Studio
2022.10
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Studio ガイド
最終更新日 2024年4月3日

Studio を更新する

古い Studio のリリースを新しいリリースに更新するプロセスは、現在マシンにインストールされている Studio が Enterprise Edition か Community Edition かによって異なります。

インストーラーは UiPath Automation Cloud のリソース センターからダウンロードするか、Studio の購入時に入手するか、担当のカスタマー サクセス マネージャーまたはサポート チームから入手できます。

バージョン管理スキーム

UiPath ではカレンダー バージョニングを使用しており、製品をリリースした年 (メジャー)、月 (マイナー)、パッチ (マイクロ) バージョンの形式のラベルを付けています。

Enterprise Edition を更新する

手動更新

32 ビット版と 64 ビット版について

v2021.4 より前のリリースでは、Studio と Robot は 32 ビット アプリケーションとして利用可能でしたが、v2021.4 以降は既定で 64 ビット インストーラーが利用可能です。32 ビット バージョンも利用できますが、インストールできるのは 32 ビット オペレーティング システムに対してのみです。また、v2021.4 から UiPathPlatformInstaller.exe は利用できなくなりました。
UiPathStudio.msi および UiPathPlatformInstaller.exe を使用してインストールされた既存の Studio は、次の方法で更新します。
  • 64 ビット オペレーティング システム上にインストールされた既存の 32 ビットおよび 64 ビット バージョンの Studio を更新するには、64 ビット バージョンのインストーラー (UiPathStudio.msi) を使用します。
  • 32 ビット オペレーティング システム上にある既存のインストールを更新するには、32 ビット バージョンのインストーラー (UiPathStudio-x86.msi) を使用します。
64 ビット オペレーティング システムの既定のインストール パス (C:\Program Files (x86)\UiPath\Studio) にインストールされた v2021.4 より前の既存の 32 ビット版は、64 ビット インストーラーで更新されると、C:\Program Files\UiPath\Studio に移行されます。古いバージョンがユーザーの指定した場所にインストールされている場合は、更新によりインストール パスは変更されません。

更新を実行する

注: Excel アドインが更新中の Studio のバージョンにインストールされていた場合、更新を実行する前にすべての Excel プロセスを閉じてください。
  1. インストーラーをダブルクリックして、インストール ウィザードを起動します。



  2. ライセンス契約を読み、同意します。ライセンス契約の条件に同意することにより、UiPath アクティビティ パッケージとその依存関係の利用規約に暗黙的に同意する、という点にご注意ください。
  3. [アップグレード] を選択して、以前の設定を保持したままこのバージョンにアップグレードし、手順 5 に進みます。追加の設定は必要ありません。あるいは、[詳細設定] を選択して既存の設定に変更を加え、手順 4 に進みます。
  4. アップグレードの設定を行う場合は、以下のインストール オプションを使用できます。

  5. [アップグレード] をクリックし、インストールが完了するまで待ってから、[UiPath Studio を起動] をクリックします。

コマンド ラインから更新を実行する方法については、「コマンド ライン パラメーター」をご覧ください。

自動更新

v2021.10 以降、管理者は Orchestrator から Studio、StudioX、Robot、Assistant を自動更新するためのポリシーを設定できます。ポリシーによって自動更新プロセスがトリガーされると、UiPath Update Agent によって「更新あり」の通知が表示され、更新を開始するよう促されます。

  • [今すぐ更新] を選択して更新を実行します。更新中に Studio と Assistant は終了されますので、注意してください。
  • 通知をミュートするには、[後で] を選択します。システム トレイの UiPath アイコンをクリックし、[更新を確認] をクリックすることによって、初回通知後 24 時間いつでも更新プロセスを再開できます。ユーザーが更新プロセスを再開しない場合は、24 時間後に更新が自動的にインストールされます。

    注:
    • 更新プロセス中、ロボットは更新が完了するまでジョブを開始しません。
    • マシンで実行中のプロセスがある場合は、プロセスを停止するか、終了するまで待機して更新を続行するよう促すメッセージが表示されます。
    • Studio セッションが開いている場合、進行状況を保存するよう促すメッセージが表示されます。 ユーザーが応答しない場合、Studio は閉じられ、プロセスは現状のまま保存されて、更新の完了後に回復することができます。一方、ロボットはプロセスが完了するまで待機し、後から更新プロセスを開始します。

Community Edition を更新する

Community Edition のインストーラーを使用してインストールされ、Community ライセンスでアクティベーションされた Studio および Robot を使用している場合、安定版プレビュー版かにかかわらず、選択したチャネルで新規バージョンが利用可能になった時点で Studio と Robot はすぐに自動更新されます。

Community Edition のインストーラーを使用してインストールされ、Enterprise ライセンスでアクティベーションされた Studio および Robot を使用している場合、選択した更新チャネルに関係なく、Studio および Robot は最新の安定版リリースに自動的に更新されます。

注:
  • バージョン 2021.8 以降を実行しているインストール済みの Community (プレビュー) だけが、最新の Community (プレビュー) のリリースに自動更新されます。
  • 自動更新には Studio インストーラーで使用される DigiCert Trusted Root G4 証明書が必要です。この証明書がコンピューターにインストールされておらず、更新プロセス中にダウンロードできないように設定されている場合、更新は実行されません。このシナリオでは、最新の Windows 更新プログラムをインストールするか、手動で証明書をダウンロードして、ローカル マシンの信頼されたルート証明機関ストアにインストールします。

新しいバージョンが利用可能な場合は、UiPath Update Agent によって「利用可能な更新あり」の通知が表示され、更新を開始するよう促されます。

  • [今すぐ更新] を選択して更新を実行します。更新中に Studio と Assistant は終了されますので、注意してください。
  • 通知をミュートするには、[後で] を選択します。システム トレイの UiPath アイコンをクリックし、[更新を確認] をクリックすることによって、初回通知後 24 時間いつでも更新プロセスを再開できます。ユーザーが更新プロセスを再開しない場合は、24 時間後に更新が自動的にインストールされます。
Community Edition の Studio を手動で更新すると、ユーザー設定は保存されますが、既存の UiPath Chrome 拡張機能がブラウザーから削除される可能性があります。また、過去に Java アプリケーションで UI Explorer を使用して選択を実行していた場合、現在の UiPath フォルダーの内容のうち、インストール フォルダー %localappdata%\UiPath に含まれるものが削除され、セットアップに失敗します。Studio が自動的に最新のバージョンに更新される場合は、これらの問題は発生しません。

更新チャネルを選択する

更新チャネルを選択するには、[ホーム] (Studio の Backstage ビュー) > [ヘルプ] に移動して、[安定版] または [プレビュー版] のいずれかを選択します。変更を有効化するにはアプリケーションを再起動する必要がある点にご注意ください。



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