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Maestro ユーザー ガイド
プロパティとデータを設定する
実行時の動作を設定する
プロパティにより、プロセスの実行方法を設定します。これにより、BPMN ダイアグラムが実行可能なワークフローになります。Maestro のすべてのイベント、タスク、ゲートウェイには実行時のプロパティがあり、それによって、実行する内容、使用するデータ、次に実行する処理を定義します。
[プロパティ] パネルを使用してプロセスをオートメーション、エージェント、または API に接続し、データ マネージャーを使用して変数とマッピングを処理します。これらが連携して、プロセスを通じて情報がどのように移動するかを制御します。
クイック スタート: 任意の要素を設定する
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キャンバス上で要素を選択します。
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右上隅のレンチ アイコンを使用して、[プロパティ] パネルを開きます。
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[実装] でアクションを選択します (例: [RPA ワークフローを開始して待機])。
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ステップ間でデータを渡すために、[入力] と [出力] を追加または選択します。
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データ マネージャーで変数を確認し、設定をテストします。
ヒント:パブリッシュする前に、[デバッグ] または [シミュレート] を使用して設定をすぐにテストできます。
プロパティ パネルの主要なセクション

| セクション | 目的 |
|---|---|
| 全般 | 要素の名前、説明、およびシステム ID を定義します。 |
| 実装 | 実行時のアクションを選択します (例: オートメーション、エージェント、またはコネクタを呼び出す)。 |
| 入力/出力 | 要素で使用する変数、式、または Data Fabric のフィールドをマップします。 |
| XML | 未加工の BPMN XML を検査します (上級ユーザーまたはサポート用)。 |

BMPN XML でサポートされている要素については、「BPMN Specification - Business Process Model and Notation」をご覧ください。
開始イベントの入力と終了イベントの出力を設定すると、Orchestrator のインターフェイスまたは API からプロセスを開始するときに入力引数の値を設定できます。これにより、前述のソースに出力を返すこともできます。
要素レベルのリトライ
要素レベルのリトライ機能により、タスク レベルの失敗をエラーとしてマークする前に、Maestro でその失敗を自動的にリトライする方法を定義できます。この機能を使用すると、一時的な問題を手動での介入なしに処理できます。
要素レベルのリトライを使用する理由
タスクが失敗すると、Maestro は [プロパティ] パネルで定義されているリトライ ストラテジに基づいてタスクを再実行できます。これにより、一時的なエラーを吸収して、依存システムに回復するための猶予を与え、長期実行プロセスを安定させることができます。
リトライの設定方法
- タスク要素 (サービス タスクなど) を選択します。
- [プロパティ] パネルで、[エラー処理] → [Element-level retries]を展開します。
- [エラー発生時にリトライ] をオンにします。
- リトライ ストラテジのパラメーターを選択または編集します。
- 最大リトライ回数: タスクが完全に失敗するまでのリトライ試行の回数です。
- 初期待機時間: 最初のリトライまでの待機時間です (ISO 8601 形式の時間、
PT1Sなど)。 - [バックオフ]の種類: [静的]、[線形] 、または [指数] から選択します。
- 指数ベース: (任意) [バックオフ] で [指数] を選択した場合に適用されます。
- 最大時間: (任意) リトライ間の最大待機時間です。
- エラー発生時にリトライ: リトライをトリガーするエラーを選択します (例: [すべて])。
要素レベルのリトライは、実行可能なタスク (例: サービス、エージェント、API ワークフロー、キュー アイテム) にのみ適用されます。ゲートウェイやイベント キャッチ要素では利用できません。

データ マネージャー (Data Manager)
データ マネージャーには、プロセスのすべての変数、引数、データ ソースが一元されます。
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入力データと出力を定義してから、それをタスク間で再利用する
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Data Fabric またはコネクタのペイロードからのデータ構造をプレビューする
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デプロイ前に式を検証およびテストする

変数名を常に意味のある名前 (例: InvoiceId、ApprovalStatus) にしておくと、後でデバッグや監視するのが容易になります。
開始イベントの入力と終了イベントの出力を設定すると、Orchestrator のインターフェイスまたは API からプロセスを開始するときに入力引数の値を設定できます。これにより、前述のソースに出力を返すこともできます。