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Maestro ユーザー ガイド

最終更新日時 2026年5月5日

カスタム インスタンス ID

概要

既定では、Maestro は各プロセス インスタンスをシステムによって生成された ID で識別します。カスタム インスタンス ID を使用すると、そのラベルを、人間が判読できる動的な値 (注文番号や顧客名など) に置き換えることができます。値は、プロセスが実行時に受け取るデータから導き出されます。

カスタム インスタンス ID はインスタンス リストに直接表示されるため、インスタンスを開かなくても、インスタンスがどの値に対してなぜ実行されたかを特定できます。

前提条件

  • Maestro のキャンバスでエージェンティック プロセスが開いている
  • プロセスに開始イベントがある

カスタム インスタンス ID を設定する

  1. キャンバスで開始イベントを選択します。

  2. [プロパティ] パネルの [全般] セクションに移動します。

  3. [カスタム インスタンス ID] フィールドで、以下のいずれかのオプションを使用して値を設定します。

    • 変数 — 開始イベント変数または入力引数を選択します。
    • — 変数を組み合わせるか、出力の書式を設定する式を作成します (例: string.Format("Order: {0}", vars.OrderId))。
    • リテラル — 固定のテキスト値を入力します。
  4. プロセスをパブリッシュします。

結果

インスタンスを実行すると、Maestro は開始イベントの完了後にカスタムインスタンス ID の式を評価し、その結果をインスタンス名としてインスタンス リストに表示します。

評価時にまだ解決されていない変数を式で参照している場合、カスタム インスタンス ID は、その値が利用可能になるまで空白として表示されます。

制限事項

  • カスタム インスタンス ID は開始イベントにのみ設定できます。また、開始イベントの実行直後に 1 回だけ評価されます。アクティビティや終了イベントに値を設定しても適用されません。
  • インスタンスの管理、Insights、Process Mining では、カスタム インスタンス ID によるインスタンスの検索とフィルター処理はまだサポートされていません。

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