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Orchestrator リリース ノート
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Last updated 2024年11月4日

2023 年 11 月

2023 年 11 月 30 日

デプロイ済みアプリの詳細情報の編集

デプロイ済みのアプリの詳細情報 (アプリの名前、説明、バージョンなど) を簡単に更新できるようになりました。アプリがデプロイされた Orchestrator フォルダーに移動し、[オートメーション] > [アプリ] ページを開いて、目的のアプリの [その他のアクション] メニューにアクセスし、[アプリの詳細を編集] をクリックするだけで、必要な変更を簡単に行えます。

2023 年 11 月 28 日

マシンのメンテナンス アクションの監査

[セッション] コンポーネントの [監査データ] ウィンドウに [メンテナンス] フィールドを追加し、無人マシンの [メンテナンス]オプションのステータスが表示されるようになりました。1 はマシン メンテナンス モードの有効ステータス、0 は無効ステータスをd示します。

SSE-KMS を使用した S3 バケットのサポート

Orchestrator では、Amazon S3 ストレージ バケットに対して AWS Key Management Service キー (SSE-KMS) を使用したサーバー側の暗号化をサポートするようになりました。

トランザクションの詳細に関する新しい制限

システムの過負荷を防ぐため、トランザクションの詳細フィールドに次の上限を適用します。

  • 固有データ - 1 MB

  • 出力データ - 1 MB

  • 分析データ - 1 MB

  • 例外の理由 - 524,288 文字

  • 例外の詳細 - 524,288 文字

パフォーマンスの改良

アセット数が多いフォルダーからアイテムを取得する際のパフォーマンスが向上しました。

2023 年 11 月 13 日

API 呼び出しを介してジョブを実行する

Orchestrator で、好みのサードパーティ アプリケーションを使用して効率的にジョブを実行できるようになりました。

このために、ジョブを外部アプリケーションから実行できる API エンドポイントを生成する方法として、API トリガーを導入します。プロセスに基づくトリガーを作成し、生成された URL をコピーしてツールに貼り付け、要求を承認するだけで、定義したパラメーターでジョブが実行されます。

以下に、この導入に伴ってインターフェイスに新たに加わる項目を示します。

  • [オートメーション] > [トリガー] セクションの [API トリガー] オプション

  • プロセスのコンテキスト メニューの [トリガーを追加] リストの [API トリガー] オプション

  • [全般] タブにある複数のテナント設定

    • API トリガーの CORS 許可リスト ([API の設定] セクション)

    • 同期 API トリガーのリダイレクトに Authentication ヘッダーを要求 ([API の設定] セクション)

    • トリガー - API トリガー - 保留中ジョブの最大数 ([実行の設定] セクション)

API トリガーに関する全般的な情報についてはこちら、管理方法についてはこちらをご覧ください。その後、API トリガーを使用してジョブを実行する方法をこちらでご確認ください。

外部フィードを認証する

パッケージと同じように、ライブラリに使用する外部フィードも基本認証資格情報で保護できるようになりました。

キュー トリガーを再トリガーする

新しいオプション [ジョブの完了後に条件を見直し、可能な場合は新しいジョブを開始] により、キュー トリガー システムの有効性が向上します。このオプションを選択すると、ジョブが完了するたびにキュー トリガーが評価され、残りのキュー アイテムの処理に使用できるリソースが特定されます。これにより、アイドル状態のロボットがあるのに滞留しているキュー アイテムがあるという状況が解消されるため、インフラストラクチャの非効率的な使用を防止できます。
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割り当てられているロールと権限を確認する

アクセス制御フレームワークの最適化というミッションへの継続的な取り組みとして、[ロールと権限を確認] ウィンドウを大幅に改良しました。

これまでは、テナント ロールとフォルダー ロールがすべて 1 つのリストにまとめられており、権限に関する詳細が表示されていませんでした。今後は、より多くの情報にアクセスできるだけでなく、使いやすくなったビューも利用できるようになります。このビューでは、ロールがテナント カテゴリとフォルダー カテゴリに分けて表示されるほか、付与されている各ロールに含まれる権限すべてを一目で確認できます。また、ロールまたはフォルダーでフィルター処理することで、関心のある詳細情報に正確に的を絞ることもできます。
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Orchestrator でのディレクトリ ユーザー イベントの処理

管理ポータルでディレクトリ ユーザーに加えた変更 (更新や削除など) が、すべてのテナントで Orchestrator のユーザー リストと監査ログに反映されるようになりました。

さらに詳しく説明すると、更新や削除のログが記述子 User System Administrator updated/deleted account {user_mail} で記録されるようになりました。変更内容を確認するには、[監査データ][詳細を表示] をクリックします。

ディレクトリ ユーザーを削除すると、次のような処理が実行されます。

  1. 接続されているロボットもすべて自動的に削除されます。

  2. 関連付けられた個人用ワークスペースは孤立します。これらのワークスペースは引き続き探索したり、モダン フォルダーに変換したりできます。

更新を Orchestrator に同期する際に遅延が発生する場合があることに注意してください。

入力/出力引数のストレージ制限の減少

現在、入力/出力引数のストレージ制限は、Free プランおよび Community プランのユーザーは 1 MB、Enterprise プランのユーザーは 30 MB です。ただし、Enterprise プランに対しても 1 MB の制限のロールアウトを進めており、まもなく適用される予定です。

2023 年 11 月 10 日

クラウド プール内のマシンの新しい更新システム

UiPath は、ご利用のオートメーションと最新の UiPath ソフトウェア バージョンとの互換性を確保することの重要性を理解しています。この作業における効率化を図るため、既定の更新オプションを補完する新たな更新オプションを導入します。

遅延自動更新の導入: これまで UiPath のソフトウェアの更新は、新バージョンのリリースの 2 週間後に定期的に仮想マシンにデプロイされていました。今回、[遅延自動更新] オプションを使用することで、1 つの Enterprise バージョンの更新を延期できるようになりました。

例: 最新の UiPath ソフトウェア バージョンが 2023.10 である場合に、[遅延自動更新] オプションを選択すると、仮想マシンにインストールされているソフトウェアは、更新の準備ができるまでバージョン 2023.4 のまま変わりません。

セキュリティ第一: お客様のセキュリティは UiPath の最優先事項です。重要なセキュリティ修正プログラムを含むソフトウェア バージョンは、選択した更新オプションに関係なく、自動的かつ即座に VM にプッシュされます。

より柔軟になった UiPath ソフトウェアのバージョン管理を是非ご活用ください。

注:

このオプションは、Automation Cloud ロボット - 仮想マシンおよびエラスティック ロボット プールの作成時に使用できます。

Automation Cloud ロボット プールに独自のイメージを利用する

Automation Cloud ロボットのユーザー エクスペリエンスがさらに大きく進化し、使い慣れた設定 (パーソナル クラウドのハード ドライブ) を使用して VM をプロビジョニングできるようになりました。

この機能強化は、ユーザーの利便性を考慮して設計されています。理解しておくべき点は次のとおりです。

イメージの容易な複製: クラウド サブスクリプションに既に設定がある場合は、イメージのコピーを作成して、Automation Cloud ロボット - 仮想マシンの基本イメージとしてアップロードできます。

時間の節約: オンプレミスまたはクラウド管理のインフラストラクチャから Automation Cloud ロボット - 仮想マシンに移行する際の問題が解消されます。

ソフトウェアのインストールの簡素化: 必要なソフトウェアを追加するために常時リモート デスクトップ接続を使用する必要はありません。新しいプロビジョニング方法では相互の通信が不要になるため、インストールが効率化し、よりユーザー フレンドリーになります。ソフトウェアのインストールに取られていた時間を自動化タスクに回して時間を有効活用できます。

ロボット アカウントのカスタマイズ: 好みのロボット アカウントでジョブを実行できるようになり、オートメーション プロジェクトの制御が強化されます。

Automation Cloud ロボットのユーザー エクスペリエンスを今すぐこちらの新機能でアップグレードしましょう。

機能の変更を確認できるタイミング

リリース ノートで変更が最初に告知される日付は、その機能が最初に利用可能になる日付です。

ご自身の環境で変更がまだ確認できなくても、すべてのリージョンに変更がロールアウトされると確認できるようになります。

非推奨化のタイムライン

非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。

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