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Studio ガイド
Last updated 2024年11月4日
VMware Horizon の自動化について
VMware を使用すると、仮想化されたデスクトップおよびアプリケーションにアクセスし、作業を行うことができます。サーバーに UiPath リモート ランタイム コンポーネント、クライアント マシンに UiPath VMware 拡張機能をインストールすると、Studio によって対応する要素に対するネイティブ セレクターが生成されます。これにより、クリック、文字を入力、テキストを取得、データを抽出、その他、UI Automation アクティビティを幅広く活用したオートメーション プロジェクトを作成できます。
VMware テクノロジ向けのネイティブ自動化を有効にするには、設定手順を実行する必要があります。
設定手順を完了すると、VMware Horizon で仮想化したアプリケーションの個別の UI 要素に対するセレクターを生成できます。
VMware Horizon アプリとして開かれる電卓に対して生成されるセレクターは、次のようになります。
<wnd app='win32calc.exe' cls='CalcFrame' isremoteapp='1' title='Calculator' />
<wnd ctrlid='137' />
<wnd app='win32calc.exe' cls='CalcFrame' isremoteapp='1' title='Calculator' />
<wnd ctrlid='137' />
ローカル アプリケーションとして開かれる電卓に対して生成されるセレクターは、次のようになります。
<wnd app='win32calc.exe' cls='CalcFrame' title='Calculator' />
<wnd ctrlid='137' />
<wnd app='win32calc.exe' cls='CalcFrame' title='Calculator' />
<wnd ctrlid='137' />
ご覧のとおり、2 つのセレクターの違いは、
isRemoteApp='1'
属性です。これは、VMware Horizon アプリから UI 要素を選択したときに自動的に追加されます。
この属性以外には、ローカル アプリケーションのオートメーション プロセスと VMware Horizon アプリのオートメーション プロセスの間に違いはありません。すべてのアクティビティとウィザードの機能はまったく同じです。
UiPath VMware Horizon 拡張機能および UiPath リモート ランタイム コンポーネントをインストールすると、次の操作が有効化されます。
- VMware アプリケーションおよびデスクトップの UI 要素のセレクターを生成する。
UiPath.UIAutomation.Activities
パッケージのアクティビティ ([クリック]、[文字を入力] など) を使用する。- データや画面スクレイピング ウィザードを使用する。
- VMware Horizon アプリとして開かれたブラウザーを自動化する。