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UiPath Studio

UiPath Studio ガイド

DataTable 変数

DataTable 型変数は、大量の情報を格納できる変数の型の代表となるもので、行と列を持つデータベースまたは簡易スプレッドシートとして機能します。この変数の型は [参照して .Net の種類を選択] ウィンドウで System.Data 名前空間 (System.Data.DataTable) の下で見つけることができます。詳細については、「.Net 変数型を参照して探す方法」をご覧ください。

DataTable 変数は、データベース間で特定のデータを移行する作業や、Web サイトから情報を抽出してローカルのスプレッドシートに格納する作業などに役立てることができます。

DataTable 型変数の使用例

DataTable 型変数の使用例を紹介するため、Excel スプレッドシートの複数の列から 2 つの列のみを読み取り、既に他の情報が格納されている別のスプレッドシートにそれらの列を転送するオートメーションを作成します。

最初のファイルは、人、トランザクション、日付、製品のデータベースです。この例では、名前と注文日付を抽出して、既に同様の情報が格納されている Excel スプレッドシートに追加します。

  1. 新しいシーケンスを作成します。
  2. [Excel アプリケーション スコープ] アクティビティをシーケンスに追加します。このアクティビティは、ほとんどの Excel 関連のアクティビティで必要です。

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注:

お使いのバージョンの UiPath に Excel のアクティビティがインストールされていない場合は、パッケージの管理機能を使用してインストールしてください。

  1. 2 つの DataTable 型変数 NamesListDateInfo を作成します。これらを使用して、最初の Excel スプレッドシートの情報を格納します。
  2. [プロパティ] パネルの [ブック パス] フィールドに、使用する最初の Excel ファイルのパスを引用符で囲んで入力します。
  3. [Excel アプリケーション スコープ] アクティビティの下に 2 つの [範囲を読み込み] アクティビティを縦に並べて追加します。これらを使用して、最初のスプレッドシートから情報を取得します。
  4. 1 つ目の [範囲を読み込み] アクティビティを選択し、[プロパティ] パネルの [範囲] フィールドに「"G7:G37"」と入力します。これらの Excel 表座標から情報を抽出するよう UiPath Studio に指示します。
  5. [シート名] フィールドには変更を加えません。シートの名前は既定の Orders とします。
  6. [データテーブル] フィールドに、1 つ目の DataTable 型変数の名前である NamesList を入力します。この変数には、G7 行から G37 行までの間で使用できるすべての情報を格納します。
  7. (省略可) [表示名] フィールドの値を「Read Names」に変更します。これで、このアクティビティを 2 つ目のアクティビティと簡単に区別できます。
  8. 2 つ目の [範囲を読み込み] アクティビティを選択し、[プロパティ] パネルの [範囲] フィールドに「"C7:C37"」と入力します。これらの Excel 表座標には、抽出する注文日付情報が格納されています。
  9. [データテーブル ] フィールドで、DateInfo 変数を指定します。必要な日付情報がすべて、この変数に保持されます。
  10. [アクティビティ] パネルの [システム] > [ファイル] > [ブック] から、デザイナー パネルの [Excel アプリケーション スコープ] の下に [範囲に書き込み] アクティビティを追加します。このアクティビティを使用して、保存した情報を別の Excel ファイルに書き込みます。

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注:

[範囲に書き込み] アクティビティで使用されるファイルは、プロジェクトの実行前に閉じる必要があります。ファイルを閉じないとエラーが表示され、オートメーションの実行が停止します。

  1. [プロパティ] パネルの [ブック パス] フィールドに、前の手順で収集した情報をすべて格納する Excel ファイルのパスを入力します。
  2. [データテーブル] フィールドに、NamesList 変数を入力します。
  3. [シート名] フィールドに「Database」と入力し、[開始セル] フィールドに「"B7“」と入力します。これを開始セルとして、最初のファイルからの情報が追加されます。
  4. もう 1 つの [範囲に書き込み] アクティビティを追加し、1 つ目のアクティビティの下に配置します。
  5. [プロパティ] パネルで、前の [範囲に書き込み] アクティビティの場合と同様に、[ブック パス] フィールドと [シート名] フィールドに入力します。
  6. [開始セル] フィールドに、「"A7"」と入力します。
  7. [データテーブル] フィールドに、DateInfo 変数を入力します。
  1. F5 キーを押します。オートメーションが実行されます。
  2. 最後にできた Excel ファイルをダブルクリックします。コピーされた情報が表示され、正しく更新されていることがわかります。

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2 年前に更新


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