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Studio Web ガイド
概要
UiPath® Studio Web では、さまざまなオンラインのビジネス アプリやサービスの操作を自動化するクロスプラットフォーム オートメーションを構築してテストできます。
Web ブラウザーさえあれば Studio Web を使い始めることができます。Studio Web はどのオペレーティング システムからでもアクセスでき、インストールは不要で、IT への依存もなく常に最新です。
Studio Web はオートメーション ジャーニーのスタート地点として最適です。簡単に使用でき、オートメーションを構築するためのプログラミング スキルは必要ありません。また、複数のテンプレートが用意されているので、すぐに使い始めることができます。
Studio Web で作成したオートメーションは、クロスプラットフォームオートメーションです。既にプロビジョニングされているサーバーレス ロボットで実行されますが、Windows ロボット、Mac ロボット、Linux 環境のロボットでも実行できます。
Studio Web では以下の操作を行えます。
- 初めて操作するユーザー向けの情報や複数のオートメーション テンプレートを利用して、オートメーションの基本をすばやく学ぶことができます。
- オンライン アプリやサービスの操作を自動化する個人使用のオートメーションを構築したり、プロジェクトを共有して他のユーザーとコラボレーションしたりできます。
- オートメーションを、手動で、スケジュールに基づいて、またはアプリケーションで特定のイベントが発生したときに開始できます。
- ブラウザーでの Web サイトの操作を自動化できます。Web ページへの移動、認証の自動化、テキストや表データの抽出などが可能です。
- Document Understanding を使用してドキュメントのデータを抽出、処理、検証できます。
また、Studio Web の使用を組織で制御できるように、管理者は Automation Ops からガバナンス ポリシーをデプロイできます。
Studio Web は、ビジネス ユーザー、市民開発者、RPA 開発者、IT 管理者、Orchestrator 管理者など、オンライン アプリケーションの操作を自動化したいユーザーなら誰でも使用できます。Studio Web では、コードを使うことなくすぐにオートメーションを構築できるため、自動化の方法を習得したい人にとって理想的なツールです。
Studio Web では、よく使用されているオンライン アプリケーションとサービスを自動化できます。
- 生産性向上: Google Workspace (スプレッドシート、ドライブ、カレンダー、メール)、Microsoft Office 365 (Excel、OneDrive、SharePoint、予定表、メール)
- IT: アマゾン ウェブ サービス、Amazon WorkSpaces、Google Cloud、Azure、Azure Active Directory
- コミュニケーション: Slack、Zoom
- 営業: Salesforce
- 人事: Workday
- ソフトウェア開発: ServiceNow、Jira、OpenAI
サポートされているサービスの完全なリストについては、「アクティビティの概要」をご覧ください。
Studio Web の実際の動作については、さまざまなシナリオごとに作成できるオートメーションの例を交えて紹介する、デモ動画シリーズ「Introducing Studio Web」(英語) から確認できます。
Studio Web にアクセスするには、https://studio.uipath.com に移動します。UiPath のアカウントをお持ちでない場合は、UiPath の無料トライアルに登録してください。商用および非商用利用の両方のオプションが利用可能です。
UiPath Cloud Platform にログイン済みの場合は、UiPath Automation Cloud の左側のナビゲーション メニューから Studio Web にアクセスできます。
初めて Studio Web を開くと、所属する部署や使用するアプリケーションに基づいてユーザー エクスペリエンスをカスタマイズするための画面が表示されます (これは任意の手順です)。すぐに作業を開始できるように、Studio Web には、一般的なシナリオを自動化するための既定のテンプレートがいくつか付属します。推奨されるテンプレートと提案されるアクティビティは、以前に選択した内容に基づきます。
後で部署を変更したり、新しいサービスの使用を開始したりする場合は、任意のページの上部の > [最初の設定を再確認] を選択して、いつでも設定を変更できます。
利用可能なテンプレートからオートメーションを作成することをお勧めします。テンプレートを使用してオートメーションの作成を開始すると、ガイドに従って操作しながらトリガーやアクティビティなどの基本を学び、最初のワークフローを実行してオートメーションをパブリッシュできます。