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Document Understanding アクティビティ
Last updated 2024年10月29日

Abbyy OCR

UiPath.Abbyy.Activities.AbbyyOCR

注: UiPath.Abbyy.Activities パッケージは非推奨となっており、現在はサポート対象外です。また、このパッケージは UiPath Studio の [パッケージを管理] のオフィシャル フィードのリストに含まれません。

詳しくは、「非推奨化のタイムライン」をご覧ください。

Abbyy OCR エンジンを使用して、指定した UI 要素または画像から文字列とその情報を抽出します。他の OCR アクティビティ ([OCR で検出したテキストをクリック][OCR で検出したテキスト上でホバー][OCR でテキストを取得][OCR でテキスト位置を探す] など) で使用できます。

注: Studio v19.10 で v1.5.0 の UiPath.Abbyy.Activities パッケージに含まれるこの OCR アクティビティを使用する場合は、v2.0.1 以降の UiPath.CoreIPC パッケージをインストールしてください。
注: ABBYY FineReader Engine SDK が必要です。このエンジンは、UiPath セールス部門によって配布されたライセンスでのみ動作します。XPath 構文について詳しくは、こちらをご覧ください。

プロパティ

共通
  • 表示名 - アクティビティの表示名です。
入力
  • 画像 - 処理対象の画像です。このフィールドでは Image 型の変数のみがサポートされています。
その他
  • プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
オプション
  • CorrectOrientation - 選択した場合、ページの向きは、エンジンによって検出され、必要に応じて、自動的に補正されます。既定では、このチェック ボックスが選択されています。
  • 歪みを修正 - ページが歪んでいるかどうかを検出し、自動的にそれを修正します。ドロップダウンには 3 つのオプションがあります。[自動] では、歪みが検出された画像のみを修正します。[はい] では、すべてのページの歪みを強制的に修正します。[いいえ] では、歪みの修正は自動的には行われません。既定では、このプロパティは [自動]に設定されています。
  • カスタムの認識プロファイルへのパス - カスタム ビルドの認識プロファイルへのフル パスです。このフィールドでは、文字列と String 型の変数のみがサポートされています。
  • ExtractWords - このチェック ボックスをオンにした場合は、検出された各単語の画面上の位置が抽出されます。
  • FineReader のバージョン - 使用する Fine Reader Engine のバージョンを指定します。オプションは [FineReaderEngine 11][FineReaderEngine 12] です。既定では、このプロパティは [FineReaderEngine 11] に設定されています。
  • 言語 - OCR エンジンで UI 要素または画像からテキストを抽出するために使用される言語です。ABBYY FineReader Engine には、既定でサポートされている OCR 言語の大部分が含まれています。OCR 言語は、エンジンが正常にインストールされるとすぐに使用することができます。「english」、「japanese」、「romanian」など、完全な言語名を記述する必要があります。
  • 定義済みの認識プロファイル - 画像を処理するときに使用される定義済み認識プロファイルを指定します。このフィールドでは文字列と String 型の変数のみがサポートされています。事前定義されたプロファイルのリストについては、事前定義された認識プロファイルの表をご覧ください。
  • プロファイル - OCR の読み取りを向上させる目的で、指定した画像または UI 要素の前処理プロファイルを選択します。次のオプションが使用できます。None では、前処理プロファイルを適用しません。Screen では、リモート デスクトップ アプリケーションに適した前処理を行います。Scan では、スキャンしたファイルに適した前処理を行います。Legacy では、画像の前処理にエンジンの既定の設定を使用します。既定のオプションは Legacy です。
  • Scale - 選択した UI 要素または画像の倍率です。値が高いほど画像が拡大されます。これにより OCR の読み取りを向上させることができるため、画像が小さい場合にお勧めします。倍率を下げたい場合は 0 ~ 1 の間の値も指定できます。既定値は 1 です。
出力
  • 信頼度 - 結果の信頼度スコアです。Int32 型の変数に格納されます。このフィールドでは、Int32 型の変数のみがサポートされています。
  • 結果 - 抽出された単語と画面上の位置が表示されます。このフィールドでは KeyValuePair <rectangle,string> 型の変数のみがサポートされています。
  • Text - 抽出したテキストです。このフィールドは String 型変数のみをサポートします。

定義済みの認識プロファイル

認識プロファイル

説明

DocumentConversion_Accuracy

ドキュメントを編集可能な形式に変換ため、正確性が最適化されます。

DocumentConversion_Speed

ドキュメントを編集可能な形式に変換ため、速度が最適化されます。

DocumentArchiving_Accuracy

デジタル アーカイブを作成するため、精度が最適化されます。

DocumentArchiving_Speed

デジタル アーカイブを作成するため、速度が最適化されます。

BookArchiving_Accuracy

電子ライブラリを作成するため、正確性が最適化されます。

BookArchiving_Speed

電子ライブラリを作成するため、速度が最適化されます。

TextExtraction_Accuracy

ドキュメントからテキストを抽出するため、精度が最適化されます。

TextExtraction_Speed

ドキュメントからテキストを抽出するため、速度が最適化されます。

FieldLevelRecognition

短いテキストの断片を認識するため。

BarcodeRecognition_Accuracy

バーコードを抽出するため、正確が最適化されます。BarcodeRecognition 名下で呼び出すことができます。

BarcodeRecognition_Speed

バーコードを抽出するために、速度が最適化されます。

HighCompressedImageOnlyPdf

画像として保存されたドキュメント全体を含む高圧縮 PDF ファイルを作成するため。

BusinessCardsProcessing

名刺を認識するため。

EngineeringDrawingsProcessing

テキストが異なる方向に配置された技術図面を認識するため。

Version9Compatibility

互換性のために提供され、処理パラメータを既定値である ABBYY FineReader Engine 9.0 に設定します。

  • プロパティ
  • 定義済みの認識プロファイル

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