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Studio ガイド
一括更新コマンド ライン パラメーター
project.json
ファイルを一括更新できます。依存関係の追加や削除、パッケージ バージョンやランタイム ルールの変更、パブリッシュ前のプロセスまたはライブラリの署名を行うことができます。
プロジェクト依存関係一括更新ツールを使用することにより、更新するそれぞれのパッケージ バージョンのライセンス条件に黙示的に同意したことになります。
UiPath.Studio.CommandLine.exe
は、インストール フォルダーにあります。
- マシン単位のインストールの場合、既定のパスは
C:\Program Files\UiPath\Studio\
です。 -
ユーザー単位のインストールの場合、既定のパスは
%localappdata%\Programs\UiPath\Studio
です。
--help
を使用します。--version
を使用すると、UiPath.Studio.CommandLine.exe
のバージョンを確認できます。
svn login
と svn checkout
を使用する際には r, --repository
になります。
プロジェクト依存関係一括更新ツールを使ってプロジェクトを変更する場合は、あらかじめ Studio でプロジェクトを保存して閉じておくことを推奨します。
-
list
- 特定のディレクトリ配下のproject.json
ファイルへのパスを検出して表示します。ローカルのネットワーク ドライブのプロジェクトもリストに表示されます。list
コマンドでは次の引数を使用します。引数
説明
-d, --directory
表示するファイルが格納されているディレクトリです。パスワード保護されているリモート ディレクトリでは、-u, --user
引数と-p, --pass
引数を使用します。注:--directory
引数をlist
コマンドで使用すると、作業ディレクトリからのすべてのproject.json
ファイルへのパスが表示されます。 -
manage
- 特定のプロジェクトを管理します。複数の依存関係およびルールを追加/削除するには、これらを空白で区切る必要があります。manage
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-a, --add-ref
依存関係とランタイム ルールをproject.json
ファイルに追加または更新します。”dependencyname|version|runtimerule”
= 依存関係のバージョンとランタイム ルールを追加または更新します。”dependencyname|prereleaseversion|runtimerule”
= 依存関係のプレリリースされたバージョンと指定したランタイム ルールを追加します。
r, --rem-ref
指定した依存関係をproject.json
ファイルから削除します。"dependencyname"
- プロジェクトから削除する依存関係です (バージョンを問いません)。"dependencyname|version"
- 特定バージョン依存関係を削除します (プレリリースバージョンかどうかを問いません)。
-p, --project-path
project.json
ファイルへのパスです。注: ランタイム ルールの構文は、最も低い適用可能なバージョンでlowest
、ストリクト バージョンでstrict
です。これらのパラメーターを指定しない場合、既定で最も低い適用可能なバージョンが適用されます。
manage --project-path "C:\Users\username\Documents\UiPath\BlankProcess\project.json" --add-ref "UiPath.Excel.Activities|2.6.2|lowest"
は、パッケージ バージョンを 2.6.2 に、ランタイム ルールを最も低い適用可能なバージョンに変更します。
-
publish
- 依存関係への変更とともに、プロジェクトをパブリッシュします。publish
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-p, --project-path
パブリッシュするproject.json
へのパスです。この引数は必須です。-g, --target
プロジェクトをパブリッシュする場所:
Custom
- カスタム URL またはローカル フォルダーです。引数-f, --feed
を使用して場所を定義します。Robot
- ロボットが Orchestrator に接続されていない場合の、Robot の既定のパブリッシュ場所です。ライブラリまたはテンプレートのパブリッシュには利用できません。OrchestratorTenant
- Orchestrator テナント プロセス フィード (プロセスおよびテスト ケースの場合)、または Orchestrator ライブラリ フィード (ライブラリおよびテンプレートの場合) です。OrchestratorPersonalFolder
- Orchestrator 個人用ワークスペース フィードです。ライブラリ、テンプレート、またはテスト ケースのパブリッシュには使用できません。OrchestratorFolderHierarchy
- 個別のパッケージ フィードを持つ第 1 レベルのフォルダーまたはそのサブフォルダーのいずれかが Studio のステータス バーのフォルダー メニューから選択されている場合、そのフォルダー階層のフィードです。ライブラリまたはテンプレートのパブリッシュには利用できません。
-f, --feed
プロジェクトをパブリッシュするためのカスタム URL です。カスタムのローカル ディレクトリを表す場合もあります。Studio の [パブリッシュのオプション] タブ内のパスと同様です。
-a, --api-key
プロジェクトをパブリッシュするための API キーです。この引数はカスタム ターゲットに使用できます。
-i, --icon
パッケージに使用するカスタム アイコンへのパスです。
-n, --notes
プロジェクトへの変更を含むリリース ノートです。
-v, --new-version
プロジェクトの新しいバージョンです。
-t, --timeout
プロジェクトのパブリッシュのタイムアウト値を指定します。既定のタイムアウト値は 30 秒です。この設定は、Orchestrator へのパッケージ転送の間にのみ適用されます。
--cer-path
パッケージ署名の証明書へのローカル パスです。
--cer-password
証明書のパスワードです。
--timestamper-url
タイムスタンパーの URL です。
--incl-all-feeds
必須ではありません。
UiPath.Excel.Activities
パッケージをバージョン 2.6.2 に更新し、最も低い適用可能なバージョンにランタイム ルールを変更し、リリース ノートと新バージョンを追加し、カスタムの場所にプロジェクトをパブリッシュします。
manage --project-path "C:\Users\username\Documents\UiPath\BlankProcess\project.json"
--add-ref "UiPath.Excel.Activities|2.6.2|lowest" publish --project-path
"C:\Users\username\Documents\UiPath\BlankProcess\project.json" --target Custom --feed
"C:\Users\username\Desktop\myfeed" --notes "Changes were made to the Excel package"
--new-version "1.0.2"
です。
コマンドライン パラメーターを使用して、一連のルールに対してファイルまたはプロジェクトを分析できます。
analyze
- プロジェクト全体を分析します。project.json
ファイルへのパスが必要です。-
analyze-file
- 単一のファイルを分析します。.xaml
ファイルへのパスが必要です。引数
説明
-p, --project-path
1 つのファイルを分析するには、.xaml
へのパスを指定します。プロジェクト全体を分析するには、project.json
ファイルへのパスを指定します。-c, --config-path
RuleConfig.json
ファイルへのパスです。ルール設定ファイルが既定の場所 (%LocalAppData%\UiPath\Rules
) に配置されていない場合にのみ、このパスを指定します。
コマンドライン パラメーターを使用してファイル/プロジェクトのルールを分析および設定する方法の詳細については、「ワークフロー アナライザー」ページをご覧ください。
-
git clone
= リポジトリを新しいディレクトリに複製します。注:UiPath.Studio.CommandLine.exe git clone
を実行する前に、リポジトリの資格情報が Windows 資格情報マネージャーに保存されていることを確認してください。そうでない場合、認証エラーが発生します。
git clone
コマンドでは次の引数を使用します。
引数 |
説明 |
---|---|
|
変更するプロジェクトの格納先となるリポジトリのアドレス/URL です。この引数は必須です。 |
|
作業ディレクトリです。指定しないと、使用中の環境のディレクトリが使用されます。 |
-
git commit
= 変更内容をリポジトリに記録します。git commit
コマンドでは次の引数を使用します。引数
説明
-m, --message
プロジェクトに対する変更を説明するコミットメッセージを書きます。コミットメッセージは必須です。
-p, --push
変更内容をリモート リポジトリにアップロードします。
-d, --directory
作業ディレクトリです。指定しないと、使用中の環境のディレクトリが使用されます。
-f, --files
編集するファイルへのパスです。作業ディレクトリからの相対パスであり、セミコロンで区切ります。
-
svn login
= 特定の SVN リポジトリにログインするために資格情報を使用します。svn login
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
r, --repository
変更するプロジェクトの格納先となるリポジトリのアドレス/URL です。この引数は必須です。
-p, --password
SVN リポジトリへの認証に必要なパスワードです。
-s, --password-stdin
STDIN (標準入力) から認証パスワードを読み取ります。目的のリポジトリへのパスワードを入力するように要求されます。
u, --user
認証に必要なユーザー名です。
-
svn checkout
= SVN リポジトリからプロジェクトをチェックアウトします。svn checkout
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-d, --directory
ファイルのチェックアウト先フォルダーです。この引数は必須です。
-r, --repository
チェックアウトするファイルを格納するリポジトリのアドレスです。この引数は必須です。
-
svn edit
= 1つ以上のプロジェクトをロック解除して変更可能な状態にします。svn edit
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-f, --files
編集するファイルへのパスです。作業ディレクトリからの相対パスであり、セミコロンで区切ります。この引数は必須です。
-d, --directory
編集するファイルを含む作業ディレクトリです。作業ディレクトリを指定しないと、使用中の環境のディレクトリが使用されます。
-
svn checkin
= オートメーション プロジェクトへの変更をチェックインします。svn checkin
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-m, --message
プロジェクトに対する変更を説明するコミットメッセージを書きます。コミットメッセージは必須です。
-d, --directory
プロジェクトをチェックインする作業ディレクトリです。作業ディレクトリを指定しないと、使用中の環境のディレクトリが使用されます。
-f, --files
編集したファイルへのパスです。作業ディレクトリからの相対パスであり、セミコロンで区切ります。
-
tfs login
= 特定の TFS リポジトリにログインするために資格情報を使用します。tfs login
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-t, --type
TFN リポジトリへの認証に必要なパスワードです。
ntlm
= ローカルの TFS リポジトリの NT LAN Manager を通じた認証です。token
= TFS リポジトリで有効化されているパーソナル アクセス トークンを使用する認証です。basic
= セキュリティで保護された TFS リポジトリの基本認証です。
-p, --password
SVN リポジトリへの認証に必要なパスワードです。
-s, --password-stdin
STDIN (標準入力) から認証パスワードを読み取ります。目的のリポジトリへのパスワードを入力するように要求されます。
u, --user
認証に必要なユーザー名です。
-c, --collection
コレクションの URI を指します。この引数は必須です。
-
tfs checkout
= TFS リポジトリからプロジェクトをチェックアウトします。tfs checkout
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-c, --collection
コレクションの URI を指定します。
-d, --directory
ファイルのチェックアウト先フォルダーです。この引数は必須です。
-r, --remotedir
コレクションのルートに対するプロジェクト ディレクトリへの相対パスです。$/
から始まり、コレクションの URI が前に付きます。 -
tfs edit
- 1つ以上のプロジェクトをロック解除して変更可能な状態にします。tfs edit
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-f, --files
編集するファイルへのパスです。作業ディレクトリからの相対パスであり、セミコロンで区切ります。
-d, --directory
編集するファイルを含む作業ディレクトリです。作業ディレクトリを指定しないと、使用中の環境のディレクトリが使用されます。
-
tfs checkin
- オートメーション プロジェクトへの変更をチェックインします。tfs checkin
コマンドでは次の引数をします。引数
説明
-m, --message
プロジェクトに対する変更を説明するコミットメッセージを書きます。コミットメッセージは必須です。
-d, --directory
プロジェクトをチェックインする作業ディレクトリです。作業ディレクトリを指定しないと、使用中の環境のディレクトリが使用されます。
-f, --files
編集したファイルへのパスです。作業ディレクトリからの相対パスであり、セミコロンで区切ります。
コマンドライン ユーザー インターフェイスを使用して、v2018.3 より前のバージョンの Studio で作成したオートメーション プロジェクトに依存関係をインストールする際には、次のことに注意してください。
- このプロジェクトがパブリッシュされておらず、したがって依存関係がインストールされていない場合、移行プロセスにより既定のパッケージがインストールされます。詳細については、「依存関係の管理」ページをご覧ください。
- v2018.3より前のバージョンの Studio で作成されたプロジェクトでは、
UiPath.Core.Activities
パッケージがUiPath.System.Activities
およびUiPath.UIAutomation.Activities
に移行されます。