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- ST-DBP-021 - ハードコードされたタイムアウト
- ST-DBP-023 - 空のワークフロー
- ST-DBP-024 - 永続性アクティビティの確認
- ST-DBP-025 - 変数のシリアル化の前提条件
- ST-DBP-027 - Persistence のベスト プラクティス
- ST-DBP-028 - 引数のシリアル化の前提条件
- ST-USG-005 - ハードコードされたアクティビティ引数
- ST-USG-009 - 未使用の変数
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- ST-USG-014 - パッケージの制限
- ST-USG-017 - パラメーターの修飾子が無効
- ST-USG-020 - 最小ログ メッセージ
- ST-USG-024 - 未使用で保存されたままの値
- ST-USG-025 - 保存した値の誤用
- ST-USG-026 - アクティビティの制限
- ST-USG-027 - 必要なパッケージ
- ST-USG-028 - ファイル テンプレートの呼び出しの制限
- ST-USG-027 - 必須のタグ
- ST-USG-034 - Automation Hub URL
- 変数
- 引数
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- コード化されたオートメーション
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- Salesforce の操作の自動化
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- 拡張機能
- Studio でのテスト
- トラブルシューティング

Studio ガイド
長期実行のワークフローのオートメーションでは、BPMN (Business Process Model and Notation) の概念を使用し、複雑な業務プロセスをモデル化および自動化できます。BPMN は、業務プロセスと情報の流れを示すために使用される、標準化されたグラフィカル表現です。BPMN は広く採用されているため、業務活動、プロセス管理、プロセス改善の理解を促進するのに役立ちます。
長期実行のワークフローでは、UI、API、および AI を活用した機能を利用しながら、自動化されたタスク、人間のタスク、判断ベースのタスクを統合することにより、複雑なフロー制御ロジックを含む業務プロセスを設計できます。
長期実行のワークフローには新しいデザイナー キャンバスが追加され、[アクティビティ] パネルで [長期実行のワークフロー] カテゴリにグループ化された専用のアクティビティが使用されます。デザイナーの各ノードは、キャンバスで直接構成できるか、いくつかの簡単な構成手順を必要とするアクティビティを表します。さらに、Process Mining で各ノードを追跡すると、プロセスを確認してさらに最適化できます。
- 新しいキャンバスを使用して、長期実行のエンタープライズ プロセスを業界標準の BPMN 形式で設計する
- エンドツーエンドのプロセス全体にわたってオートメーションを一元的に把握する
- アクティビティとアクティビティ テンプレートを活用してプロセスを迅速にモデル化する
- 分離されたエラー ハンドラー、エラー境界イベント、およびエラー終了イベントの各アクティビティにより、エラー処理と回復性を強化する
- ボトルネックを発見して改善対象となる領域を特定し、プロセスを最適化する
- 請求書の処理
- 人事部によるオンボーディング
- チケット管理
- 注文フルフィルメント
- インシデント管理
Studio プロジェクトで長期実行のワークフローを作成するには、リボンの [新規] ボタンを選択し、[長期実行のワークフロー] を選択します。オートメーションの詳細を設定し、[作成] を選択します。
- [スタート] タブの [テンプレートから新規作成] パネル
- [テンプレート] タブ
その後、オートメーションの詳細を設定して [作成] を選択できます。
- UiPath.FlowchartBuilder.Activities
- UiPath.System.Activities
- [プロジェクト] パネルから BPMN ファイルをインポートする: [プロジェクト] パネル内で右クリックし、コンテキスト メニューから [ファイルをインポート] を選択し、[ファイルの種類] ドロップダウン メニューから [ビジネス プロセス ダイアグラム] (
*.bpmn
) を選択します。これにより、ファイルからインポートされたモデルを含む、新しい長期実行のワークフローが作成されます。注:- BPMN ファイルは、あらゆる種類のプロジェクトにインポートできます。BPMN ファイルをインポートすると、UiPath.FlowchartBuilder.Activities パッケージもプロジェクトにインストールされます。
- サポートされない BPMN アクティビティをインポートすると、アクティビティ ノードの横に警告アイコンが表示されます。検証エラー メッセージでは、アクティビティの種類がサポートされていないため変更が必要な旨も通知されます。
- [Autopilot] パネルを使用する: 長期実行のワークフローで [Autopilot] パネルを開き、[長期実行のワークフローを生成] オプションを選択します。BPMN ファイルを見つけて [開く] を選択します。
注: BPMN ファイルから長期実行のワークフローを生成すると、既存のダイアグラムは置き換えられます。
長期実行のワークフロー プロジェクトでは、Flowchart Builder アクティビティ パッケージに含まれる一連の別個のアクティビティを使用します。
フローチャートと同様に、長期実行のワークフローも相互接続されたノードを特徴としています。各ノードは 1 つのアクティビティに対応し、デザイナーまたは [プロパティ] パネルで設定できます。プロセスの実行を制御するイベントとして機能するアクティビティもあれば、他のアクティビティやワークフローのプレースホルダーとして機能するアクティビティもあります。一部のアクティビティを設定するには、シーケンスへの移動が必要になる場合があります。
- 開始イベント: プロセスを開始する方法とタイミングを定義します。開始イベントはプロセスのエントリ ポイントに相当します。
- タスク: プロセスの構成要素に相当します。タスクは、プロセスで実行されるアクションや操作のプレースホルダーとして機能します。
- サブプロセス: プロセス内の関連要素をグループ化してワークフローを簡素化し、可読性を向上させるタスクに相当します。
- ゲートウェイ: プロセス内の判断ポイントまたは制御フロー ロジックを定義して、ワークフローの条件付きルーティングや並列実行を可能にします。
- 中間イベント: 特定のアクションによってワークフローを一時停止する、プロセス内のポイントに相当します。
- 境界イベント: タスクまたはサブプロセスに接続し、実行を別のパスにルーティングします。
- 終了イベント: プロセス パスの終了をマークします。終了イベントには、視覚的なマーカーを表すものもあれば、特定のアクションをトリガーするものもあります。
各アクティビティの詳細な説明、ユース ケース、およびこれらのアクティビティを長期実行のオートメーション内に統合する最適な方法の例については、「ワークフローに関するアクティビティ」ガイドで Flowchart Builder アクティビティをご覧ください。
長期実行のワークフローはすべて、既定でデザイナーに [開始イベント] アクティビティが追加された状態から始まります。[開始イベント] ノードは、デザイナー内で移動することはできますが、削除することはできません。
[アクティビティ] パネルから、長期実行のワークフロー プロジェクトに他のアクティビティを追加できます。このパネルには、BPMN のコンテキストで使用できるアクティビティのみが含まれており、[長期実行のワークフロー] カテゴリにグループ化されています。[アクティビティ] パネルには [おすすめ] カテゴリもあり、ここには他の要素に変換できるルート アクティビティが含まれています。
- [タスク] を [エージェンティック タスク]、[ユーザー タスク]、[ビジネス ルール タスク]、[サービス タスク]、[送信タスク]、[受信タスク]、または [サブプロセス] に変更する
- [開始イベント] を [タイマー開始イベント] または [メッセージ開始イベント] に変更する
- [中間イベント] を [タイマー中間キャッチ イベント] または [メッセージ中間キャッチ イベント]に変更する
- [終了イベント] を [エラー終了イベント] または [強制終了イベント] に変更する
- 既定 (Default)
- 緑
- 青
- 赤
- 黄
- 紫