トライ キャッチ

[ トライ キャッチ ] アクティビティは、ワークフロー内で構造化された例外処理を提供します。API の失敗、無効なデータ、または予期しないエラーに対するフォールバック アクションを定義するために使用します。

[トライ キャッチ] アクティビティを使用する

ワークフローに [ トライ キャッチ] アクティビティを追加するには、以下の手順を実行します。

1. API ワークフロー デザイナー キャンバスで、プラス (+) アイコンを選択します。[ アクティビティを追加 ] メニューが表示されます。
2. [その他...] を選択し、[トライ キャッチ] を選択します。
3. [ プロパティ ] パネルで、エラーの名前を入力します。
4. [トライ] ブロックにアクティビティを追加します。エラーがないか監視されるアクティビティは以下のとおりです。
5. エラー処理ロジック を Catch ブロックで定義します。[試行] ブロック内のいずれかのステップが失敗すると、実行は [キャッチ] フローに移行します。
6. ワークフローをデバッグしてアクティビティを実行し、後で使用する出力フィールドを生成します。

エラーの詳細にアクセスする

[トライ] ブロックでエラーが発生すると、[トライ キャッチ] アクティビティにより構造化されたエラーの詳細が表示されます。エラーの詳細にアクセスするには、 $context.outputs.Try_Catch_X.errorを使用します。

エラー オブジェクトは、次のように一貫した構造を維持します。

"Try_Catch_1": {
        "error": {
          "type": "<runtime error source>",
          "title": "<summary error message>",
          "status": <response status code>,
          "detail": "<detailed error message",
          "data": {},
        }
      }

エラーの詳細は以下のとおりです。

• type - エラーのランタイム ソースを示します。
• title - エラーの簡潔な要約を提供します。
• status:HTTP ステータス コード(該当する場合)。
• detail:エラーの詳細な説明が表示されます。
• data— 失敗したタスクに関する追加のメタデータが含まれます。このフィールドに常に入力されるとは限りません。

これらのプロパティを参照して、構造化されたエラー応答を作成したり、アラートをトリガーしたりできます。