- リリース ノート
2020 年 4 月
Attended ユーザー一人一人に対して個人用ワークスペースの作成を有効化すると、Studio ユーザーの作業が楽になります。この個人フォルダーはオフィシャルな Orchestrator フィードから独立し、分離されたストレージ スペースとして機能します。ユーザーはこの独立したスペースにパッケージを直接パブリッシュでき、パブリッシュするとプロセスが自動で作成または更新されます。このためオートメーション プロジェクトをトレイからすばやく簡単に開始できます。
パッケージ エクスプローラーに比較機能が加わりました。選択した 2 つのバージョンのパッケージについて、現在の相違点を確認できます。追加、変更、削除されたワークフロー ファイルが示され、フォルダーや依存関係リストの変更箇所は強調表示されます。フィルターで必要な情報を絞り込んで確認することもできます。
.xaml
ファイルを横に並べて比較できます。古いバージョンのファイルが左側に表示され、削除されたコンテンツは赤色に、変更されたコンテンツは黄色に、追加されたコンテンツは緑色に、それぞれ強調表示されます。
フォルダーでスコープされているエンティティのページに表示されるフォルダー パスを、クリックできるようにしました。このため、異なるフォルダー間をすばやく簡単に移動できます。詳細についてはこちらをご覧ください。
この数日間、不要なメール メッセージが送信されていました。この迷惑メールのような挙動はメール アラート機能によるものでしたが、今回修正しました。今後、日単位のメール アラートは、通知すべき重要な情報がある場合のみ送信されます。ご不便をおかけして申し訳ございませんでした。
キュー トリガーの作成時に [実行ターゲット] タブが使用できるようになり、モダン フォルダーの機能がさらに充実しました。このタブではプロセスを実行する特定のユーザーを選択したり、マシンが複数のランタイムを持つ場合は [すべてのユーザー] のままにしたりできます。
Orchestrator の [プロセス] ページ、および [トリガー] ページに [ジョブを開始] ボタンを追加しました。このため、オートメーション プロジェクトをより直感的に開始しやすくなりました。
パフォーマンスを向上させるために、[監視] メニューに表示される期間の精度を変更しました。たとえば、ジョブの処理期間が「1 日 3 時間 46 分」の場合、端数が切り上げられ、対応するウィジェット内の表示は「1 日」となります。表示された値の上をホバーすると、正確な期間を ISO 8601 の形式で確認できます。
この変更が反映される箇所は、[ジョブの詳細] の [期間] フィールド、[プロセスの詳細] の [平均期間] および [平均保留期間] フィールド、[キューの詳細] の [平均処理時間 (アイテムごと)] フィールド、[処理時間] の [平均処理時間 (アイテムごと)] および [推定完了時間] フィールド、そして [トリガー] の [停止までの時間] フィールドです。
- [ライセンス] ページの [Attended Concurrent] および [Studio Concurrent] セクションで [詳細を確認] ボタンをクリックすると、正しいページにリダイレクトされていましたが表示されるタイトルが適切ではありませんでした。
- [フォーム タスクを作成] アクティビティ内でフォーム デザイナーを使用した際に、HTML 要素のコンポーネントに Base 64 でエンコードされ埋め込まれた画像が、デスクトップ版の Orchestrator で表示されていませんでした。これは、中かっこと文字の間 (先頭および末尾) にスペースが入力されていないと、コンポーネント内の文字列補間が機能しないことが原因でした。