- リリース ノート
2022 年 5 月
テナントの既定のメール設定を 1 度変更した後で、元に戻したくなったことはありませんか?[テナント] > [設定] > [メール] ページに [既定値にリセット] ボタンを追加しました。このボタンをクリックすると、テナントのメールの設定が初期設定に戻ります。
また、新しいメール設定に問題がなければ、同じページの [メールの設定をテスト] ボタンをクリックすると、メール機能が適切に動作するかどうかを確認できます。
既定の保持ポリシーをカスタマイズして設定することで、キュー アイテムを管理できるようになりました。古いキュー アイテムを完全に削除するか、指定のストレージ バケットに移動させて後からアクセスできるようにするか選択できます。この機能により、秩序立った方法でデータベースが解放され、Orchestrator のパフォーマンスが向上します。ただし、独自のポリシーを設定しない場合でも既定のポリシーが適用されますのでご注意ください。保持ポリシーの活用方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
- [アセット] ページでアセットを名前で並べ替える機能が動作しません。
- フォルダー レベルの [オートメーション] ページの [ログ] セクションで検索オプションを使用する際に、検索用語に日本語の文字が複数含まれていると検索を行えません。ただし、含まれている日本語の文字が 1 文字のみの場合は検索できます。
名称の変更
これまで Automation Cloud ロボット (ACR) と呼ばれていたロボットの名称が、UiPath Automation CloudTM ロボット (または Cloud ロボット - 仮想マシン) に変更されました。
これは、Automation Cloud ロボットとして次の 2 種類のロボットが提供されることになったためです。
・Cloud ロボット - 仮想マシン
・Cloud ロボット - サーバーレス (UiPath Automation CloudTM ロボット - サーバーレス)
Cloud ロボット - 仮想マシンと Cloud ロボット ロボット - サーバーレスの一般提供 (GA) が開始
UiPath Automation CloudTM ロボット - 仮想マシンおよび UiPath Automation CloudTM ロボット - サーバーレス機能が一般提供 (GA) 機能になりました。
また、Enterprise プランおよび Enterprise 無料トライアルのユーザーにも Cloud ロボット - サーバーレスが利用可能になりました。
メンテナンス ウィンドウが設定可能に
Cloud ロボット - 仮想マシンのマシン テンプレートの設定の一環として、テンプレートから作成されたすべてのマシンに対して自動メンテナンス ウィンドウを設定できるようになりました。これにより、ソフトウェアのアップグレードを安全にプッシュしてインストールしたり、テンプレートに属するすべてのマシンで他のメンテナンス作業を実行したりできます。
Cloud ロボット プールを作成する (手順 8 以降) | よくある質問: メンテナンス ウィンドウについて
ライセンスの変更
フィードバックや使用パターンに基づき、Cloud ロボット (仮想マシンとサーバーレスの両方) に使用されるライセンスの種類を変更しました。
ロボット ユニット
ランタイム ライセンスだった Automation Cloud ロボット ライセンスの代わりに、サービス消費単位ライセンスとして ロボット ユニット (RU) を導入しました。このライセンスの種類では、月ごとに事前定義され量の使用が認められ、この機能を使用するごとにライセンス単位が消費されます。
このライセンスの種類の詳細については、「ロボット ユニット」をご覧ください。
Automation Cloud ロボットのライセンス
プレビュー機能として Cloud ロボット - 仮想マシンがリリースされた際に(リリース時の名称は Automation Cloud ロボット) 、Enterprise ユーザーに Automation Cloud ロボット ライセンスが 1 つ付与されました。
Automation Cloud ロボットのライセンスは 2022 年 5 月 30 日まで引き続き利用可能ですが、その後は削除されます。ライセンスのないマシンは、ライセンスされない状態でさらに 60 日後経つと、削除されます。
Cloud ロボット - 仮想マシンを引き続き使用する場合は、組織で使用するロボット ユニットを購入する必要があります。サポートについては、営業担当までお問い合わせください。