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Maestro ユーザー ガイド
メニュー バーの [データを再読み込み] オプションを使用すれば、[最適化] タブに表示されるデータをいつでも更新できます。
プロセス グラフには、実行したプロセスの過程がエンドツーエンドで表示されます。このグラフでは、さまざまなバリアント、つまり、プロセスが最初から最後までたどる可能性のあるさまざまなパスをすべて調べることができます。
プロセス グラフのユーティリティ バーを使用して、表示するノード メトリックとエッジ メトリックを選択できます。
プロセス グラフに対して別のアクティビティ メトリックを選択するには、以下の手順に従います。
- プロセス グラフのユーティリティ バーからアクティビティ メトリック アイコン
を選択します。
- 利用可能なメトリックのリストから別のメトリックを選択します。
メトリック | 説明 |
---|---|
トレースの数 | プロセスのトレースの数です。 |
平均サイクル時間 | アクティビティの実行に要する平均時間です。 |
プロセス グラフに対して別のエッジ メトリックを選択するには、以下の手順に従います。
- プロセス グラフのユーティリティ バーでエッジ メトリック アイコン
を選択します。
- 利用可能なメトリックのリストから別のメトリックを選択します。
次の表で、利用可能なエッジ メトリックについて説明します。
メトリック | 説明 |
---|---|
トレースの数 | プロセスのトレースの数です。 |
トランジションの数 | トランジションの総数です。 |
平均スループット時間 | 開始ノードから次のノードに移動するのに要する平均時間です。 |
KPI 履歴グラフには、プロセスの主要な KPI に関する情報が表示され、全体的なパフォーマンスの経時的推移についての洞察が得られます。次の表で、利用可能な KPI について説明します。
KPI グラフ | 説明 |
---|---|
トレースの数 | プロセスのトレースの数です。 |
バリアントの数 | プロセス バリアントの合計数です。 |
適合率 | 参照モデルに適合しているトレースの割合です。適合率が高いほど、基準モデルへの適合度が高くなります。
ヒント: Process Mining の [適合性チェック] ダッシュボードにアクセスするには、KPI カードの [ダッシュボード] リンクを選択します。ダッシュボードが新しいブラウザー タブで開きます。[適合性チェック] ダッシュボードには、プロセスが参照モデルに準拠しているかどうかを判断するのに役立つ情報が表示されます。[適合性チェック] ダッシュボードにより、非効率な箇所、コンプライアンスに関する問題、プロセスの強化の機会、および実際のプロセスと参照プロセス モデルの不一致を検出できます。詳しくは、「適合性チェック」をご覧ください。
|
自動化率 | エンドツーエンドのプロセスにおいて自動化されたイベントの割合です。 |
平均トレース時間 | トレースの実行に要する平均時間です。 |
非効率性が著しいとしてプロセスで特定された箇所が [プロセスの非効率な箇所] セクションに表示されます。
次の表に、特定できるさまざまな種類の非効率な箇所を示します。
非効率 性 | 説明 |
ボトルネック | 平均スループット時間の 2 倍の時間がかかるアクティビティ、またはスループット時間が最も長いアクティビティ。 |
手動処理 | 平均手動処理時間の 2 倍の時間がかかるアクティビティ、または手動処理時間が最も長いアクティビティ。 |
自動化率が低い | 自動化率が平均自動化率より低いアクティビティ。 |
再作業 | 単一のケース内で複数回発生するアクティビティです。 |
[最適化] タブの非効率な箇所を示すカードで詳細を表示するほか、[すべて表示] オプションを選択することで、単一のエージェンティック プロセスのプロセス最適化アプリに直接アクセスできます。[すべて表示] オプションを選択すると [概要] ダッシュボードが表示され、プロセス グラフから別の非効率な箇所を特定してフィルターを適用できます。
詳しくは、「プロセスの非効率な箇所を特定する」をご覧ください。
Process Mining のプロセス最適化アプリで該当する機能に直接アクセスして、[最適化] タブに表示されるプロセス分析から詳細を確認できます。カードの [詳細を表示] オプションを選択して、ブラウザーの新しいタブでプロセス最適化アプリを開きます。
- バージョンを比較: [概要] ダッシュボードを比較モードで表示し、プロセスから 2 組の一連のパスを比較できます。詳しくは、「比較」を参照してください。
- 変更のシミュレーションと影響の評価: プロセスのシミュレーション ダッシュボードを表示し、プロセスの実際の動作とモデリングされたバージョンを比較して、不整合や改善の余地を明らかにすることができます。詳しくは、「プロセスのシミュレーション」をご覧ください。
- 適合性を監視: プロセスが [プロセス モデルを検出] または [BPMN モデルをインポート] に準拠しているかどうかの判断で効果的な情報を提供する [適合性チェック] ダッシュボードを表示します。詳しくは、「適合性チェック」をご覧ください。