RHEL 8.9 でレジストリの一時インストールが失敗する

説明

RHEL 8.9 に一時レジストリをインストールすると、プロセスが失敗する問題が発生することがあります。 この問題は、Podman の systemd generate コマンドが非推奨であり、Podman によって生成された systemd ファイルにsecontextがないために発生します。このような状態が続くと、 systemd 必要なファイルにアクセスできなくなり、インストールが正常に失敗します。

解決策

この問題を修正するには、次の手順でコンテナー レジストリを起動する必要があります。

1. セキュリティ コンテキストを調整します。

   chcon -u unconfined_u -r object_r -t systemd_unit_file_t /etc/systemd/system/container-registry-tmp.service

2. systemd マネージャーの設定を再読み込みします。

   systemctl daemon-reload

3. レジストリ サービスを有効にします。

   systemctl enable container-registry-tmp.service

4. レジストリ サービスを開始します。

   systemctl start container-registry-tmp.service

これらの手順を使用してコンテナー レジストリを起動した後は、レジストリのインストール コマンドを再試行する必要はありません。