトリガーを作成する必要があります。

個人 (リモート) オートメーションにホスト マシンを割り当てるには、マシン テンプレートを使用します。Orchestrator の管理者がユーザーのリモート インフラストラクチャを設定するには、通常の無人オートメーションの設定と同様にユーザーのフォルダーにマシン テンプレート オブジェクトを追加します。追加できるオブジェクトは、マシン テンプレート、エラスティック ロボット プール、クラウド ロボット - 仮想マシン、Cloud ロボット - サーバーレス マシンのいずれかです。

また、個人 (リモート) オートメーションに加えて、ユーザー アカウントで無人オートメーションの実行を有効化することもできます。この 2 つの違いは次のとおりです。

  • 個人 (リモート) オートメーションを実行できるのは、基になるプロセスがバックグラウンド プロセスの場合のみです。ユーザーの操作が必要なプロセスでは利用できません。ユーザーの操作が必要なプロセスを実行するには、これまでと同様に Unattended ロボットを設定する必要があります。ユーザーが Unattended ロボットを使用して無人インフラストラクチャでオートメーションを実行できるようにする方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
  • 個人 (リモート) オートメーションでは、ユーザーの ID が対象の単一のプロセスの実行にのみ使用されるため、ユーザーの ID をいつどのように使用するかについてきめ細かく制御できます。一方、Unattended ロボットはユーザーを偽装してそのユーザーのように振る舞うため、ユーザーがアクセス権を持つすべてのフォルダーでプロセスを実行できます。

管理者の方へ: ユーザーに対して個人オートメーションの実行を有効化する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

開発者とビジネス ユーザーの方へ: 個人 (リモート) のオートメーションを実行する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

ロボットの設定インターフェイスの変更

[ロボットの設定] ページに以下の変更を加えました。

  • [解像度の設定] セクションの名称を [セッションの設定] に変更しました。
  • [コンソールへログイン] オプションを、[ログの設定] セクションから [セッションの設定] セクションに移動しました。

改良点

外部アプリケーション ID がキュー アイテム イベントの監査グリッドに表示されるようになりました。

バグ修正

テスト スケジュールを複数回有効化/無効化すると、ジョブの予期しない実行が複数回トリガーされていました。この問題は、現在は修正されました。

機能の変更を確認できるタイミング

リリース ノートで変更が最初に告知される日付は、その機能が最初に利用可能になる日付です。

ご自身の環境で変更がまだ確認できなくても、すべてのリージョンに変更がロールアウトされると確認できるようになります。

非推奨化のタイムライン

非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。

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