Automation Suite
2022.4
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Automation Suite インストール ガイド
最終更新日 2024年4月24日

手順 3: デプロイ後の手順

重要: 現在、GCP のデプロイ テンプレートは Automation Suite 2023.10 でのみ使用できます。したがって、Automation Suite 2023.10 のドキュメントを参照することをお勧めします。

このページでは、デプロイの完了後に Automation Suite にアクセスし、管理するために必要な手順について説明します。

証明書を更新する

重要:

インストール プロセスによって、ユーザーに代わって自己署名証明書が生成されます。これらの証明書は 90 日で有効期限が切れるので、インストールが完了したら速やかに、信頼された証明機関 (CA) によって署名された証明書に置き換える必要があります。証明書を更新しないと、90 日後にインストールが停止します。

手順については、「証明書を管理する」をご覧ください。

デプロイの出力にアクセスする

デプロイの出力を取得するには、次の手順を実行します。

  1. ターミナルを開きます。
  2. デプロイ コマンドを実行するディレクトリに移動します。
  3. 次のコマンドを実行します。
    terraform outputterraform output

出力は次の画像のようになります。



出力の定義

この出力により、スイートやクラスターにアクセスするために必要な情報が得られます。

次の表で、値について説明します。

キー

説明

fqdn

インストールに指定した完全修飾ドメイン名 (FQDN)。必ず DNS 構成時と同じ FQDN を使用してください。

DNS を構成する手順については、以下をご覧ください。

lb_ip

DNS 構成に使用するロード バランサーの IP アドレス。

bastion_ip

SSH を介してクラスターにアクセスするために必要となる踏み台仮想マシンの IP アドレス。

deployment_id

デプロイ内の全リソースの名前に含まれるデプロイ ID。

db_credentials

データベースの資格情報を含むシークレットの URL。

as_host_credentials

Automation Suite ポータルのホスト組織の資格情報を含むシークレットの URL。

as_default_credentials

Automation Suite ポータルのホスト組織の資格情報を含むシークレットの URL。

argocd_credentials

インストールされた製品の管理に使用する ArgoCD コンソールの資格情報を含むシークレットの URL。

サービスにアクセスする

サービスにアクセスするには、DNS が構成されている必要があります。詳細は、シングルノードの評価設定での「DNS を構成する」またはマルチノードの高可用性対応の運用設定での「DNS を構成する」をご覧ください。

目的がテストのみである場合は「クラスターにアクセスするようにクライアント マシンを構成する」の手順に従うこともできます。

自己署名証明書を使用する場合、次の画像のような証明書のエラーが発生する可能性があります。



[Proceed to…] をクリックし、シングルノード評価設定での「証明書を構成する」またはマルチノードの高可用性対応の運用設定での「証明書を構成する」の説明に従い、クラスター証明書を更新します。

Automation Suite ポータルにアクセスする

Automation Suite ポータルには https://<fqdn> よりアクセスできます。資格情報は、次の URL で提供されるシークレットにより取得できます。
  • ホスト組織の URL: as_host_credentials
  • 既定の組織の URL: as_default_credentials

ArgoCD にアクセスする

ArgoCD コンソールには https://alm.<fqdn> よりアクセスできます。資格情報は、argocd_credentials の URL で提供されるシークレットにより取得できます。

Rancher にアクセスする

監視コンソールには htpps://monitoring.<fqdn> よりアクセスできます。ユーザー名は admin、パスワードは、次の手順で取得できます。
  1. SSH により、サーバー ノードのいずれかに接続します (bastion_ip がデプロイの出力に表示されます)。
    ssh -i <path_to_private_key> <username>@<bastion_ip>ssh -i <path_to_private_key> <username>@<bastion_ip>
  2. そのノード上で、次のコマンドを実行します。
    sudo su
    export KUBECONFIG=/etc/rancher/rke2/rke2.yaml PATH=$PATH:/var/lib/rancher/rke2/bin
    kubectl get secrets/rancher-admin-password -n cattle-system -o "jsonpath={.data['password']}" | base64 -dsudo su
    export KUBECONFIG=/etc/rancher/rke2/rke2.yaml PATH=$PATH:/var/lib/rancher/rke2/bin
    kubectl get secrets/rancher-admin-password -n cattle-system -o "jsonpath={.data['password']}" | base64 -d

クラスターにアクセスする

  1. ターミナルを開き、SSH を使用して踏み台に接続します。bastion_ip がデプロイの出力に表示されます。
    ssh -i <path_to_private_key> <username>@<bastion_ip>ssh -i <path_to_private_key> <username>@<bastion_ip>
  2. 踏み台からは、次のコマンドを使用して、SSH を介して他のノードにアクセスできます。ユーザー名は、踏み台への接続に使用したものと同じである必要があります。<node_address> は、GCP コンソールの Internal IP 列に示されています。
    ssh -i .ssh/private_key <username>@<node_address>ssh -i .ssh/private_key <username>@<node_address>

以下のダッシュボードにクラスターのステートが示されているのがわかります。



ノード数を編集する

GPC コンソールを使用して、次の手順によりノード数 (サーバーまたはエージェント ノード) を編集します。

  1. [Instance groups] タブで MIG を検索し、変更するノードの種類に対応するものをクリックします。


  2. [編集] をクリックします。


  3. 必要に応じて [Number of instances] フィールドを変更し、[Save] をクリックします。


デプロイを削除する

デプロイを削除する場合は、次の手順を実行します。

  1. ターミナルを開き、テンプレートを解凍したフォルダーに移動します。
  2. 次のコマンドを実行します。
    terraform destroyterraform destroy
  3. 承認を求められたら、Yes と入力します。

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