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アクティビティ間で値を渡す
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Studio Web ガイド
Last updated 2024年10月22日
アクティビティ間で値を渡す
オートメーションに不可欠な要素として、ワークフロー内の 1 つのステップから別のステップへのデータの移動が挙げられます。変数を使用すると、1 つのアクティビティの出力を保存しておき、そのデータを後からプロジェクト内の他のアクティビティの入力として使用できます。変数を使いやすくするために、Studio Web ではアクティビティのすべての出力に対して自動的に変数が生成されます。また、データ マネージャーか、アクティビティのフィールドの [その他を表示] メニューから手動で変数を作成することもできます。スコープ アクティビティ内に配置されたアクティビティに対して自動的に生成される変数は、そのスコープ アクティビティ内でのみ使用できます。
アクティビティの出力ごとに、出力データのさまざまなプロパティを格納できる特定のデータ型の変数が生成されます。後から別のアクティビティで使用するときは、必要なデータと、アクティビティでサポートされている型に応じて、プロパティ用の変数を選択します。
アクティビティで変数を使用するには、入力フィールドの横にある [その他を表示] > [変数を使用] を選択するか、[クリックして変数を使用] というラベルの付いたフィールドをクリックします。テキスト ビルダーやリッチ テキスト作成ツールなど、他のエディターやビルダー内に変数を追加することもできます。変数を選択するウィンドウに、プロジェクトのすべての変数と引数が表示されます。
- Studio Web でアクティビティの出力に対して自動的に生成される変数は、変数が生成されたアクティビティの下に表示されます。
- 使用する変数のプロパティに移動するか、検索バーを使用して検索できます。一部の変数では、最も一般的なプロパティがリストの一番上に表示されます。利用可能なすべてのプロパティを表示するには、[さらに表示] をクリックします。
- 変数のプロパティとアクティビティのフィールドでデータ型が異なる場合があるため、すべてのフィールドですべての変数を使用できるわけではありません。
- 各変数の横にあるアイコンは型を示します。たとえば、Tt はテキスト、123 は数値、1.2 は小数点以下ありの数値をそれぞれ表します。
たとえば、Gmail の [メールの受信時] イベントによってトリガーされるオートメーションを構築する場合、トリガー アクティビティの出力 (取得したメール) が自動的に変数として保存されます。この変数には、取得したメールと、メールの個々のプロパティ (送信者、件名、本文、添付ファイルなど) がすべて格納されています。
[メールを転送] アクティビティを追加して取得したメールを自動的に転送する場合は、[メール] 変数を選択して、転送するメールを指定します。
[セルに書き込み] アクティビティを追加して送信者のメール アドレスをスプレッドシートに書き込む場合は、[送信元アドレス] プロパティ変数を選択して、スプレッドシートに書き込む内容を指定します。