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Studio Web ガイド
ソリューションのリソース
UiPath PlatformTM では、サービスによって提供されるリソースの種類が異なります。たとえば、Orchestrator にはアセット、キュー、ストレージ バケット、Integration Service にはコネクション、Data Service にはエンティティがあります。
ソリューション リソースは、ソリューションの重要な要素の 1 つです。リソースの操作は新しいものではありませんが、ソリューションのコンテキストでリソースを使用する方法を改良しました。
ソリューションが登場する前の通常のオートメーション プロジェクトでは、アクティビティはオートメーションの設計時に既に存在していた実際のリソースを参照していました。ソリューションでは、 リソース定義の概念が導入されています。
リソース定義は、リソースの作成に必要なすべての情報として表示できます。リソース定義により、必要なときにいつでもリソースを作成できます。
- 設計時、ソリューションで初めて作業を開始するとき。必要なリソースをそれぞれのサービス (Orchestrator など) 内に手動で作成する代わりに、ソリューションのデバッグを開始する前にリソースが自動的に作成されます。
- デプロイ時に、オートメーションに必要なすべてのものが一度にデプロイされます。これは予測可能かつ高速であり、設定ミスによるエラーの可能性は最小限に抑えられます。
統一された開発者エクスペリエンスのソリューションでは、他のサービスに移動することなく、Studio Web でリソースを作成・設定できます。
アクティビティでリソースを選択すると、ソリューションでそのリソースが認識されます。つまり、同じオートメーション プロジェクトの他の部分や、同じソリューション内の他のオートメーション プロジェクトからも、リソースを簡単に参照できます。
- リソースを処理するアクティビティで、アクティビティのオプションを選択します (たとえば、[ キュー アイテムを追加] アクティビティの [ キュー名] オプション)。
- 使用可能なリソースのリストからリソースを選択します。
リソースを選択するときは、次のいずれかを実行できます。
- 新しいリソースを定義します。
- ソリューションで利用可能な既存のリソースを選択します。
- UiPath PlatformTM で利用可能な既存のリソースを選択します。
ソリューションに複数のプロジェクトが含まれる場合、[ ジョブを開始] (RPA ワークフロー プロジェクトの場合) や [アプリ タスクを作成] (アプリ プロジェクトの場合) などのアクティビティを使用して、プロジェクトの結果成果物を別のプロジェクト内のリソースとして参照できます。
- Studio Web でソリューションを開きます。
- ソリューション リソースを処理するアクティビティを追加します (例: [キュー アイテムを追加])。
- リソースを定義できるアクティビティ オプションを選択します ( キュー名など)。
- [ 新規定義] ボタンを選択します。
- [リソースのプロパティ] ウィンドウで新しいリソースを設定します。
- [ ワークフローに戻る ] ボタンを選択してデザイナーに戻ります。[ 閉じる ] ボタンを選択すると、リソースを保存せずにデザイナーに戻ることもできます。これで、新しいリソースが [リソース エクスプローラー] と [] アクティビティで利用できるようになります。
手記: 別のプロジェクト内のプロジェクトを参照できるアクティビティで [ 新規に定義 ] ボタンを選択すると、ソリューション内に新しいプロジェクトが自動的に作成され、その新しいプロジェクトがリソースとして選択されます。
リソース定義を作成しても、リソース構成がソリューションに追加されるだけで、UiPath PlatformTM 内にリソースが作成されることはありません。前の例のように、キューはまだ Orchestrator に作成されていません。リソースは、[ キュー名] アクティビティ オプションの[ソリューション内] カテゴリにのみ表示されます。
リソースがまだ存在しない場合、またはデバッグが既存のソリューションを使用するように設定されている場合にのみ、最初のデバッグ セッション中に個人用ワークスペースにリソースが作成されます。
UiPath PlatformTM に既に存在するリソース (Orchestrator のリソースなど) を選択するには、アクティビティ オプションの [利用可能なリソース ] カテゴリからリソースを選択します。