- リリース ノート
2023 年 5 月
テナント設定の [全般] タブに、新たな実行設定 [キュー - 未処理のキュー アイテムの確認頻度 (分)] が追加され、処理を待機しているキュー アイテムを確認する間隔を指定できるようになりました。
$count
エンドポイントへの呼び出しは許可されなくなりました。それらのエンドポイントは、データ スキャンの大きさから API のパフォーマンスに影響を及ぼしたためです。
アプリケーションの左上隅にあるアプリ起動メニューが常に折りたたまれ、クリックした時にのみ、利用可能なすべての製品とサービスのリストが表示されるようになりました。
仮想マシンが Windows デスクトップ マシン上に構築されている場合、ACR 仮想マシンを Azure AD に登録できるようになりました。詳しくは、こちらをご覧ください。
アプリを Orchestrator ですぐに利用できるようになりました。アプリは常にテナントにパブリッシュされ、その後フォルダーにデプロイできるため、アプリを直ちに開始して実行できます。
[アプリ] ページでは、パブリッシュ済みのアプリをデプロイ、以前にデプロイしたアプリを管理、最新のバージョンですべてのアプリを最新の状態に維持、デプロイ済みのアプリを実行、およびアプリ プロジェクトに直接移動できます。
この機能の一部として、Orchestrator でアプリとアプリのバージョンという 2 つの新しい権限が利用可能になりました。
追記: 2023 年 6 月 13 日
UiPath 側で発生した不具合により、この機能は当初の発表日 (2023 年 5 月 16 日) には利用できませんでした。
今回のリリースより、クラシック フォルダーでのジョブの実行が段階的にブロックされていきます。
これは、Community プランの組織では 2 週間以内に、Enterprise プランの組織では 6 月に行われることが予定されています。
移行がまだ完了していない場合は、専用のウィザードを使用するか、手動の移行によって、クラシック フォルダーをモダン フレームワークに移行してください。
この変更による影響についての詳細情報、および早急に移行を行う必要性について詳しくは、こちらをご覧ください。
パッケージのオフィシャル ホスト フィードの URL を https://pkgs.dev.azure.com/uipath/Public.Feeds/_packaging/UiPath-Official/nuget/v3/index.json に変更しました。Myget フィードは非推奨となります。
https://pkgs.dev.azure.com
を追加するようにしてください。追加しないと、UiPath のオフィシャル ライブラリをダウンロードできなくなります。
/odata/ProcessSchedules/UiPath.Server.Configuration.OData.SetEnabled
エンドポイントの機能を改良し、ユース ケースを以下のように変更しました。
-
単一のスケジュール ID を指定すると、ID が有効な場合は「200 OK」、ID が無効な場合は対応する応答コード (例:「404 Not found」) が返されます。
-
複数のスケジュール ID を入力すると、ID は 1 つずつ検証されます。このため、要求のペイロードに
multistatusEnabled
パラメーター (Boolean) を追加しました。これにより、応答の出力が変更されます。-
値を「false」(既定値) にすると、スケジュール ID のいずれかが無効の場合は、応答コードは「200 OK」となり、応答本文にはキーと値のペア
{"value": false}
が含まれます。この応答は、無効な ID がいくつかあることを示しますが、ID は記載されません。すべてのスケジュール ID が正しい場合、応答本文には{"value": true}
が表示されます。 -
値を「true」にすると、スケジュール ID のいずれかが無効の場合は、応答コードは「207 Multi-Status」となり、応答本文にはすべての無効なスケジュール ID のリストが記載されます。すべてのスケジュール ID が正しい場合、応答コードは「200 OK」となり、応答本文には
{"value": true}
が表示されます。
-
multistatusEnabled
を「false」に設定しても、単一の ID に対して適切な応答コードが提供されることです。
2023 年 1 月に発表されたとおり、API を使用してトランザクションの最終ステートを変更する機能は非推奨になります。詳しくは、『UiPath 概要ガイド』の「非推奨化のタイムライン」をご覧ください。
リリース ノートで変更が最初に告知される日付は、その機能が最初に利用可能になる日付です。
ご自身の環境で変更がまだ確認できなくても、すべてのリージョンに変更がロールアウトされると確認できるようになります。
非推奨化および削除される機能に関する最新情報については、非推奨化のタイムラインを定期的に確認することをお勧めします。
- 2023 年 5 月 30 日
- 新しい実行設定
- 必須の Webhook の名前
- $count 関数呼び出し
- アプリ起動メニューが折りたたまれて表示されるように
- パッケージ エクスプローラーのソースを含むパッケージ
- 2023 年 5 月 23 日
- プレビュー期間が終了した機能
- 2023 年 5 月 19 日
- ACR 仮想マシンを Azure AD に登録する
- 2023 年 5 月 16 日
- フォルダー内のアプリ
- 2023 年 5 月 3 日
- クラシック フォルダーでのジョブの実行のブロック
- ホスト フィードの変更
- テナント検索の新しいフィルター オプション
- ProcessSchedule API の新しいワークフロー
- API を介したトランザクションの最終ステートの変更が非推奨に
- 機能の変更を確認できるタイミング
- 非推奨化のタイムライン