Studio トレース
Studio トレースは、Studio で生成された診断ログメッセージで、その動作に関連する情報が含まれています。
ログ レベルの設定とログ ファイルのパスは、<Installation Folder>\Studio.NLog.config
ファイルを編集することにより変更できます。このファイルが存在しない場合は、イベント発生時に自動的に作成されます。このセクションは、<nlog>
タグの下に表示されます。
UiPath Studio トレースのログ レベル
既定で選択されている Studio の最小ログ レベルは、Warn
(Warning) です。ただし、同じ構成ファイルに他のレベルを追加したり、除外したりすることができます。
Error および Warning のレベルのみをログするには、<rules>
タグの間で指定します (下の例を参照)。
<rules> <logger name="*" level="Error" writeTo="AsyncTarget" />
<logger name="*" level="Warning" writeTo="AsyncTarget" /> </rules>
ログを特定のサイズに制限するには、archiveAboveSize="<value in bytes>"
を <target>
セクションに追加します。
<target name="AsyncTarget" xsi:type="AsyncWrapper" minlevel = "Off"> <target name="logfile" xsi:type="File" fileName="${logDirectory}/${shortdate}_Studio.log" layout="${time} => [${level:uppercase=true}] [${logger}] [${threadid}] ${message}" archiveAboveSize="<value in bytes>/> </target>
ログを無効化するには、下記のように、minlevel
タグを ”Off”
に設定します。
<rules> <logger name="*" minlevel="Off" writeTo="AsyncTarget" /> </rules>
UiPath Studio トレースのターゲット
Studio の既定のログ ファイル パスは %localappdata%\UiPath\Logs\<shortdate>_Studio.log
です。<shortdate>
の形式は yyyy-mm-dd
です。
ログ ファイルのパスを変更するには、logDirectory
パラメーターの値を使用するパスに変更します。
たとえば、ログ ファイル パスをデスクトップに移動するには、value="${specialfolder:folder=LocalApplicationData}/UiPath/Logs"
パラメーターを value="${specialfolder:folder=DesktopDirectory"
に変更します。
注:
Windows キーボードの言語を日本語、ロシア語、またはフランス語に設定して、いくつかの Studio ログがその指定した言語にローカライズされていることを確認します。
3 か月前に更新