UiPath Documentation
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Studio ガイド

最終更新日時 2026年5月6日

アクティビティ移行ツールについて

アクティビティ移行ツールの目的

アクティビティ移行ツールは、組織がレガシ オートメーション プロジェクトを最新の UiPath Platform に移行して最新機能にアクセスできるようにするために不可欠なコマンド ライン インターフェイス (CLI) ツールです。

  • プロセスの設定と依存関係の転送を簡素化および効率化し、移行プロセスを自動化します。
  • 依存関係やアクティビティを手動で転送する代わりに、移行時に一貫性と正確性を確保し、手作業やミスを減らします。

サポートされる移行シナリオ

プロジェクトのフレームワークの移行

以下のような戦略的、技術的、およびサポート関連の理由から、Windows - レガシ プロジェクトを Windows 対応のプロジェクトに移行することを強くお勧めします。

  1. パフォーマンスの向上: .NET Core および最新の Windows API との連携が強化されるため、Windows プロジェクトがより高速かつ効率的に実行されます。
  2. 外部ライブラリとの相互運用性の向上: Windows プロジェクトでは新しいバージョンのライブラリと依存関係がサポートされるため、外部システムとの連携が容易になります。

UI Automation モダンの機能にアクセスする

統合ターゲットや Healing Agent など、UI Automation の新機能の多くは、最新の UI Automation フレームワークにのみ対応しています。したがって、クラシック UI Automation アクティビティからモダン エクスペリエンスへの移行が必要です。

非推奨の Outlook アクティビティの移行

Microsoft はクラシック Outlook の廃止を進めており、Microsoft 365 の採用を推奨しています。そのため、アクティビティ移行ツールは、UiPath.Mail.Activities (クラシック Outlook API に依存) から、UiPath Integration Service に基づく UiPath.MicrosoftOffice365.Activities へのオートメーションの依存関係の移行をサポートしています。

アクティビティ移行ツールと Studio の Windows - レガシ プロジェクト変換ツールの比較

Studio の Windows - レガシ プロジェクト変換ツールは、以下の場合に使用します。

  • Windows - レガシ プロジェクトを Windows 対応のプロジェクトに 1 つずつ変換するだけでよい場合
  • アクティビティの移行が不要である場合

アクティビティ移行ツールは、以下の場合に使用します。

  • 複数の Windows - レガシ プロジェクトを Windows 対応のプロジェクトに変換する場合 (一括変換に対応)
  • UI Automation アクティビティまたはメール アクティビティの移行が必要な場合
  • 上記のシナリオの任意の組み合わせに該当する場合

アクティビティ移行ツールの入手場所

ツールをダウンロードするには、以下の手順を実行します。

  1. UiPath Automation Cloud に移動します。
  2. 右上隅にある [ヘルプ] ボタンを選択します。
  3. [リソース][ダウンロード] を選択します。
  4. [おすすめのダウンロード] リストで [アクティビティ移行ツール] を選択します。
  5. ダウンロード リンクを選択します。

.zip ファイルをダウンロードしたら、必ず <tool-install-dir> フォルダーにインストールしてください。

要件

  • Studio がインストールされていないマシンでツールを使用する場合は、.NET Desktop Runtime 8.0 をインストールする
  • 移行したプロジェクトをバージョン 2024.10 以降の Studio で開く

アクティビティ移行ツールの使用方法

コマンド: <tool-install-dir>\UiPath.Upgrade.exe

使用法: UiPath.Upgrade.exe [command] [options]

グローバル オプション

オプション説明
-?-h--helpヘルプや使用状況に関する情報を表示します。

利用可能なコマンド

コマンド説明
versionバージョン情報を表示します。
analyze移行対象のプロジェクトを分析します。変更は加えません。
upgrade1 つのプロジェクトまたはその一部を移行します。
bulkフォルダー内のすべてのプロジェクトを分析または移行します。

プロジェクトを分析する

このオプションは、移行を実際に実行したり、プロジェクトを変更したりせずに、移行をシミュレートしてレポートを生成します。

コマンド: <tool-install-dir>\UiPath.Upgrade.exe analyze

使用法: UiPath.Upgrade.exe analyze [options]

オプション説明
-?, -h, --helpヘルプや使用状況に関する情報を表示します。
-p, --project-path (必須)分析またはアップグレードするプロジェクトへのパスです。<project-path> として指定するフォルダーには、プロジェクトの project.json ファイルが含まれている必要があります。
-o, --output-pathアップグレードしたプロジェクトの出力パスです (任意)。指定しない場合、サフィックス _Upgraded が付いた新しいフォルダーが作成されます。
-v, --verbose詳細なログを有効化します。
-f, --output-format出力形式です。console (既定) または sarif を指定します。
-e, --extension-directory拡張機能を検索するディレクトリです。高度な用途専用です。
--ignore-missing-dependenciesアップグレード時に、見つからない依存関係を無視します。見つからない依存関係は警告として表示されます。影響を受けるワークフローでは、見つからない型が報告されたり、コンパイルに失敗したり、必要な他の移行の実行に失敗したりすることがあります。
--orchestrator-url組織名を含む、Orchestrator の完全な URL です (例: https://cloud.uipath.com/myorg)。指定しない場合、Studio からの接続が使用されます。指定する場合は、資格情報も指定する必要があります。資格情報は、--orchestrator-pat を使用して個人用アクセス トークン (PAT) で指定するか、--orchestrator-application-id--orchestrator-application-secret を使用して外部アプリケーション ID とシークレットで指定します。
--orchestrator-tenantOrchestrator のテナント名です。指定しない場合は、既定で DefaultTenant に設定されます。
--orchestrator-patOrchestrator の認証用の個人用アクセス トークン (PAT) です。Orchestrator ライブラリ フィードへのアクセスに使用します。個人用アクセス トークンを作成し、Orchestrator API のアクセス スコープ OR.Execution.Read を追加します。「個人用アクセス トークン」をご覧ください。または、--orchestrator-application-id--orchestrator-application-secret を使用して、アプリケーション ID とシークレットを設定します。
--orchestrator-application-idOrchestrator の認証用の OAuth アプリケーション ID です (PAT の代替手段)。--orchestrator-application-secret とともに使用します。「外部の OAuth アプリケーションを管理する」をご覧ください。
--orchestrator-application-secretOrchestrator の認証用の OAuth アプリケーション シークレットです (PAT の代替手段)。--orchestrator-application-id とともに使用します。「外部の OAuth アプリケーションを管理する」をご覧ください。
--enabled-extensions有効化する拡張機能のコンマ区切りのリストです。既定では、すべての拡張機能が有効化されています。利用可能な拡張機能は、UiAutomationActivitiesMailActivitiesMicrosoftActivitiesExtension です。たとえば、--enabled-extensions MailActivities,MicrosoftActivitiesExtension と指定します。
--disabled-extensions無効化する拡張機能のコンマ区切りのリストです。利用可能な拡張機能は、検出された拡張機能に基づいて動的に入力されます。
--disable-all-extensionsすべての拡張機能を無効化します。このオプションは、--enabled-extensions および --disabled-extensions と相互に排他的です。
--uia-package-version移行に使用する UI Automation アクティビティ パッケージのバージョンです。指定しない場合は、既定で 25.10.21 に設定されます。移行後のバージョンは既定値よりも後のバージョンにする必要があります。そうでない場合は、既定値が使用されます。
--uia-fix-selector-strategytrue に設定すると、移行後に既存の式に含まれる SelectorStrategy 列挙体のあいまいさが修正されます。UI Automation バージョン 25.10.29 以降に適用されます。既定値は false です。このあいまいさは、SelectorStrategy 列挙体が UiPath.Core 名前空間と UiPath.UIAutomationNext.Enums 名前空間の両方に存在するために発生します。この問題は、完全修飾名を使用すると解決します。
--mail-o365-package-version移行のために使用する Microsoft Office 365 アクティビティ パッケージのバージョンです。既定値はバージョン 3.6.10 です。移行後のバージョンは既定値よりも後のバージョンにする必要があります。そうでない場合は、既定値が使用されます。
--configカスタム構成の JSON ファイルへのパスを指定します。この構成を使用して、特定のアクティビティの既定の動作を変更したり、移行中にユーザーが入力する必要があるプロパティに定数値を割り当てたりできます。「構成ファイル」をご覧ください。

プロジェクトを移行する

このオプションは、1 つのプロジェクトまたはその一部の移行を実際に実行します。

コマンド: <tool-install-dir>\UiPath.Upgrade.exe upgrade

使用法: UiPath.Upgrade.exe upgrade [options]

オプション説明
-?, -h, --helpヘルプや使用状況に関する情報を表示します。
-p, --project-path (必須)プロジェクトの project.json ファイルを含むフォルダーへのパスです。
-o, --output-pathアップグレードしたプロジェクトの出力パスです (任意)。指定しない場合、サフィックス _Upgraded が付いた新しいフォルダーが作成されます。
-v, --verbose詳細なログを有効化します。
-f, --output-format出力形式です。console (既定) または sarif を指定します。
-e, --extension-directory拡張機能を検索するディレクトリです。高度な用途専用です。
--ignore-missing-dependenciesアップグレード時に、見つからない依存関係を無視します。見つからない依存関係は警告として表示されます。影響を受けるワークフローでは、見つからない型が報告されたり、コンパイルに失敗したり、必要な他の移行の実行に失敗したりすることがあります。
--orchestrator-url組織名を含む、Orchestrator の完全な URL です。指定しない場合、Studio からの接続が使用されます。指定する場合は、資格情報が必要です。
--orchestrator-tenantOrchestrator のテナント名です。指定しない場合は、既定で DefaultTenant に設定されます。
--orchestrator-patOrchestrator の認証用の個人用アクセス トークン (PAT) です。OR.Execution.Read スコープが必要です。
--orchestrator-application-idOrchestrator の認証用の OAuth アプリケーション ID です (PAT の代替手段)。
--orchestrator-application-secretOAuth アプリケーション シークレットです (PAT の代替手段)。
--enabled-extensions有効化する拡張機能のコンマ区切りのリストです。利用可能な拡張機能は、UiAutomationActivitiesMailActivitiesMicrosoftActivitiesExtension です。たとえば、--enabled-extensions MailActivities,MicrosoftActivitiesExtension と指定します。
--disabled-extensions無効化する拡張機能のコンマ区切りのリストです。利用可能な拡張機能は、検出された拡張機能に基づいて動的に入力されます。
--disable-all-extensionsすべての拡張機能を無効化します。--enabled-extensions および --disabled-extensions と相互に排他的です。
--uia-package-version移行後の UiPath.UIAutomation.Activities パッケージのバージョンです。既定値は 25.10.21 です。
--uia-fix-selector-strategytrue に設定すると、移行後に既存の式に含まれる SelectorStrategy 列挙体のあいまいさが修正されます。UI Automation バージョン 25.10.29 以降に適用されます。既定値は false です。このあいまいさは、SelectorStrategy 列挙体が UiPath.Core 名前空間と UiPath.UIAutomationNext.Enums 名前空間の両方に存在するために発生します。この問題は、完全修飾名を使用すると解決します。
--mail-o365-package-version移行のために使用する Microsoft Office 365 アクティビティ パッケージのバージョンです。既定値はバージョン 3.6.10 です。移行後のバージョンは既定値よりも後のバージョンにする必要があります。そうでない場合は、既定値が使用されます。
--configカスタム構成の JSON ファイルへのパスを指定します。この構成を使用して、特定のアクティビティの既定の動作を変更したり、移行中にユーザーが入力する必要があるプロパティに定数値を割り当てたりできます。「構成ファイル」をご覧ください。

リポジトリの一括移行

このオプションは、フォルダー階層内で見つかったすべてのプロジェクトを分析または移行します。

コマンド: <tool-install-dir>\UiPath.Upgrade.exe bulk

使用法: UiPath.Upgrade.exe bulk [options]

オプション説明
-?, -h, --helpヘルプや使用状況に関する情報を表示します。
-p, --path (必須)リポジトリまたはフォルダーへのパスです。project.json ファイルを含むすべてのサブフォルダーに対して移行が実行されます。
-c, --command (必須)実行するコマンドです。analyze または upgrade を指定します。
-v, --verbose詳細なログを有効化します。
-o, --output-pathアップグレードしたプロジェクトの出力ルート パスです。このフォルダーが存在しない場合は作成されます。アップグレードしたプロジェクト用に、サフィックス _Upgraded が付いた新しいフォルダーが作成されます。
--orchestrator-url組織名を含む、Orchestrator の完全な URL です。
--orchestrator-tenantOrchestrator のテナント名です。指定しない場合は、既定で DefaultTenant に設定されます。
--orchestrator-patOrchestrator の認証用の個人用アクセス トークン (PAT) です。OR.Execution.Read スコープが必要です。
--orchestrator-application-idOrchestrator の認証用の OAuth アプリケーション ID です (PAT の代替手段)。
--orchestrator-application-secretOAuth アプリケーション シークレットです (PAT の代替手段)。
--enabled-extensions有効化する拡張機能のコンマ区切りのリストです。利用可能な拡張機能は、UiAutomationActivitiesMailActivitiesMicrosoftActivitiesExtension です。たとえば、--enabled-extensions MailActivities,MicrosoftActivitiesExtension と指定します。
--disabled-extensions無効化する拡張機能のコンマ区切りのリストです。利用可能な拡張機能は、検出された拡張機能に基づいて動的に入力されます。
--disable-all-extensionsすべての拡張機能を無効化します。--enabled-extensions および --disabled-extensions と相互に排他的です。

1 つのプロジェクトを分析して詳細な出力を生成します。

UiPath.Upgrade.exe analyze -p C:\to-migrate\LegacyProcess -v
UiPath.Upgrade.exe analyze -p C:\to-migrate\LegacyProcess -v

プロジェクトを移行し、移行後の UI Automation パッケージのバージョンを指定します。

UiPath.Upgrade.exe upgrade -p C:\to-migrate\LegacyProcess -o C:\to-migrate\WindowsProcess --uia-package-version=25.10.27 -v
UiPath.Upgrade.exe upgrade -p C:\to-migrate\LegacyProcess -o C:\to-migrate\WindowsProcess --uia-package-version=25.10.27 -v

カスタムの接続設定を使用してプロジェクトを移行します。

UiPath.Upgrade.exe upgrade --project-path=C:\to-migrate\LegacyProcess --config=C:\to-migrate\connection.json
UiPath.Upgrade.exe upgrade --project-path=C:\to-migrate\LegacyProcess --config=C:\to-migrate\connection.json

フォルダーに対して一括分析を実行します。

UiPath.Upgrade.exe bulk -p C:\to-migrate -c analyze
UiPath.Upgrade.exe bulk -p C:\to-migrate -c analyze
注:
  • コマンド ライン オプションでは次の規則を使用します。
    • -p value のような短いオプションでは、スペースを使用してオプションとその値を区切る必要があります。
    • --project-path=value のような長いオプションでは、多くの場合、等号を使用して値を特定のフラグに明示的にバインドします。ほとんどのオプションで、長いオプションは、--project-path value のようにスペースを使用して指定することもできます。しかし、--config オプションは例外で、--config=value のように等号構文のみを使用できます。
  • upgrade コマンドの既定の出力は、.upgrade フォルダーの元のプロジェクトに保存される SARIF レポートです。移行されたプロジェクトは出力パスに保存されます。

構成ファイル

構成ファイルを使用すると、移行中に手動で入力する必要があるアクティビティのプロパティに定数値を設定したり、移行の既定の動作を上書きしたりできます。

--config=C:\to-migrate\connection.json のように、代入演算子 = による --config オプションを使用して移行ツールにファイル パスを渡します。

構成ファイルは次の形式に従う必要があります。

{
  "{reserved-configuration-key}": "{value}",
  "...": "...",
  "{path-to-workflow} > {activity-display-name}": {
    "{property-name}": "{property-value}"
  }
}
{
  "{reserved-configuration-key}": "{value}",
  "...": "...",
  "{path-to-workflow} > {activity-display-name}": {
    "{property-name}": "{property-value}"
  }
}
注:
  • 現在割り当てることができる {property-name} は、Connection Id のみです。
  • {reserved-configuration-key} は、アクティビティに固有の動作の変更を表します。
    • SaveOutlookMailMessage_IgnoreSaveAsType: true に設定すると、サポートされていない種類に対する Save as type の確認が無効化されます。したがって、Save as type option に関係なくアクティビティを移行できます。
  • * はワイルドカードとして機能し、{path-to-workflow} および {activity-display-name} の両方の任意の値と一致します。
  • 複数のエントリが同じワークフローやアクティビティに一致する場合は、最後に一致したエントリのみが適用されます。

Orchestrator から ConnectionId を取得する

2026 年 3 月をもって、コネクションは Integration Service から Orchestrator に移行されました。ConnectionId は、Orchestrator でコネクションの URL から直接取得できます。

  1. Orchestrator で目的のコネクションに移動します。Microsoft Outlook 365 コネクションがある Orchestrator フォルダーに移動します。
  2. コネクションを開きます。コネクションをクリックして詳細を表示します。
  3. URL を確認します。ConnectionId は、ブラウザーの URL に「https://cloud.uipath.com/{OrganizationName}/{TenantName}/orchestrator_/connections/{ConnectionId}/edit/tid={TId}」の形式で表示されます。

生産性を高めるアクティビティにコネクション ID を設定する

ConnectionId プロパティは、移行中に自動的には設定されません。構成ファイルを使用して、ワークフロー/アクティビティごとに手動で設定する必要があります。--config <config> コマンド ライン引数を使用して、構成ファイルをアクティビティ移行ツールに渡すことができます。

次の例では、ワイルドカードのフォールバックを使用して、生産性を高める特定のアクティビティ (Microsoft Office 365、GSuite) に異なるコネクション ID を割り当てます。

{
    "* > *": {
        "ConnectionId": "00000000-0000-0000-0000-000000000001"
    },
    "*\\Projects\\MailMigration\\Main.xaml > Get *": {
        "ConnectionId": "00000000-0000-0000-0000-000000000002"
    },
    "*\\Projects\\MailMigration\\* > Send Mail": {
        "ConnectionId": "00000000-0000-0000-0000-000000000003"
    }
}
{
    "* > *": {
        "ConnectionId": "00000000-0000-0000-0000-000000000001"
    },
    "*\\Projects\\MailMigration\\Main.xaml > Get *": {
        "ConnectionId": "00000000-0000-0000-0000-000000000002"
    },
    "*\\Projects\\MailMigration\\* > Send Mail": {
        "ConnectionId": "00000000-0000-0000-0000-000000000003"
    }
}

この例の各要素は次のとおりです。

  • * > * は、すべてのアクティビティに一致します。下に一致するエントリがない場合のフォールバックとして機能します。
  • *\\Projects\\MailMigration\\Main.xaml > Get * は、Main.xaml 内にある、表示名が Get で始まるすべてのアクティビティに一致します。
  • *\\Projects\\MailMigration\\* > Send Mail は、MailMigration フォルダー内にあるすべてのワークフローの Send Mail アクティビティに一致します。

移行後の UI Automation アプリケーションのスコープの動作

ほとんどの UI Automation モダン アクティビティには、アプリケーション スコープ ([アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティ) が必要です。移行時に、以下の 2 種類のスコープが作成されます。

自動的に作成されるスコープ

これらのスコープは、スコープが設定されたクラシック アクティビティ ([ブラウザーを開く][ブラウザーにアタッチ] など) の移行時に自動的に生成されます。移行後のワークフローで元の意図とフローが変更されるのを避けるため、これらのスコープは最適化されません。

合成によって生成されるスコープ

これらのスコープは、移行後にワークフローが正しくコンパイルおよび実行されるようにするために生成されます。連続する 2 つのスコープに同じプロパティ (同じセレクターや OCR エンジンなど) がある場合、元のアクティビティの順序を保ったまま 1 つのスコープに結合されます。

制限事項

UI Automation アクティビティ

  • UiPath.UIAutomation.Activities のサポートされる移行後の最小バージョンは 25.10.21 です。
  • 一部のアクティビティのプロパティには移行に関する制限があります。サポートされるアクティビティのリストについては、以下をご覧ください。
  • UI Automation のモダン アクティビティを使用する移行後のワークフローは、UI Automation のクラシック アクティビティを使用する元のワークフローよりも実行速度が遅くなることがあります。

生産性を高めるアクティビティ

ツールの制限事項

  • 既定では、アクティビティ移行ツールは、NuGet.config (オフィシャル、ローカル、Marketplace) で設定されている NuGet フィードを使用します。Orchestrator ライブラリ フィードを含めるには、analyzeupgrade、および bulk のコマンドでオプション (--orchestrator-url--orchestrator-tenant--orchestrator-pat--orchestrator-application-id--orchestrator-application-secret) を使用します。
  • 動的に生成される型またはアセンブリを使用するアクティビティでは (たとえば、一部の Excel アクティビティでは、動的に生成される型のプロパティとして列名を使用することがあります)、移行後に「種類が見つかりません。」というエラーが .xaml ファイルで発生する場合があります。

Studio のワークフロー アナライザーのルール

  • ワークフロー アナライザーのルール ST-AMG-001 は、Studio 2025.10.8 LTS および Studio 2026.0.189 STS 以降で利用できます。

移行のベスト プラクティス

移行前

  1. プロジェクトをバックアップする: 移行コマンドを実行する前に、必ず完全バックアップを作成してください。
  2. Studio とアクティビティ パッケージを更新する: UiPath Studio の最新バージョンを使用し、移行後のパッケージのバージョンが最小要件 (UiPath.UIAutomation.Activities >= 25.10.21 および UiPath.MicrosoftOffice365.Activities >= 3.6.10) を満たしていることを確認します。
  3. アップグレード前に分析する: 最初に analyze コマンドを実行します。UiPath.Upgrade.exe analyze -p -v を使用すると、プロジェクトを変更せずに SARIF レポートを生成して潜在的な問題を特定できます。
  4. 依存関係と NuGet フィードを検証する: オフィシャル フィード、ローカル フィード、Marketplace フィードが NuGet.config で正しく設定されていることを確認します。
  5. プロジェクトがライブラリ プロジェクトに依存している場合は、最初にライブラリを移行する: その後、そのライブラリを使用するプロジェクトを移行します。

移行中

  1. 1 つのプロジェクトから開始する: 一括操作を実行する前に、UiPath.Upgrade.exe upgrade -p -v を使用して 1 つのプロジェクトで移行をテストします。
  2. 複数のプロジェクトには一括移行を使用する: 検証の完了後、UiPath.Upgrade.exe bulk -p -v を実行します。フォルダー構造がクリーンで一貫性があることを確認します。
  3. コネクション ID の構成ファイルを指定する: Microsoft 365 または GSuite アクティビティの場合、必要な ConnectionId 値を含む構成ファイルを作成し、--config を使用して渡します。
{
    "* > *": {
        "ConnectionId": "00000000-0000-0000-0000-000000000001"
    }
}
{
    "* > *": {
        "ConnectionId": "00000000-0000-0000-0000-000000000001"
    }
}

移行後

  1. SARIF レポートを確認する: プロジェクト ディレクトリ内の .upgrade フォルダーを確認し、フラグが付けられた問題に対処します。
  2. 移行したプロジェクトを Studio で開いて [プロジェクトを分析] を実行する: ワークフロー アナライザーのルール ST-AMG-001 (Studio 2025.10.8 LTS/Studio 2026.0.189 STS 以降で利用可能) の結果を確認して、移行後のアクションが必要なアクティビティを特定します。
  3. アプリケーション スコープを検証する: 結合されたスコープが期待どおりに動作することを確認します。[アプリケーション/ブラウザーを使用] アクティビティを使用してワークフローをテストします。
  4. エンドツーエンドのテストを実行する: 移行したワークフローを運用環境にデプロイする前に、管理された環境で実行します。

パフォーマンスとメンテナンス

  1. UI Automation セレクターを最適化する: 移行後、セレクターの精度と安定性を確認します。
  2. 実行時間を監視する: モダン アクティビティは最初、実行速度が遅いことがあります。必要に応じて最適化します。
  3. 変更を文書化する: 監査やロールバックのために、移行したプロジェクト、移行後のバージョン、適用された設定を記録します。

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