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Maestro ユーザー ガイド

最終更新日時 2026年5月20日

Maestro での Data Fabric の操作

Maestro プロセスでは、BPMN タスクの式や出力のマッピングから直接、Data Fabric レコードのクエリや更新を行うことができます。このページでは、サポートされているクエリ プレフィックスと出力アクションについて説明します。

クエリ プレフィックス

Data Fabric の式のクエリ プレフィックスを使用すると、レコードを内部レコード ID ではなくフィールド値で取得できます。次の 2 つのプレフィックスがサポートされています。

プレフィックスフル ネーム戻り値の型一致がない場合の動作複数の一致がある場合の動作
qes:Query Expansion Single単一のレコード空の結果を返します。エラーを返します。
qem:Query Expansion Multiple最大 1,000 件のレコードの配列空の配列を返します。一致するすべてのレコードを返します。

式の構文

datafabric.EntityName["qes:FieldName=Value"].FieldToRead
datafabric.EntityName["qem:FieldName=Value"]
datafabric.EntityName["qes:FieldName=Value"].FieldToRead
datafabric.EntityName["qem:FieldName=Value"]

例 — 単一のレコードの検索

datafabric.LoanApplicationCase["qes:CaseId=HL-999"].LoanAmount
datafabric.LoanApplicationCase["qes:CaseId=HL-999"].LoanAmount

例 — 複数のレコードの検索

datafabric.LoanApplicationCase["qem:Status=Pending"]
datafabric.LoanApplicationCase["qem:Status=Pending"]

各プレフィックスを使用すべき状況

qes: は、予期されるレコードが 1 つだけである検索に適しています。クエリが複数のレコードと一致する場合、Maestro はエラーを返し、ワークフローは停止します。レコードが見つからない場合は、空の結果を返して実行を続行します。

qem: は、複数のレコードが返される可能性のあるクエリに適しています。Maestro は、最大 1,000 件の一致するレコードの配列を返します。プロセスでマルチインスタンス マーカーまたはループを使用してこの配列を反復処理することにより、複数の Data Fabric レコードへの展開パターンを 1 ステップで実現できます。

注:

式を qes: から qem: に移行する場合は、下流の変数参照を更新してください。qes: は単一のレコード オブジェクトを返し、qem: は配列を返します。

出力アクション

Data Fabric エンティティを対象とする BPMN タスクの出力では、以下の 3 つのアクションがサポートされます。各アクションでは、一致するレコードが存在するかどうかに応じて、出力で新しいレコードを挿入するか、既存のレコードを変更するか、その両方を行うかが判断されます。

操作動作レコードが存在する必要があるかどうか
create新しいレコードを挿入します。いいえ
updateレコード ID で識別される既存のレコードを変更します。はい
upsert一致が見つからない場合は新しいレコードを挿入します。一致が見つかった場合は既存のレコードを更新します。いいえ

出力アクションは、タスクの [プロパティ] パネルの [出力] セクションで設定します。[プロパティ] パネルについて詳しくは、「プロパティとデータを設定する」をご覧ください。

  • クエリ プレフィックス
  • 式の構文
  • 各プレフィックスを使用すべき状況
  • 出力アクション
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