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Communications Mining ガイド

最終更新日時 2025年8月11日

データの構造と権限について

データはプラットフォーム内で構造化されて階層形式で保存されます。このプラットフォームは、以下の主要コンポーネントで構成されます。
  • データ ソース
  • データセット
  • プロジェクト
Automation Cloud ユーザーの場合、これらのコンポーネントは 1 つまたはすべてのクラウド テナント内に保存されます。
手記: 厳格な権限によって、これらの各コンポーネントへのアクセスが制御されます。

データ ソース

データ ソースは、似た種類の、アノテーションが行われていない生のコミュニケーション データのコレクションです (例: 共有メールボックスのすべてのメール、NPS アンケートの回答のコレクション)。詳しくは、「ソース」をご覧ください。個々のデータ ソースは、最大 10 個の異なるデータセットに関連付けることができます。

データセット

データセットは、類似する種類と類似する目的を持つ 1 から 20 個のデータ ソースと、そのソース内のデータを理解するようにプラットフォームをトレーニングするときに作成するモデルで構成されます。詳しくは、「データセット」をご覧ください。

プロジェクト

プロジェクトは、プラットフォーム内の、権限が設定された保存領域に相当します。各データセットとデータ ソースは、作成時に指定する特定のプロジェクトに属します。詳しくは、「プロジェクト」をご覧ください。

テナント (Automation Cloud ユーザー)

テナントを使用すると、実際の組織と同様に業務フローや情報を分離して組織構造をモデル化できます。テナントは、ユーザーのグループごとにサービスを整理・管理することのできるコンテナーの役割を果たします。

たとえば、テナントを部署ごとに作成すれば、部署ごとに有効化するサービスを必要に応じて決定できます。各テナントでは、各クラウド サービスのインスタンスを 1 つだけ持つことができます。

異なる UiPath® Cloud テナント間で Communications Mining™ モデルを昇格させることはできません。たとえば、DEV から PROD に昇格させることはできません。

運用環境の運用環境にのみデプロイできる場合は、Communications Mining を含む IXP サービスを運用環境で有効化します。ただし、別の環境から運用環境に柔軟にデプロイできる場合は、運用環境のオートメーションによって、そのオートメーションが配置されているテナント (品質保証や開発など) からプラットフォームを呼び出すことができます。

権限

権限はユーザーごとであり、ユーザーが属する各プロジェクトに固有です。権限によって機密データへのアクセスを提供したり、ユーザーが権限に応じて異なる操作をプラットフォームで実行したりできるようにします。詳しくは、「ロールとその基になる権限」をご覧ください。

概要

Automation Cloud ユーザーである場合、Communications Mining を含む IXP サービスは特定のテナントで有効化されます。テナントは、プロジェクトが保存される場所です。

各データセットとデータ ソースは特定のプロジェクトに関連付けられており、ユーザーがプロジェクト内のデータを操作できるようにするには、それらのプロジェクトへのアクセス権が必要です。

1 つのプロジェクト内のデータセットは、複数のプロジェクトのデータ ソースで構成されている場合があります。ユーザーがデータを表示およびラベル付けするには、両方のプロジェクトで権限が必要です。

この図は、これらのコンポーネントと権限の関係を示しています。

  • 以下の図のテナント A では、すべてのデータ ソースがプロジェクト A1 に関連付けられていますが、プロジェクト A1 とプロジェクト A2 の両方に関連付けられているデータセットがあります。
  • ユーザーがプロジェクト A1 のデータセット、つまりデータセット 1、2、または 3 にアクセスする場合、プロジェクト A1 の表示権限のみが必要です。
  • ただし、ユーザーがプロジェクト A2 のデータセット、つまりデータセット 4、5、または 6 にアクセスする場合は、データ ソースがすべてプロジェクト A1 にあるため、プロジェクト A1 と A2 の両方に対する表示権限が必要になります。
  • プロジェクト A1 または A2 を表示するには、テナント A へのアクセス権が必要です。プロジェクト B1 を表示するには、テナント B へのアクセス権が必要です。ユーザー権限はテナント間で委譲されません。
手記: 複数のクラウド テナントを利用するという概念は、Automation Cloud ユーザーにのみ適用されます。



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