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UI Automation を使用してブラウザーを操作する - Automation Cloud 最新
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Studio Web ガイド
最終更新日 2024年2月12日

UI Automation を使用してブラウザーを操作する

UI Automation Cloud が備える強力で包括的な機能は生産性向上を目的としており、ブラウザー ベースのクロスプラットフォーム オートメーションを構築することで反復的な作業の自動化、手動入力エラーの削減、全体的な効率の向上を実現します。

UI Automation Cloud では、Web アプリケーション操作時の人間の操作をシミュレートする幅広い機能が用意されています (例: 画面要素のクリック、テキストの入力、データ スクレイピング、画面スクレイピング)。

ビジネス シナリオをエンドツーエンドで実装するには、これらの機能を他の API ベースのアクティビティ パッケージ (Microsoft 365 や Integration Service アクティビティ パッケージなど) と連携させて、シームレスなデータ転送とリアルタイム同期を可能にします。

ライブ ストリーミング機能やロボットのレコーディング機能を使用して実行の様子を確認すると、エラーの原因をすばやく把握して UI ベースのオートメーションをトラブルシューティングできます。

また、UI Automation Cloud の機能として、Web ビジネス アプリケーションの nFactor 認証を自動化する、すぐに使えるソリューションも用意されており、連携している複数の認証要素を含むオートメーションの構築に役立ちます。詳しくは、「UI Automation ブラウザー コネクション」をご覧ください。

UI Automation がサポートされるブラウザー

  • 設計時 - Google Chrome (Windows および macOS) または Microsoft Edge (Windows) の Studio Web で、UI Automation アクティビティを使用するオートメーションを設計できます。

    Studio Web と対象の Web アプリは、同じブラウザー (Chrome または Edge) でレンダリング必要があります。また、そのブラウザーの UiPath 拡張機能をインストールする必要があります。

  • 実行時 - Studio Web で構築された UI Automation を使用するオートメーションは、既定で Chrome を使用して UiPath Cloud 内のサーバーレス ロボットで実行されます。UiPath Orchestrator を使用して、Windows、macOS、または Automation Cloud ロボットで Chrome を使用して無人で実行するように設定することもできます。Chrome ブラウザーと UiPath Chrome 拡張機能がインストールされている必要があります。

ユース ケース

以下に、Studio Web で UI Automation を使用する最も一般的なユース ケースをいくつか示します。

ビジネス シナリオの自動化
  • カスタマー サービスの自動化

    顧客からよく寄せられる問い合わせへの応答を自動化します。Outlook から問い合わせデータを取得してビジネス アプリケーションにアップロードし、自動応答を生成します。

  • 会計処理の自動化

    経費レポートを作成し、経費と取引を自動的に分類して記帳プロセスを効率化します。

  • 受注処理

    SAP Fiori でのオーダー フルフィルメント プロセス (受注入力、請求、出荷など) を自動化します。

  • 従業員のオンボーディング

    自動化されたワークフローを使用して、Workday での採用プロセスを効率化し、新しい従業員のオンボーディングを行います。

Web スクレイピング
  • 顧客からのフィードバックの分析

    さまざまなレビュー サイトやソーシャル メディア Web プラットフォームに掲載された、製品/サービスに関するレビューやフィードバックを分析します。UI Automation の Web スクレイピング機能を使用してリアルタイムにデータを収集・分析し、製品/サービスを改善します。

  • 価格の比較

    さまざまな e コマース Web サイトの製品の価格を比較します。Web スクレイピング ツールを使用し、複数のソースから価格データを抽出して集計し、詳しく比較します。

  • リード生成

    メール アドレスや電話番号などの連絡先情報をさまざまな Web サイトから収集してリードを生成します。UI Automation の Web スクレイピング機能を使用してリード生成を自動化し、時間と労力を節約できます。

  • 製品レビューのスクレイピング

    さまざまなソースから e コマース Web サイトの製品レビューをスクレイピングし、製品の品質、顧客満足度、潜在的な問題についての洞察を得ます。Web スクレイピング ツールを使用してレビューを収集・分析し、製品/サービスを改善します。

テストの自動化

UI Automation はユーザー インターフェイスに対して自動化されたテストを実行し、ユーザー インターフェイスがさまざまなシナリオで正しく機能することを確認できます。

アクティビティ

UI Automation アクティビティは非常に使いやすく、自動化の経験がなくても簡単に使用できます。このアクティビティではドラッグ アンド ドロップ方式のインターフェイスが提供されており、ポイント アンド クリック操作ですばやくオートメーションを構築できます。

Studio Web では、次のような複数の UI Automation アクティビティを利用できます。

UI Automation の使用例

UI Automation アクティビティを使用して Web ブラウザーを操作する方法の例を示すために、これからオートメーションを作成します。Web ページから表データを抽出して Microsoft 365 で Excel ブックにデータを書き込み、そのブックをメールで送信するオートメーションです。Google スプレッドシートで同じようなオートメーションを作成する場合は、Google Workspace アクティビティを使用します。以下のアクティビティを使用します。
  1. ブラウザーで [Sales Opportunities] サンプル ページに移動します。
  2. 別のタブを開き、新しい Studio Web プロジェクトを作成します。 トリガーには [ 手動オートメーション] を選択します。
  3. [手動トリガー] の後に [ブラウザーを使用] アクティビティを追加します。このアクティビティの [作業スコープ] ドロップダウンから [Sales Opportunities] を選択して、自動化する Web ページを指定します。
  4. [ブラウザーを使用] アクティビティの本体に [表データを抽出] アクティビティを追加します。このアクティビティで、[画面上でターゲットを指定] を選択します。[Sales Opportunities] ページにフォーカスが移動し、[表選択] ダイアログが表示されます。
    1. このダイアログで [抽出するデータを選択] を選択し、表のいずれかのセルの上にマウスを移動します。
    2. セルが緑色で強調表示されたら、セルをクリックします。表が検出され、表全体を選択するよう求めるダイアログが表示されます。
    3. [はい] を選択します。[表抽出] ダイアログに、表で検出された列が表示されます。
    4. ここで不要な列を削除できます。たとえば、最初の列 (Column-0) の横にある [削除] ボタンを選択してこの列を削除してから、[保存して閉じる] を選択できます。

  5. [表データを抽出] アクティビティを設定したプロジェクトに戻ります。データ テーブルの出力に対して変数が自動的に生成されています。このアクティビティは [ブラウザーを使用] スコープ アクティビティ内に追加されているため、自動的に生成された変数はそのスコープ アクティビティ内でしか使用できません。そのため、手動で DataTable 型変数を作成して、[ブラウザーを使用] アクティビティ外にあるアクティビティで出力を使用できるようにします。
    1. [ その他のオプションを表示 ] > [その他 ] の下で、[docs image ターゲット データ テーブル ] の横にある [ 詳細 を表示] > [ 変数を作成 ] を選択します。
    2. 空白文字が含まれない変数名を入力し (例: ExtractedData)、他のオプションは変更せずに [作成] をクリックします。

      変数が作成され、データ マネージャーで使用できるようになります。

  6. [ブラウザーを使用] の本体の外で [表データを抽出] の後に Microsoft 365 の [ブックを作成] アクティビティを追加します。このアクティビティで新しいブックを作成し、そこに表データをコピーします。このアクティビティで、以下の手順を実行します。
    1. コネクションを作成または選択します。
    2. ブックの作成先のフォルダーを選択します。
    3. ブック名を入力します (例: ExtractedSalesOpportunities)。
  7. [ブックを作成] の後に Microsoft 365 の [範囲に書き込み] アクティビティを追加します。このアクティビティで表データを新しいブックに書き込みます。このアクティビティで、以下の手順を実行します。
    1. コネクションを作成または選択します。
    2. [ブック] フィールドで、[詳細 docs image を表示] > [変数を使用] を選択します。これにより、使用するファイルとして [ブックを作成] アクティビティの出力を選択して指定できます。
    3. [ブック] フィールドで [クリックして変数を使用] を選択し、[ブックを作成] > [新しいブック] を選択します。
    4. [範囲] フィールドに、ブックに書き込むシートの名前を入力します (例: SalesOpportunities)。
    5. [書き込む内容] フィールドで [クリックして変数を使用] を選択し、[変数] > [ExtractedData] を選択します。これにより、書き込むデータとして、[表データを抽出] アクティビティの出力を保存した ExtractedData 変数を指定します。
  8. [範囲に書き込み] の後に Microsoft 365 の [ファイルをダウンロード] アクティビティを追加します。このアクティビティでブック ファイルを取得し、メールで送信できるようにします。このアクティビティで、以下の手順を実行します。
    1. コネクションを作成または選択します。
    2. [ ダウンロードするファイル] の横にある [ 詳細 docs image を表示] > [変数を使用] を選択します。 これにより、使用するファイルとして [ブックを作成] アクティビティの出力を選択して指定できます。
    3. [クリックして変数を使用] を選択し、[ブックを作成] > [新しいブック] を選択します。
  9. [ファイルをダウンロード] の後に、Microsoft 365 の [メールを送信] アクティビティを追加します。このアクティビティで、メールを介してブック ファイルを送信します。このアクティビティで、以下の手順を実行します。
    1. コネクションを作成または選択します。
    2. [宛先] フィールドに、メール アドレス (例: 自分のメール アドレス) を入力します。
    3. [件名] フィールドに、件名 (例: 「抽出された販売機会データ」) を入力します。
    4. [本文] フィールドにメッセージを入力します。
    5. [添付ファイル] フィールドで、[クリックして変数を使用] を選択し、[ファイルをダウンロード] > [ダウンロードされるファイル] を選択します。
  10. ページ上部の [実行] をクリックして、オートメーションをテストします。
ヒント: Table Data Extraction for Sales Opportunities to Excel workbook テンプレートまたは Table Data Extraction for Sales Opportunities to Google Sheets テンプレートを使用してこのプロジェクトを構築できます。
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