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Studio ガイド

最終更新日時 2024年12月17日

SAP WinGUI の操作の自動化について

SAP WinGUI について

SAP WinGUI の API スクリプティングを有効化すると、信頼性の高い SAP WinGUI のオートメーションを作成できます。Studio と Robot を使用するには、ローカル マシンとサーバー側の両方で SAP WinGUI スクリプティングを有効化する必要があります。SAP 用の最初のオートメーション プロジェクトを作成する前に、実行しなければならない設定手順があります。

SAP の UI 要素はコントロールと呼ばれ、それらを検出して使用するには、固有の手法やアクティビティが必要になる場合があります。詳しくは、サポートされる SAP 要素をご覧ください。

サポートされる SAP WinGUI バージョン

The following versions of SAP WinGUI are supported for Windows 7, Windows 10, and Windows 11, for both architecture types (32-bit and 64-bit). SAP Logon and SAP Logon Pad are supported on all versions.

  • SAP WinGUI 7.40
  • SAP WinGUI 7.50
  • SAP WinGUI 7.60
  • SAP WinGUI 7.70
  • SAP WinGUI 8.00

提供中のすべてのテーマ (Quartz、Belize、Blue Crystal、Corbu など) を SAP のオートメーションに使用できます。

SAP WinGUI のアクティビティ

以下のアクティビティは、SAP のオートメーション向けに特別に調整されています。

上記の SAP WinGUI アクティビティはすべてサポートされており、オブジェクト リポジトリで操作できます。

SAP WinGUI のその他の情報

SAP WinGUI 要素に対して生成されるセレクター内では、ワイルドカード正規表現を使用できます。

SAP WinGUI セレクターは、識別のために technical ID 属性だけでなく TextTooltip、および Type of SAP control 属性もサポートしています。SAP テーブル、SAP グリッド、SAP ツリーなどの複雑な SAP コントロールでは、これらの属性は使用できません。異なる方法で識別が行われるためです。

SAP WinGUI の API スクリプティングがアクティブ化されていない場合、または組織で許可されていない場合は、Computer Vision アクティビティを使用して SAP WinGUI インターフェイスを操作できます。

SAP WinGUI スクリプティングの通知

設定が間違っていたり不完全だったりするために、SAP WinGUI を SAP API スクリプティングで自動化できない場合には、以下のエラー メッセージが表示されます。



設定を確認し、修正するには、「設定手順」に従ってください。

ハード タイムアウトを強制

[ハード タイムアウトを強制] の設定は、[プロジェクト設定] > [UI Automation クラシック] > [SAP] にあります。この設定を [True] に設定すると、Robot は SAP アクティビティの実行を終了し、アクティビティのターゲットで指定されたタイムアウト後にエラーをスローします。このエラー メッセージは、[トライ キャッチ] アクティビティでキャッチして処理できます。既定では、この設定は [False] に設定されています。

この設定は、実行時間の長い SAP アクティビティを終了する場合や、SAP がスタックしたか応答しなくなった場合、またはネットワークや接続の問題が発生した場合に役立ちます。

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