- はじめに
- アクセス制御と管理
- ソースとデータセットを管理する
- モデルのトレーニングと保守
- 生成 AI による抽出
- 分析と監視を使用する
- オートメーションと Communications Mining™
- 開発者
- 機械が単語を理解する方法:NLPに埋め込むためのガイド
- トランスフォーマーによるプロンプトベースの学習
- 効率的な変圧器II:知識蒸留と微調整
- 効率的な変圧器I:注意メカニズム
- 階層的な教師なしインテントモデリング:トレーニングデータなしで価値を得る
- Communications Mining™ でアノテーションの偏りを修正する
- アクティブ ラーニング: より優れた ML モデルを短時間で実現
- それはすべて数字にあります-メトリックを使用してモデルのパフォーマンスを評価します
- モデルの検証が重要な理由
- 対話データ分析 AI としての Communications Mining™ と Google AutoML を比較する
- ライセンス
- よくある質問など

Communications Mining ガイド
ラベルを適用するか、またはデータセット内の一般フィールドを確認すると、そのたびにモデルが再トレーニングされ、新しいモデル バージョンが作成されます。異なるモデル バージョンの使用について詳しくは、「モデル バージョンをピン留めおよびタグ付けする」をご覧ください。
再トレーニング時に、モデルは提供された最新の情報を取得し、データセット全体にわたってすべての予測を再計算します。このプロセスはトレーニングの開始時に始まり、多くの場合、Communications Mining™ が 1 つのモデル バージョンの予測を適用し終えたときには、すでに新しいモデル バージョンの予測の再計算を進めています。一定時間後にトレーニングを停止すると、Communications Mining はすぐに追いつき、データセット内で完了した最新のトレーニングを反映した予測を適用します。
このプロセスは、完了するトレーニングの量、データセットのサイズ、タクソノミー内のラベルの数によっては時間がかかる場合があります。Communications Mining には便利なステータス機能があり、モデルが最新の状態になった場合や、モデルが再トレーニング中かどうかとその予想所要時間を把握できます。
データセットを使用している場合は、次のいずれかのアイコンが現在のステータスを示します。
| データセットは最新の状態であり、最新のモデル バージョンからの予測が適用されています。 | |
| モデルは再トレーニング中であり、予測が最新の状態ではない可能性があります。 |
データセットのステータスの詳細を表示するには、 アイコンにマウスをホバーさせます。
- モデルのトレーニング - このプロセスでは、現在のモデル バージョンを再トレーニングして新しいモデル バージョンを作成し、タクソノミーの更新やデータのアノテーションなどの最近の変更を組み込みます。モデルのトレーニングは一般的に高速ですが、さまざまな要因によって所要時間が変わる可能性があります。
- 予測の適用 - このプロセスはモデルのトレーニング後に実行されます。トレーニング済みのモデル バージョンから予測が取得されて各メッセージに適用されます。予測の適用は通常、より低速であり、その所要時間は主にデータセットのサイズと複雑さの影響を受けます。
- ラベルとフィールドのタクソノミーの複雑さ
影響: データセット内のラベルとフィールドが多いほど、モデルをトレーニングして、メッセージ全体に予測を適用するのにかかる時間が長くなります。
- 生成 AI による抽出の使用
影響: 生成 AI による抽出では、ラベルとフィールドの複雑な関係を理解する必要があり、より大規模で強力なモデルが必要になります。このため、トレーニング速度が低下する可能性があります。
- データセットのサイズ (アノテーション済みのデータとアノテーションなしのデータ)
影響: アノテーション済みのメッセージが大量にあると、モデルがトレーニング中に考慮しなければならないデータ ポイントが増加し、プロセスにかかる時間が長くなります。同様に、アノテーションなしのメッセージが大量にあると、予測を適用するのに要する時間が長くなる可能性があります。
注: 予測は利用可能になるとすぐに表示されるため、アノテーションを行う際に適用が完了するまで待つ必要はありません。以前のバージョンの予測が完了する前にトレーニングを行うと、トレーニング済みの最新のモデル バージョンから予測を適用するように切り替わります。 - 同時にトレーニングするデータセットの数
影響: Communications Mining™ 環境で同時に複数のモデルをトレーニングしている場合、必要なサービスが負荷分散されるため、一時的に速度が低下する可能性があります。
- サポートに問い合わせるべき状況
- トレーニング - 上記のどの理由でもトレーニング速度が遅い原因の説明が付かず、その状況が 4 時間以上続いている場合は、 UiPath® 製品サポート チームにお問い合わせください。
- 予測の適用 - 大規模で複雑なデータセットの場合、予測の適用には長い時間がかかることを見込んでおいてください。このプロセスが 1 つのモデル バージョンで 24 時間以上続いている場合にのみ、製品サポート チームにお問い合わせください。
注: これがデータのアノテーションの妨げになることはありません。新しい予測は常に、利用可能になった時点で利点が得られるためです。
モデルがまったくトレーニングされていないように見える
トレーニングがトリガーされるはずの操作 (ラベルやフィールドでメッセージにアノテーションを行うなど) が完了してから 1 時間以内にモデルのトレーニングが開始されない場合は、UiPath® 製品サポート チームにお問い合わせください。
データセット内の任意のページでデータセットのステータスをチェックすると、モデルがトレーニング中かどうかを確認できます。