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2022.4
false
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Automation Suite インストール ガイド
Last updated 2024年11月4日

Document Understanding 構成ファイル

documentunderstanding は、Automation Suite の構成ファイル cluster_config.json 内のプロパティです。これには、Document Understanding サービスの動作を制御する構成可能な値が含まれます。インストーラーが既定値を生成しますが、Document Understanding サービスを詳細に構成するために、さらに変更を加えることができます。Document Understanding に関連するいずれかの設定を変更する必要が生じた場合は、cluster_config.jsondocumentunderstanding セクションを編集して、インストーラーを再実行できます。

あるいは、ArgoCD で UiPath アプリに同じ変更を加えることもできます。

cluster_config.json

Document Understanding の構成

"documentunderstanding": {
    "enabled": Boolean,
    "datamanager": { 
      "sql_connection_str" : "String"
    }
    "handwriting": {
      "enabled": Boolean,
      "max_cpu_per_pod": "Number"
    }
  }"documentunderstanding": {
    "enabled": Boolean,
    "datamanager": { 
      "sql_connection_str" : "String"
    }
    "handwriting": {
      "enabled": Boolean,
      "max_cpu_per_pod": "Number"
    }
  }
注:

データ マネージャー SQL の接続文字列は、既定値を独自の値で上書きする場合のみの任意の設定です。

オンライン インストールでは、手書き文字が常に有効です。

完全な構成の例

"documentunderstanding": {
    "enabled": true,
    "datamanager": {
      "sql_connection_str": "mssql+pyodbc://testadmin:myPassword@mydev-sql.database.windows.net:1433/datamanager?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server",
    },
    "handwriting": {
      "enabled": true,
      "max_cpu_per_pod": "2"
    }
  }"documentunderstanding": {
    "enabled": true,
    "datamanager": {
      "sql_connection_str": "mssql+pyodbc://testadmin:myPassword@mydev-sql.database.windows.net:1433/datamanager?driver=ODBC+Driver+17+for+SQL+Server",
    },
    "handwriting": {
      "enabled": true,
      "max_cpu_per_pod": "2"
    }
  }
注: max_cpu_per_pod の既定値は 2 ですが、必要に応じて調整できます。その方法の詳細については、ポッドあたりの最大 CPU パラメーター (任意) に関するセクションをご覧ください。

構成可能な値

datamanager.sql_connection_str

  • データ マネージャーの接続文字列
  • 必須: False。
  • このプロパティはインストーラーによって生成、設定されます。既定の接続文字列を上書きしたい場合を除き、設定する必要はありません。SQL への接続に関する詳細は、構成ファイルの使用方法のページをご覧ください。

Handwriting

  • 手書き文字認識機能 (IntelligentFormExtractor の一部) の設定
  • 必須: False。

handwriting.enabled

  • これを True に設定すると、手書き文字認識の実行に必要なリソースが作成されます。IntelligentFormExtractor を使用する場合は True に設定する必要があります。
  • 必須: False
  • オンライン インストールの場合は常に有効化され、オフライン (エアギャップ) インストールの場合は無効化されます。エアギャップ インストールの場合、手書き文字を有効化する前に Document Understanding のオフライン バンドルをインストールする必要があります。

handwriting.max_cpu_per_pod

  • 各コンテナーに使用が許可される CPU の最大数。推奨値は 2 です。
  • 必須: False。
  • 既定値は 2 です。
手書き文字検出機能付きのインテリジェント フォーム抽出器を使用する予定がある場合は、処理能力を強化するために handwriting.max_cpu_per_pod パラメーターの調整が必要になる可能性があります。

適切なサイズ設定を計算するには、次の数値が必要になります。

  • 1 年あたりのドキュメント総量 = V
  • ドキュメントあたりの手書きの部分画像の予想数量 = S
  • ワークフローがドキュメントを処理する日数 (営業日、週 7 日、週末など) = d
  • ワークフローによるドキュメントの処理時間 = h
  • CPU 数 = (V x S / (d x h)) / 1500

たとえば、インテリジェント フォーム抽出器による手書き文字検出で 1 年間に処理するドキュメント数が 100 万件、部分画像の平均数が 50、稼働時間が月 - 金の 00:00 - 08:00 (8 時間) の場合、計算は次のようになります。

Number of CPUs = (1,000,000 x 50 / (250 x 8)) / 1500
               = 25,000 / 1500
               = 17 CPUsNumber of CPUs = (1,000,000 x 50 / (250 x 8)) / 1500
               = 25,000 / 1500
               = 17 CPUs
シングルノードの評価モードの場合、max_cpu_per_pod パラメーターを 17 に調整する必要があります。
マルチノードの高可用性対応の運用環境モード (3 ノード) の場合は、max_cpu_per_pod パラメーターを 5 ~ 6 に調整します。

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