A) 完全な移行

完全移行は、スタンドアロンの UiPath 製品を Automation Suite に移行する 2 つの方法のうちの 1 つです。この方法を使用すると、Orchestrator とその他の製品やサービスを移行できます。詳しくは、「移行オプション」をご覧ください。

完全移行のオプションでは、次のシナリオがサポートされています。

• スタンドアロン製品を Automation Suite の新しいインストールに移行します。つまり、まだ製品を Automation Suite を介してインストールしておらず、スタンドアロンの製品を Automation Suite の新しいインスタンスに移行する場合です。

  注:

  We tested this scenarios for Orchestrator, Action Center, and Test Automation, which share the same database, as well as for Insights.

• スタンドアロン製品を Automation Suite の既存インストールに移行します。つまり、以前に Automation Suite を介して製品をインストールしており、今回さらにスタンドアロン製品を移行する場合です。

  注:

  • 以前に Automation Suite にインストールした製品の中に Orchestrator が含まれる場合、接続文字列が復元されたスタンドアロン データベースに再度指定され、元のデータベースはそのまま残りますが、切断されたままになります。
  • スタンドアロンの Insights を既存の Automation Suite インストールに移行する場合は、Orchestrator が既に有効化されていることを確認してください。

また、完全な移行オプションでは、スタンドアロン製品のデータベースと自動作成される Automation Suite データベースとの間で、データが高い忠実度で確実に転送されます。既定の Automation Suite データベースを使用しない場合は、接続文字列を更新すれば、移行済みの独自のデータベースを選択できます。

スタンドアロン デプロイから Automation Suite に移行するには、次の手順を実行します。

説明	手順
1. スタンドアロン デプロイをアップグレードします。	スタンドアロン インストールを、Automation Suite に対応するバージョンにアップグレードします。「相互運用性マトリクス」をご確認ください。
2. Automation Suite をデプロイします。	対象の Automation Suite のバージョンをデプロイします。 Automation Suite をインストールします。詳しくはこちらをご覧ください。 プラットフォーム サービスに複数のデータベースを作成するには、デプロイの詳細オプションを使用する。詳しくはこちらをご覧ください。
3. 要件を満たしていることを確認します。	移行を実行するために必要なツールをダウンロードしてインストールします。詳細
4. 移行前の手順に従います。	接続文字列を保存します。詳細 Orchestrator を準備します。詳しくはこちらをご覧ください。
5. 移行の手順に従います。	OrganizationMigrationApp ツールを使用して、Identity の組織データをスタンドアロンから Automation Suite に移動します。詳細 スタンドアロン製品のデータベースを Automation Suite SQL Server インスタンス、または別の SQL Server インスタンスに復元します。 詳しくはこちらをご覧ください。 Automation Suite のプラットフォーム データベースをバックアップします。詳細 Automation Suite に組織をマージします。詳細 移行済みの製品の接続文字列を更新します。 スタンドアロンの Insights を移行します。詳細 既定のテナントを削除します。詳細
6. 移行後の手順に従います。	古い ID キャッシュ キーを削除します。詳細 Active Directory との連携と構成を更新します。詳細 Orchestrator の構成を更新します。詳しくはこちらをご覧ください。 Redis のデータをクリアします。詳細 Insights の移行を検証します。詳細