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Orchestrator リリース ノート

Automation CloudAutomation Cloud Public SectorAutomation SuiteStandalone
最終更新日時 2024年12月9日

2021 年 6 月

2021 年 6 月 28 日

Orchestrator を使用して有人ジョブを終了する

Orchestrator から有人ジョブを終了できる機能を追加したことで、企業の管理者が有人オートメーションを管理しやすくなりました。[オートメーション] > [ジョブ] に移動し、[その他のアクション] > [停止] または [強制終了]を選択することで、わずか数クリックで正常に動かなくなったオートメーションを終了させることができます。

注: 有人ジョブを Orchestrator で終了するには、v2021.6 以上の Robot を使用する必要があります。
重要: Orchestrator から有人ジョブを終了するには、SignalR を有効化し、Robot が WebSocket を使用して Orchestrator の SignalR チャネルに接続できるようにする必要があります。[設定] > [スケーラビリティ]SignalR が有効化されていると共に、[WebSocket] が選択されていることを確認してください。


ユーザーの作成がより簡単に

Orchestrator の [ユーザー] ページ ([テナント] > [ユーザー]) の右上に [アカウントおよびグループを管理] ボタンを追加しました。このボタンをクリックすると、Automation Cloud の [管理] > [ユーザーとグループ] ページに遷移します。

注: Orchestrator にユーザーまたはグループを追加し、ロールを割り当てるには、あらかじめ Automation Cloud の [管理] > [ユーザーとグループ] でユーザーまたはグループを作成する必要があります。新しく追加されたボタンをクリックすれば、ユーザーやグループをすばやく追加して、Orchestrator での設定作業を続けられます。

また、Orchestrator の [ユーザー] ページにある [権限を確認] ボタンの名称を、[ロールを確認] に変更しました。実際にユーザーやグループに割り当てるのは「ロール」であり、ロールを構築する要素である「権限」を個別に割り当てることはないためです。

既存のキューの更新

既存のキューを更新できるようにしました。具体的には以下のとおりです。

  • 既存のキューの情報を維持したまま、キューの名前を変更できます。スペル ミスを修正したり、最初につけた名前を変更したりする際に、わざわざキュー (およびキュー アイテム) を削除して作成し直す必要がなくなりました。
  • [自動リトライ] オプションを [いいえ] から [はい] に、またはその逆に変更できます。失敗したトランザクションを自動的にリトライさせるかどうかを、キューを作成した後でも検討・変更できるようになりました。
  • [最大リトライ回数] に新しい値を設定できます。[自動リトライ] オプションを有効化した場合に、トランザクションが [成功] ステータスに変わるまでリトライされるよう、リトライの回数を設定できるようになりました。
注: 上記の変更はキューの作成後に行うことができますが、変更が反映されるのは次回以降のトランザクションに対してのみですので、ご注意ください。

キューの編集方法について詳しくは、こちらをご覧ください。

改良点

  • メンテナンス モードのテナントに API 呼び出しを行った際に返されるステータス コードを、503 から 423 に変更しました。
  • プロセスに対するジョブの最大数に到達した際のトリガーに関するアラートの重要度を、Error から Info に変更しました。このため、プロセスのデバッグがより簡単になりました。この場合、次のポップアップ メッセージが表示される可能性があります。

「フォルダー <フォルダー名>: # プロセス <プロセス名> の # トリガー <トリガー名> はジョブを作成できませんでした。このプロセスに対するジョブの最大数に既に達しています。トリガーの設定、ロボットの利用状況、および実行中のジョブを確認してください。(#1693)」

注: このようなアラート メッセージを [アラート] ページで確認できるようにするには、[ステート] フィルターを [すべて] に変更してください。

バグ修正

ユーザー モードでインストールされた Robot が、Orchestrator からのジョブの停止/強制終了のコマンドを受信せず、[終了中] のステートに留まっていました。

2021 年 6 月 16 日

バグ修正

  • ユーザー: Orchestrator で管理者権限を持つユーザーがいなくなることを防ぐため、Administrator ロールが割り当てられたユーザーやグループが他に存在しない場合に、Administrator ロールを持つ唯一のユーザーを削除できなくしました。同様に、Administrator ロールを持つユーザーやグループが他に存在しない場合は、最後に残った Administrator ロールを持つ唯一のユーザー グループは削除できません。
  • メールの検証: メールの設定をテストする際に、SMTP ポートが指定されていない場合でも成功メッセージが表示されていました。この挙動は現在は修正され、このシナリオではメールの検証が失敗するようになりました。

2021 年 6 月 7 日

改良点

  • Orchestrator API: FolderNavigation API の GetFolderNavigationContextForCurrentUser エンドポイントに、ブール値のプロパティ IsPersonal を追加しました。このプロパティはエンドポイントの応答本文に表示され、返されたフォルダーが個人用ワークスペースかどうかを確認します。詳しくは、API リファレンスのドキュメントをご覧ください。
  • ユーザー: これまで Automation Cloud の [管理] > [ユーザーとグループ] ページにリダイレクトしていた、[ユーザーを他のサービスで管理] オプションを削除しました。現在 Orchestrator は Automation Cloud に埋め込まれているため、Orchestrator のどのページを開いていても、画面左のレールで [管理] をクリックしてユーザーを管理できます。



バグ修正

エラスティック ロボット オーケストレーション:

  • 1 つのフォルダーに複数のクラウド マシン テンプレートが割り当てられている場合に、ジョブを実行するマシンが新しく必要になると、各プールからマシンが要求されていました。現在は、クラウド マシン テンプレートの性質に即して、クラウド マシン テンプレートが 1 つフォルダーに割り当てられていると、追加のマシンやテンプレートをそのフォルダーに割り当てることができないようになりました。
  • クラウド マシン プールの基盤となっている仮想マシン テンプレートで v2020.10 以前の UiPath Robot が使用されている場合、ジョブを実行すると、作成されたマシンに最新版の Robot (v2021.4) が自動的にインストールされていました。

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