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Studio ガイド
Last updated 2024年11月4日

2023.4.2

公開日: 2023 年 6 月 7 日

新機能

以前のパッチで無効化された設計時パッケージとランタイム パッケージの分離が再度有効化されました。Windows プロジェクトとクロスプラットフォーム プロジェクトの [プロジェクト設定] に新しいオプション [実行時の依存関係を分離] が追加され、プロジェクト レベルで分離を有効化または無効化できるようになりました。既定では、このオプションは有効化されています。

[ソースを含める] オプションも [パブリッシュ] ウィンドウから [プロジェクト設定] ウィンドウに移動され、プロジェクトごとに設定できるようになりました。

組織では、ガバナンス ポリシーを使用して両方のオプションを制御できます。

改良点

XAML ファイルをデザイナー パネルと別のタブの両方で開くオプションを追加しました。別のタブで読み取り専用のテキスト ファイルとして開くには、[プロジェクト] パネルで XAML ファイルを右クリックして [テキスト エディターで開く] を選択します。

バグ修正

  • プロジェクトで使用されているパッケージ バージョンとプロジェクトにインストールされているライブラリで使用されるパッケージ バージョン間に競合がある場合に、設計時パッケージとランタイム パッケージの分離が正しく処理されていませんでした。
  • 一部のアクティビティ パッケージを Windows ライブラリにインストールすると、[プロジェクト] パネルで「空です」とマークされていました。影響のあるパッケージは以下のとおりです。
    • Microsoft.VisualBasic
    • System.IO.FileSystem.AccessControl
    • System.Security.AccessControl
    • System.Security.Cryptography.Xml
    • Systen.Security.Principal.Windows
    • System.Text.Encoding.CodePages
    • System.Text.RegularExpressions
  • [式を検証] アクティビティを使用して式を検証する場合に、一部のプロジェクトでアセンブリ参照エラーが発生していました。修正を適用するには、ファイルを開くときに表示されるダイアログから、不足している参照をインポートすることを選択します。
  • ユニバーサル検索バーを使用して Windows プロジェクト内を検索した場合に、一部のワークフロー ファイルから結果が返されていませんでした。
  • Windows - レガシ プロジェクトに [CV 画面スコープ] アクティビティが含まれていて、OCR エンジンが UiPath Screen OCR または UiPath Document OCR から変更されていると、プロジェクトの検証に失敗していました。
  • [繰り返し (コレクションの各要素)] アクティビティにフォーカスがあるときに、このアクティビティの [項目のリスト] プロパティの値を変更すると、ワークフローに予期しない変更が発生していました。
  • 以前に Studio がユーザー単位でインストールされていたマシンでマシン単位の新規インストールを実行しようとすると、エラーが発生していました。
  • プロジェクトに相互依存ライブラリが複数インストールされている場合に、メモリの使用量が予想よりも増加する問題を修正しました。
  • プロジェクトに UiPath.DocumentUnderstanding.Activities v2.2.0 パッケージが依存関係として追加されている場合に、UiPath Assistant または Orchestrator からクロスプラットフォーム プロジェクトを実行すると、「ファイルまたはアセンブリを読み込むことができませんでした。」というエラーが発生していました。
  • 依存関係として追加されたライブラリを含む C# プロジェクトを実行する際に、ライブラリに Newtonsoft.Json.Linq.JObject 型の入力引数が含まれていて、さらにプロジェクトに、カスタム アクティビティの入力プロパティに割り当てられた同じ型の変数または引数が含まれていると、プロジェクトのコンパイルに失敗していました。

  • [テスト エクスプローラー] パネルから [表示中のすべてのテストを実行] または [すべてのテストを実行] のいずれかを使用して実行したときに例外をスローする、実行テンプレートにラップされたテスト ケースがあると、自動生成された XAML を開くのに時間がかかっていました。この挙動により、プロジェクトの実行パフォーマンスに影響が生じていました。
  • カスタム ライブラリのアクティビティを使用して設計されたワークフローを、[記述子のカバレッジ] を使用して分析すると、「内部エラーが発生しました。UiPath Studio を再起動することをお勧めします。」というエラーがスローされていました。
  • 自動生成されたテスト データ機能で Boolean 型変数の既定値を作成できませんでした。
  • アクティビティ カバレッジを使用した場合、ワークフローでアクティビティが強調表示されていませんでした。

今後の非推奨化予定

現在、Windows - レガシ プロジェクトを実行するために必要な最小バージョンは .NET Framework 4.6.1 です。Studio v2023.10 からは、最小要件が .NET Framework 4.7.2 に変更されます。今後の非推奨化に関する最新情報については、「非推奨化のタイムライン」をご覧ください。

アクティビティ パッケージのバージョン

以下のバージョンのアクティビティ パッケージが UiPathStudio.msi インストーラーに含まれており、ローカル フィードから確認できます。
アクティビティ パッケージバージョン
UiPath.UIAutomation.Activitiesv23.4.6
UiPath.System.Activitiesv23.4.3
UiPath.Excel.Activitiesv2.20.2
UiPath.Mail.Activitiesv1.20.0
UiPath.Word.Activitiesv1.16.1
UiPath.ComplexScenarios.Activitiesv1.4.0
UiPath.Presentations.Activitiesv1.11.1
UiPath.Testing.Activitiesv23.4.1
UiPath.WebAPI.Activitiesv1.16.2
UiPath.Form.Activitiesv23.4.4
UiPath.Callout.Activitiesv23.4.4

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