- リリース ノート
2023 年 2 月
Studio パッケージで使用されているアプリケーションの情報が Orchestrator で取得されるようになりました。このため、アプリケーションのリストを以下の場所で確認できます。
- 基になるパッケージの [プロセス] ウィンドウの [アプリケーション] セクション
- 各パッケージ バージョンの [リリース ノートを表示] ウィンドウ
サービス全体で使用するタグを一元管理できるようになりました。Automation Cloud アカウントの [管理] セクションでテナント レベルの設定画面を開くと、[タグ] ページを利用できます。このページ 1 箇所からタグを追加、編集、削除できるため、タグを設定するために個々のオブジェクトに何度もアクセスする必要がありません。
パッケージのオフィシャル ホスト フィードの URL を https://pkgs.dev.azure.com/uipath/Public.Feeds/_packaging/UiPath-Official/nuget/v3/index.json に変更しました。Myget フィードは非推奨となります。この変更は、Enterprise ユーザーには 5 月 2 日に適用されます。
https://pkgs.dev.azure.com
を追加するようにしてください。追加しないと、UiPath のオフィシャル ライブラリをダウンロードできなくなります。
Orchestrator の管理者が個人用ワークスペースの探索の停止を制御できるオプションを 2 つ追加しました。
- 指定時間の経過後に個人用ワークスペースの探索を自動停止 - 指定した時間が経過すると、個人用ワークスペースの探索プロセスが自動的に停止されます。
- 個人用ワークスペースの探索に使用されているすべてのアクティブなセッションを停止 - 現在アクティブな探索セッションがすべて停止されます。
どちらのオプションもテナント設定 ([全般] タブ> [個人用ワークスペース] セクション) で利用できます。
ジョブに対して既定の保持ポリシーをカスタマイズできるようになりました。古いジョブを完全に削除するか、指定のストレージ バケットに移動させて後からアクセスできるようにするか選択できます。この機能により、秩序立った方法でデータベースが解放され、Orchestrator のパフォーマンスが向上します。ただし、独自のポリシーを設定しない場合でも既定のポリシーが適用されますのでご注意ください。
さらに、以下が追加されました。
- [プロセス] > [列] フィルターに保持ポリシーに関するオプションを 2 つ追加し、プロセスの既存のポリシーをすばやく確認できるようにしました。
- [アラートの設定] ページのメールのサブスクリプションに新しいアラートを 1 つ追加し、プロセスの保持が失敗した場合に通知を受け取れるようにしました。
保持ポリシーの活用方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
- キュー アイテムのステートを更新する操作で、削除済みのテナントが無視されるようになりました。これにより、フィードを持たないテナントが検出されても、キュー アイテムのステートの移行がブロックされることがなくなりました。
- デバッグや不具合の検出において、ログは非常に重要です。特定のプロセスのすべてのジョブ実行のログにまとめてアクセスできるようになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。
ジョブの作成時刻の列
[ジョブ] グリッドに時刻の列を 2 つ追加し、ジョブの作成時刻の相対時間と絶対時間のいずれかを表示できるようにしました。これらの列は既定では表示されないため、[列] フィルターで選択するようにしてください。
Webhook の名前と説明
Webhook-c42b72b1-17fb-4643-ab9c-1bd2102f0ff6
のような名前を受け取ります。
これらのパラメーターは API でも利用できます。API では [キー] パラメーター (必須) も追加されています。ただし、以下の点にご注意ください。
- [名前] パラメーターは v2023.4 のオンプレミス リリースまでは任意です。v2023.4 以降は、POST
odata/Webhooks
エンドポイントを介して作成される Webhook には名前を指定する必要があります。 - 必須の [キー] パラメーターはシステム内で Webhook に付与される一意の識別子であるため、変更できません。
- POST ペイロードで Webhook の名前を指定しない場合は、「
Webhook
」に [キー] の値を追加した名前が自動的に生成されます。たとえば、Webhook-c42b72b1-17fb-4643-ab9c-1bd2102f0ff6
です。
詳しくは、こちらのドキュメントをご覧ください。
UiPath Robot と CrowdStrike Falcon (エンドポイント保護プラットフォーム) との連携のステータスが、新しい列 [EDR 保護] に表示されるようになりました。
この列は、テナント レベルの [マシン] ページおよび [インストール済みのバージョンとログ] ページに表示され、ロボットが接続されている各マシンの連携ステータスを示します。表示されるステータスは次のいずれかです。
- 有効 - CrowdStrike の保護が有効です。
- 該当なし - CrowdStrike の保護が有効でないか、ステータスが不明です。
- 混合 ([マシン] ページのマシン テンプレートに対してのみ有効) - CrowdStrike の保護が一部のホスト マシンでのみ有効で、他のホスト マシンでは無効であるか、ステータスが不明です。
リリース ノートで変更が最初に告知される日付は、その機能が最初に利用可能になる日付です。
ご自身の環境で変更がまだ確認できなくても、すべてのリージョンに変更がロールアウトされると確認できるようになります。
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。