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- ST-DBP-002 - 多数の引数
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- ST-DBP-007 - 複数のフローチャートレイヤー
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- ST-DBP-021 - ハードコードされたタイムアウト
- ST-DBP-023 - 空のワークフロー
- ST-DBP-024 - 永続性アクティビティの確認
- ST-DBP-025 - 変数のシリアル化の前提条件
- ST-DBP-027 - Persistence のベスト プラクティス
- ST-DBP-028 - 引数のシリアル化の前提条件
- ST-USG-005 - ハードコードされたアクティビティ引数
- ST-USG-009 - 未使用の変数
- ST-USG-010 - 未使用の依存関係
- ST-USG-014 - パッケージの制限
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- ST-USG-020 - 最小ログ メッセージ
- ST-USG-024 - 未使用で保存されたままの値
- ST-USG-025 - 保存した値の誤用
- ST-USG-026 - アクティビティの制限
- ST-USG-027 - 必要なパッケージ
- ST-USG-028 - ファイル テンプレートの呼び出しの制限
- ST-USG-027 - 必須のタグ
- ST-USG-034 - Automation Hub URL
- 変数
- 引数
- インポートされた名前空間
- コード化されたオートメーション
- トリガーベースの有人オートメーション
- オブジェクト リポジトリ
- ScreenScrapeJavaSupport ツール
- 拡張機能
- Studio でのテスト
- トラブルシューティング

Studio ガイド
長期実行のワークフローのオートメーションでは、RPA に適用される BPMN (Business Process Model and Notation) の概念を使用してプロセスをモデル化および自動化できます。長期実行のワークフローを使用すると、[ワークフローを呼び出し]、[シーケンス]、[時間差で再開] などのアクティビティで使い慣れた RPA の用語を使用して、BPMN の構造と明確さを Studio に取り入れることができます。このアプローチにより、BPMN の視覚的な表現力を RPA の実用性と組み合わせて、自動化されたステップと人間参加型のステップの両方にまたがるプロセスを簡単に設計、調整、管理できます。
長期実行のワークフローには新しいデザイナー キャンバスが追加され、[アクティビティ] パネルで [長期実行のワークフロー] カテゴリにグループ化された専用のアクティビティが使用されます。デザイナーの各ノードは、キャンバスで直接構成できるか、いくつかの簡単な構成手順を必要とするアクティビティを表します。さらに、Process Mining で各ノードを追跡すると、プロセスを確認してさらに最適化できます。
- 新しいキャンバスを使用して、長期実行のエンタープライズ プロセスを業界標準の BPMN 形式で設計する
- エンドツーエンドのプロセス全体にわたってオートメーションを一元的に把握する
- アクティビティとアクティビティ テンプレートを活用してプロセスを迅速にモデル化する
- 分離されたエラー ハンドラー、エラー境界イベント、およびエラー終了イベントの各アクティビティにより、エラー処理と回復性を強化する
- ボトルネックを発見して改善対象となる領域を特定し、プロセスを最適化する
- 請求書の処理
- 人事部によるオンボーディング
- チケット管理
- 注文フルフィルメント
- インシデント管理
Studio プロジェクトで長期実行のワークフローを作成するには、リボンの [新規] ボタンを選択し、[長期実行のワークフロー] を選択します。オートメーションの詳細を設定し、[作成] を選択します。
- [スタート] タブの [テンプレートから新規作成] パネル
- [テンプレート] タブ
その後、オートメーションの詳細を設定して [作成] を選択できます。
- UiPath.FlowchartBuilder.Activities
- UiPath.System.Activities
*.bpmn)] を選択します。これにより、ファイルからインポートされたモデルを含む、新しい長期実行のワークフローが作成されます。
- BPMN ファイルは、あらゆる種類のプロジェクトにインポートできます。BPMN ファイルをインポートすると、UiPath.FlowchartBuilder.Activities パッケージもプロジェクトにインストールされます。
- サポートされない BPMN アクティビティをインポートすると、アクティビティ ノードの横に警告アイコンが表示されます。検証エラー メッセージでは、アクティビティの種類がサポートされていないため変更が必要な旨も通知されます。
長期実行のワークフロー プロジェクトでは、Flowchart Builder アクティビティ パッケージに含まれる一連の別個のアクティビティを使用します。
フローチャートと同様に、長期実行のワークフローも相互接続されたノードを特徴としています。各ノードは 1 つのアクティビティに対応し、デザイナーまたは [プロパティ] パネルで設定できます。プロセスの実行を制御するイベントとして機能するアクティビティもあれば、他のアクティビティやワークフローのプレースホルダーとして機能するアクティビティもあります。一部のアクティビティを設定するには、シーケンスへの移動が必要になる場合があります。
- トリガー: プロセスを開始する方法とタイミングを定義します。トリガーはプロセスのエントリ ポイントに相当します。
- シーケンス: プロセスの構成要素に相当します。シーケンスは、プロセスで実行されるアクションや操作のプレースホルダーとして機能します。
- サブプロセス: プロセス内の関連要素をグループ化してワークフローを簡素化し、可読性を向上させるタスクに相当します。
- ゲートウェイ: プロセス内の判断ポイントまたは制御フロー ロジックを定義して、ワークフローの条件付きルーティングや並列実行を可能にします。
- イベント: 特定のアクションによってワークフローを一時停止する、プロセス内のポイントに相当します。エラー ハンドラー イベントは、シーケンスまたはサブプロセスに接続し、実行を別のパスにルーティングします。
- 終了: プロセス パスの終了をマークします。終了イベントには、視覚的なマーカーを表すものもあれば、特定のアクションをトリガーするものもあります。
各アクティビティの詳細な説明、ユース ケース、およびこれらのアクティビティを長期実行のオートメーション内に統合する最適な方法の例については、「ワークフローに関するアクティビティ」ガイドで Flowchart Builder アクティビティをご覧ください。
長期実行のワークフローはすべて、既定でデザイナーに [手動トリガー] が追加された状態から始まります。[手動トリガー] ノードは、デザイナー内で移動することはできますが、削除することはできません。
[アクティビティ] パネルから、長期実行のワークフロー プロジェクトに他のアクティビティを追加できます。このパネルには、BPMN のコンテキストで使用できるアクティビティのみが含まれており、[長期実行のワークフロー] カテゴリにグループ化されています。[アクティビティ] パネルには [おすすめ] カテゴリもあり、ここには他の要素に変換できるルート アクティビティが含まれています。
- [シーケンス]を [エージェント]、[人間による承認]、[ビジネス ルール]、[ワークフローを呼び出し]、[アクティビティ]、[トリガーを待機]、[サブプロセス]、または [分離されたエラー ハンドラー] に変更する
- [手動トリガー] を [スケジュールに従う] または [アプリのトリガー時] に変更する
- [イベント プレースホルダー]を [時間差で再開] または [メッセージを待機] に変更する
- [終了] を [スロー] または [強制終了] に変更する
- 既定 (Default)
- 緑
- 青
- 赤
- 黄
- 紫