手動: クラスターのバックアップを有効化する

注:

続行する前に、前提条件が満たされていることを確認してください。
この手順では、外部データソースのバックアップ (SQL Server など) は有効化されません。外部データソースのバックアップは、別途有効化する必要があります。

最初のサーバーノードのバックアップを有効化する

データはクラスター内のすべてのサーバーノードに複製されるため、任意のサーバーマシンからデータボリュームを有効化する必要があります。したがって、最初のサーバーノードでバックアップを有効化するコマンドは、残りのサーバーノードでバックアップを有効化するために使用するコマンドとは異なります。データボリュームのバックアップは定期的な cron ジョブによって実行され、このジョブは Kubernetes によって決定された任意のノードで実行できます。

バックアップを有効化するには、バックアップ構成が記述された backup.json ファイルが必要です。詳細については、「バックアップ構成を準備する」をご覧ください。

クラスターのプライマリノードのバックアップを有効化するには、以下を実行します。

./install-uipath.sh -i backup.json -o output.json -b --accept-license-agreement./install-uipath.sh -i backup.json -o output.json -b --accept-license-agreement

注:

このノードが失われた場合でも、新しい置換ノードでこのコマンドを再度実行する必要はありません。Kubernetes により、常にすべてのノードでデータボリュームのバックアップがスケジュールされます。
これらのノードには etcd やデータボリュームがないため、いずれのエージェントノードでもバックアップを有効化する必要はありません。

残りのサーバーノードのバックアップを有効化する

残りのすべてのサーバーノードでノード構成 (etcd) のバックアップを有効化するには、次の手順に従います。

backup.json ファイルを最初のサーバーノードから残りのすべてのサーバーノードにコピーします。

etcd のバックアップを有効化するには、以下を実行します。

./install-uipath.sh -i backup.json -o output.json -b -j server --accept-license-agreement./install-uipath.sh -i backup.json -o output.json -b -j server --accept-license-agreement