条件分岐 (if)

[条件分岐 (if)] アクティビティを使用すると、API ワークフロー内の条件分岐で、データ ドリブンな条件に基づいて動的な実行パスを作成できます。[ 条件分岐 (if )] アクティビティは、リアルタイムの API 応答、ユーザー入力、またはシステム ステートに応じて異なるアクションを必要とするワークフローに使用します。

[条件分岐 (if)] アクティビティを使用する

ワークフローに [条件分岐 (if )] アクティビティを追加するには、以下の手順を実行します。

1. API ワークフロー デザイナー キャンバスで、プラス (+) アイコンを選択します。[ アクティビティを追加 ] メニューが表示されます。
2. [ 条件分岐 (if)] を選択します。
3. [プロパティ] パネルで、[ 条件 ] フィールドに式を入力します。
4. 必要に応じて、[ Then ] 分岐と [Else ] 分岐にアクティビティを追加します。
5. ワークフローをテストしてアクティビティを実行し、後で使用する出力フィールドを生成します。

条件分岐 (if) アクティビティの例

次の例では、トランザクション同期ワークフローが、過去 24 時間に少なくとも 1 つのトランザクションを行ったアクティブな顧客のみを処理するようにします。条件が満たされない場合、ワークフローは失敗応答で終了します。

[Debug configuration] ウィンドウを開き、次の JSON 構文を貼り付けて保存します。

{
  "id": 12345,
  "name": "John Doe",
  "isActive": true,
  "balance": 2500.75,
  "createdAt": "2025-03-25T12:00:00Z",
  "tags": [
    "premium",
    "verified",
    "active"
  ],
  "address": {
    "street": "123 Main St",
    "city": "New York",
    "state": "NY",
    "zipCode": "10001",
    "coordinates": {
      "latitude": 40.7128,
      "longitude": -74.006
    }
  },
  "transactions": [
    {
      "transactionId": "txn_001",
      "amount": 150.5,
      "currency": "USD",
      "timestamp": "2025-03-25T10:30:00Z"
    },
    {
      "transactionId": "txn_002",
      "amount": -75.25,
      "currency": "USD",
      "timestamp": "2025-03-23T08:15:00Z"
    }
  ]
}

1. API ワークフロー デザイナー キャンバスで、[ 条件分岐 (if )] アクティビティを追加します。
2. [プロパティ] パネルの [ 条件 ] フィールドを選択して式エディターを開きます。
3. Autopilot 式ジェネレーターを使用して条件を作成し、次のプロンプトを送信します。

   入力要求がアクティブな顧客に対するものであり、過去 24 時間以内に作成されたトランザクション オブジェクトが少なくとも 1 つ存在することを確認する条件ステートメントを記述してください。

   応答は次のようになります。

   const now = new Date();
   const twentyFourHoursAgo = new Date(now.getTime() - 24 * 60 * 60 * 1000);
   
   if ($workflow.input.isActive) {
     const recentTransactions = $workflow.input.transactions.filter(transaction => {
       const transactionTimestamp = new Date(transaction.timestamp);
       return transactionTimestamp > twentyFourHoursAgo;
     });
   
     const hasRecentTransactions = recentTransactions.length > 0;
   
     hasRecentTransactions;
   } else {
     false;
   }

4. [アクティビティのテストの入力] パネルと [式の出力] パネルをチェックして、式が期待される結果を生成することを確認します。
5. 条件の設定を保存します。
6. [Then] 分岐に [応答] アクティビティを追加します。
7. 応答を次のように設定します。
   • タイプ - 失敗
   • [詳細] - [式エディター] を開き、以下を書き込みます。

     {
         message: "Customer is not active or no transaction to process"
     }

   この手順では、ワークフローの最初に検証を追加し、処理前に有効なトランザクションが存在することを確認します。