コネクタ

[コネクタ] アクティビティを使用すると、Integration Service のコネクタおよびカスタムビルドのコネクタにアクセスできます。これにより、ワークフローがサードパーティの API と対話する際に、手動で HTTP 要求を設定する必要がありません。

ただし、各コネクタには専用の [HTTP 要求 ] アクティビティが含まれています。このアクティビティは、認証に既存のコネクションを利用することで、コネクタの事前構築済みアクティビティでカバーされるエンドポイント以外の API エンドポイントとの対話を可能にします。

[コネクタ] アクティビティを使用する

コネクタ アクティビティをワークフローに追加するには、以下の手順を実行します。

1. API ワークフロー デザイナー キャンバスで、プラス (+) アイコンを選択します。[ アクティビティを追加 ] メニューが表示されます。
2. [ コネクタ] を選択します。ポップアップ ウィンドウが開き、利用可能なすべてのコネクタが表示されます。
3. 目的のコネクタの種類を選択します。選択したコネクタで利用可能なすべてのアクティビティのリストが表示されます。
4. 必要なアクティビティを選択します。
5. [ プロパティ ] パネルで、選択したアクティビティのコネクションを設定します。利用可能なコネクションがない場合は、[ + コネクション ] を選択し、ウィザードの指示に従います。
6. 必要に応じてアクティビティを設定します。
7. ワークフローをテストしてアクティビティを実行し、後で使用する出力フィールドを生成します。

コネクタ アクティビティの例

次の例では、Salesforce コネクタと [ すべてのレコードのリストを取得 ] アクティビティを使用して、メール アドレスに基づき特定のユーザーを取得します。

実行構成を Salesforce 環境のデータと一致するように調整します。Salesforce 環境へのアクセス権がない場合は、 無料アカウントに登録 し、 UiPath のドキュメントに記載されている認証設定の手順に従ってください。

[Debug configuration] ウィンドウを開き、次の JSON 構文を貼り付けて保存します。

{
  "email_address": "{insert_your_email_here}"
}

1. Salesforce コネクタへの接続を確立したら、[ すべてのレコードのリストを取得 ] アクティビティを選択します。
2. [ すべてのレコードのリストを取得] アクティビティを選択した状態で、[ プロパティ ] パネルに移動し、[ オブジェクトの選択 ] フィールドで [ ユーザー] を選択します。
3. [Where 条件] フィールドで、[式エディター] を使用して以下の検索クエリを定義します。

   "email = '" + $workflow.input.email_address + "'"

4. アクティビティをデバッグします。