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Studio ガイド
基本のライブラリを作成する
link次のチュートリアルでは、Studio でライブラリを作成し、他のオートメーション プロジェクトでパブリッシュして使用する手順を説明します。
ライブラリの作成は、「基本のプロセスを作成する」に類似しています。違いは、ライブラリは、他のプロジェクトのコンテキストで使用できる再利用可能なコンポーネントを含むパッケージである点です。
この例では、Excel スプレッドシートからデータを取得し、別の Excel ファイルに追加します。次に、プロジェクトをパッケージ化してカスタム フィードにパブリッシュし、パッケージを別のプロジェクトにインストールし、そこに含まれるアクティビティを使用する手順について説明します。
この例では、Microsoft Excel をマシンにインストールする必要がない Excel アクティビティを使用しています。
それでは始めましょう。
ライブラリを作成する
link-
Studio を起動します。[ホーム] の Backstage ビューで、新しいライブラリ プロジェクトを作成する [ライブラリ] をクリックします。[新しい空のライブラリ] ウィンドウが表示されます。
-
[新しい空のライブラリ] ウィンドウで、以下を実行します。
- 新しいプロジェクトの名前とこのオートメーションの目的を要約した説明を入力します。この例の場合、QuickLibrary という名前を使用できます。
注: プロジェクト名は最大 128 文字、説明は最大 500 文字です。
- プロジェクトを作成する場所を選択します。
-
[対応 OS] オプションには [Windows - レガシ] を選択し、[言語] には [VB] を選択します。
- 新しいプロジェクトの名前とこのオートメーションの目的を要約した説明を入力します。この例の場合、QuickLibrary という名前を使用できます。
- [作成] をクリックします。新しいライブラリが Studio で開きます。
Excel アクティビティを追加する
link- [アクティビティ] パネルで [Excel プロセス スコープ] アクティビティを検索し、デザイナー パネルにドロップします。
- [Excel ファイルを使用] アクティビティをシーケンスに追加します。このアクティビティは、ほとんどの Excel 関連のアクティビティで必要です。
- [Excel ファイル] フィールドで、データを取得する Excel ファイルを参照します。任意で、[参照名] フィールドを使用して、このファイルをワークフロー全体で参照する方法 (この例では
Excel1
) を変更できます。 - 1 つ目の [Excel ファイルを使用] アクティビティ内に 2 つ目の [Excel ファイルを使用] アクティビティを追加し、データをコピーする Excel ファイルを参照します。この 2 つ目のファイルへの参照を任意で追加します (この例では
Excel2
)。 - [範囲をコピー/貼り付け] アクティビティを追加します。
- [ソース] フィールドで、プラス
ボタンを選択して、1 つ目のブックのシートの名前を指定します。この例では、このフィールドは
Excel1.Sheet("Sheet1")
となります。 - [ターゲット] フィールドで、プラス記号
を選択して、2 つ目のブックのシートの名前 (この例では
Excel2.Sheet("Sheet1")
) を指定します。プロジェクトは次の図のようになります。 - リボンで [ファイルを実行] をクリックするか、Ctrl + F6 を押してワークフローを実行します。1 つ目の Excel スプレッドシートから収集されたデータが、別のスプレッドシートにコピーされます。
ライブラリをパッケージ化する
link.nupkg
ファイルとしてパッケージ化する必要があります。
- ライブラリ プロジェクトを Studio で開きます。
- リボンで [パブリッシュ] ボタンをクリックします。[ライブラリをパブリッシュ] ウィンドウが開きます。
- [パッケージのプロパティ] タブで、パッケージ名を入力します。[リリース ノート] フィールドで、ライブラリに関する詳細を数か所追加します。これは、新たにパブリッシュされた各バージョンで、ライブラリに加えられた変更を追跡する場合に役立ちます。
- [パブリッシュのオプション] タブで、[パブリッシュ先] > [カスタム] の順に選択し、[カスタム URL] フィールドにローカル フォルダーへのパスを追加します。たとえば、デスクトップに
myfeed
フォルダーを作成できます。
- [パブリッシュ] をクリックします。パッケージがローカル フォルダーで
.nupkg
ファイルとして利用可能になります。
再利用可能なコンポーネントをインストールする
link別のプロジェクトでパッケージを使用するには、最初にこのパッケージをプロジェクトの依存関係として追加する必要があります。「基本のプロセスを作成する」で説明しているように、開始するには Studioで新しいプロセスを作成します。
詳細については、「依存関係について」ページのプロジェクトの依存関係についてをご覧ください。
カスタム フィードを追加する
- Studio リボンで、[パッケージを管理] > [設定] をクリックします。既定のフィードとユーザー定義のフィードが表示されます。
- [ユーザー定義のパッケージ ソース] コンテナーで、[名前] フィールドにフィードの名前を追加します。[ソース] フィールドにライブラリをパブリッシュしたフォルダーへのパスを追加します。
- [追加] をクリックします。新しいフィードがセクションに追加されます。
Studio でユーザーが定義したフィードを追加または削除する場合は、常に上記の手順に従う必要があります。アクティビティ フィードの詳細については、「アクティビティ パッケージについて」をご覧ください。
パッケージをインストールする
- [パッケージを管理] ウィンドウで、左側の [すべてのパッケージ] タブの下に以前に追加されたフィードに移動します。フィードで利用可能なパッケージのリストが表示されます。
- パッケージを検索して選択します。この例のパッケージ名は QuickLibrary です。
- [インストール]、[保存] の順にクリックします。これにより、パッケージがプロジェクトにインストールされ、[依存関係] の下の [プロジェクト] パネルに表示されます。
ライブラリのアクティビティを追加する
- [アクティビティ] パネルで、パッケージの名前 (この場合は
Quick Library
) を検索します。 - デザイナー パネルにアクティビティをドロップします。
- Studio のリボンで [ファイルを実行] をクリックするか、Ctrl + F6 ショートカット キーを押してアクティビティを実行します。
[シートをコピー] または [範囲をオートフィル] などの他のアクティビティを追加するには、マシンに Microsoft Excel をインストールする必要があります。
再利用可能なコンポーネントのメリットは、繰り返しを減らすことです。一度作成して、他のプロジェクトで再利用します。
上記で作成したライブラリをダウンロードするには、以下のボタンをクリックします。